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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
食品学実験Ⅱ
科目名(英文)
/Course
Food Science Experiment Ⅱ
時間割コード
/Registration Code
12142301
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
栄養学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
山下 広美 , 岩岡 裕二
オフィスアワー
/Office Hour
山下 広美(月曜5限 6201研究室)
岩岡 裕二(水曜日5時限(在室時は随時対応可))
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
第4クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/03/15
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
食品学実験IIでは、食品中の脂溶性成分として油脂および色素成分の分析法の原理を理解し習得するとともに、脂溶性成分の化学的性質を理解する。さらに食品中ミネラルの測定方法の理解と習得、また食品中の酵素について実験を通して理解する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
食品学の知識を必要とする.
履修上の注意
/Notes
実験着を着衣すること。実験実施前に実習書をよく読み、実施内容および実施手順を理解しておくこと。
教科書
/Textbook(s)
独自の実習テキストを配布する.
参考文献等
/References
食品学I、食品学II、食品材料に関する書籍
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
実験の前に実験書を読み、実験の手順をノートに書いておくこと。実験で得た結果をノートにまとめると共に食品学に関連した教科書等書籍を参考にして考察を記載しておくこと。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
管理栄養士資格に必須の科目
備考
/Notes
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している
・グループワーク・ペアワーク
・ディスカッション
・プレゼンテーション
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 [実験開始前のガイダンス]
実験を安全かつ正確に行うための知識および技術について説明する.実験器具、試薬等の準備をする.
実験実習書をよく読み、実験の内容および実施手順をノートにまとめて理解しておく.
2 2~4 [食品中の脂質の抽出および分析]
大豆および卵黄より脂質を抽出しTLCにより分析を行い、分析法の原理を理解し、含有される脂質について考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
3 5~7 [油脂のヨウ素価の測定]
大豆油、やし油など油脂のヨウ素価を測定し、ヨウ素価の測定原理を理解すると共に、油脂の性質を考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
4 8~10 [食品中のカロテノイド類の測定]
野菜に含まれるカロテノイド類の簡便な測定法の原理を理解するとともに測定法を習得し、野菜中のカロテノイド類の含有量を算出する.得られた値と食品成分表に掲載されている値を比較して考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
5 11~13 [食品中のミネラルの測定]
食品中の数種のミネラルの測定法の原理を理解するとともに測定法を習得し、含有量を算出する.得られた値と食品成分表に掲載されている値を比較して考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
6 14~19 [アミラーゼの性質に関する実験]
アミラーゼ活性を測定するための方法として還元糖量の測定法を習得し、アミラーゼ活性測定の原理を理解する.また温度やpHの違いによる活性への影響を調べ、至適温度ならびに至適pHについて考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
7 20~21 [食品中の色素成分の性質に関する実験]
クロロフィル、アントシアン、ヘム色素などの色素成分の性質について分析し考察する.
実験により得られた結果をノートにまとめ、食品学に書籍を参考にして結果に対する考察を記載しておく.
8 22 [総括、プレゼンテーションのためのグループワーク]
再実験がある場合には実験を行う.実験の結果について班ごとでディスカッションし、プレゼンテーションの準備をする.
実験の目的、方法、結果についてまとめ、班ごとのプレゼンテーションの準備を行う.
9 23 [プレゼンテーション]
班ごとに与えられた項目についてパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行う.
実験の目的、方法、結果について他の班のプレゼンテーションも参考にしながらレポートを作成する.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 食品中の脂質、色素成分、ミネラル、酵素反応の分析の原理について説明できる(C2)
2 食品中の脂質、色素成分、ミネラル、酵素反応の分析法を習得し、説明できる(C2)
3 実験結果をまとめ考察することができる(C2)
4 パワーポイントを作成しプレゼンテーションができる(C2)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
分析法の理解および習得 課題発表 レポート
1 食品中の脂質、色素成分、ミネラル、酵素反応の分析の原理について説明できる(C2)
2 食品中の脂質、色素成分、ミネラル、酵素反応の分析法を習得し、説明できる(C2)
3 実験結果をまとめ考察することができる(C2)
4 パワーポイントを作成しプレゼンテーションができる(C2)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 10 60

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