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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
社会的養護Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Alternative Child Care Ⅰ
時間割コード
/Registration Code
13023401
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科子ども学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
中野 菜穂子
オフィスアワー
/Office Hour
中野 菜穂子(金曜5限 )
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/02/25
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
子どもの権利を踏まえた社会的養護の意義及び歴史的変遷と現在の実施体制を理解する。あわせて要養護児童をめぐる現状と背景を検討し、家族再統合支援を含む個別支援計画の意義と地域福祉との関連を理解する。問題発生予防から適切な保護とケアに至る社会的養護の展開と保育者の役割、社会的養護の今後の課題を総合的に理解する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
子どもの権利 要保護児童 児童福祉施設 家庭養護
 
履修上の注意
/Notes
児童福祉論を履修済みであることが望ましい
教科書
/Textbook(s)
教科書 『子どもの養護ーぞの理念と実践ー』みらい
参考文献等
/References
授業の進展に沿って随時紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
各種施設の全国協議会(全国児童養護施設協議会・全国乳児院協議会等)、自主的研究団体(全戸期養護問題研究会・全国障碍者問題研究会等)、社会的養護にかかわる諸団体(全国里親会・家庭養護促進協会等)のHPや発行雑誌等から最新の情報や取り組みを把握することを薦める。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
保育士資格必修
備考
/Notes
本科目は一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。
本科目では以下のアクティブラーニングを採用している。・グループワーク ・振り返り ・課題
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 [はじめに]
授業オリエンテーション
社会的養育・社会的養護の概念
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
2 [子どもの権利と社会的養護]
ジュネーブ宣言から児童の権利に関する条約に至る児童の権利の歴史と発展を理解し、子ども育成に係る基本的人権を理解する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
3 3 [社会的養護のあゆみ①子どもの保護と救済]
明治期を中心に子どもの保護救済に取り組んだ先人たちの取り組みを概説する。現代の児童福祉施設の源流を理解する。
振り返りカードへの記載・提出  授業スライド
4 4 [社会的養護のあゆみ②保護から福祉へ]
社会福祉事業や戦時厚生事業の昭和初期までの児童養護の流れを理解し、児童福祉法の下での社会的養護の展開を理解する。
振り返りカードへの記載・提出 課題提出 授業スライド
5 5 [現代社会と子どもの養育]
子どもの貧困や児童虐待の増加など、子どもの養育・用語をめぐる諸問題を理解する
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド 子どもの貧困資料
6 6 [社会的養護の現状]
厚生労働省の資料を基に社会的養護の現状を理解するとともに国際的動向についても把握する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド 厚生労働省資料
7 7 [社会的養護の今日的課題]
被虐待児道の増加、障害のある児童の増加、自立支援など、社会的養護をめぐる諸課題を把握し、養護のあり方について検討する。
振り返りカードへの記載・提出 小テスト準備 授業スライド
8 8 [社会的養護の理念と基本原則]
ウェルビーイングや家庭環境で育つ権利などの社会的養護の理念と個別化、自立支援、家庭調整などの実践原則を理解する。小テスト実施
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
9 9 [社会的養護の仕組み①要保護児童への支援]
家庭養護、施設養護の体系、種別や目的、実施体制について理解する
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
10 10 [社会的養護の仕組み②子どもの権利擁護]
要保護児童の権利擁護について、その仕組みと展開について理解する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
11 11 [社会的養護の展開①ケアの展開と方法]
アドミッションケアからアフターケアに至るケアの展開とその方法について理解する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
12 12 [社会的養護の展開②家庭復帰支援とアフターケア]
個別支援計画にもとづく家庭復帰支援の方法について理解するとともに地域連携の下でのアフターケアについて理解する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド
13 13 [これからの社会的養護①家庭的養護の実際]
小規模ケアの実践現場で家庭的養護の実際の展開を具体的に理解する。
振り返りカードへの記載・提出、ワークシート提出 授業スライド 事例プリント
14 14 [これからの社会的養護②]
「社会的養育ビジョン」について概説し、子育て支援による予防サービス社会的養護による要保護児童・家庭への介入までの一体的展開について理解する。
振り返りカードへの記載・提出 授業スライド 社会的養育ビジョン資料
15 15 [まとめ]
授業を振り返り、まとめる。
試験対策 授業スライド
16 16 [試験]
基本概念および用語の知識、理解、社会的養護の現状と課題の総合的理解を確認する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 児童養護の概念と必要が理解できる(C-1)
2 児童養護の理念と原則・方法を理解できる(C-1)
3 児童養護の体系と実施体制を理解できる(C-1)
4 これからの児童養護の目指す方向と課題を理解できる(C-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
提出物 小テスト 振り返りカード
1 児童養護の概念と必要が理解できる(C-1)
2 児童養護の理念と原則・方法を理解できる(C-1)
3 児童養護の体系と実施体制を理解できる(C-1)
4 これからの児童養護の目指す方向と課題を理解できる(C-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
50 10 30 10

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