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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
臨床病態学Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Clinical Pathology Ⅰ
時間割コード
/Registration Code
11B17901
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
看護学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
高橋 徹
オフィスアワー
/Office Hour
高橋 徹(毎週金曜日2時限
上記以外でもご相談のある方は気軽に部屋6410に来て下さい。)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/03/17
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
・主要疾患を臓器別にその概要、病態生理、症状、診断、治療、予後について概説する。
・これらは臨床実習のガイダンスとなるものである。
・主要病態を理解し、臨地実習に備えることを目的とする。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
履修に際して解剖、生理、生化学、病理などの基礎知識をしっかり復習しておくこと。
履修上の注意
/Notes
臨床病態Ⅱ、Ⅲ、Ⅳと連動しているので、授業に参加すること。
教科書
/Textbook(s)
ナーシング・グラフィカ 健康の回復と看護⑦ 疾病と治療 (メディカ出版)
参考文献等
/References
プリントを配布し理解を助ける。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書を使用するが、図書館には臨床医学系図書が備わっているので、積極的に活用すること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
看護師国家試験受験資格取得に必須の科目である
備考
/Notes
Teamsによるリアルタイムオンライン授業を行います。

本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [呼吸器疾患Ⅰ]
肺炎・間質性肺炎の病態・検査・治療について

各種肺炎について次の()に入る用語について学習して下さい。
1. 肺炎は病原微生物の感染により、主に(     )に炎症が生じる疾患

2. 肺炎には一般社会生活を営んでいるヒトに発症する(      )と入院後48時間以降に発症した(      )、高齢化社会にともなって派生した(            )がある

3. 肺炎には菌の種類により、(      )に代表される細菌性肺炎とマイコプラズマやクラミジアが原因となる(      )がある

4. 肺炎の検査には(      )、(       )、(       )などがある

5. 肺炎の薬物療法は病原菌に対する(       )と症状を和らげる(      )がある
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2 2 [呼吸器疾患Ⅱ]
閉塞性肺疾患の病態・検査・治療について
気管支喘息・COPDについて次の()に入る用語について学習して下さい。
6. 慢性閉塞性肺疾患(     )は長年の(      )を主とする有害物質の吸入で気道や肺が慢性的に刺激されて肺への(        )が進行性に悪くなる病気である

7. COPDの呼吸器症状として慢性の(    )、(    )、(       )がみられる。

8. COPDは肺だけではなく、(      )はじめとして(    )が侵される。

9. 呼吸機能検査の1秒率は息を大きく吸って思い切り吐いたとき、(       )量に対して(          )量の割合である。

10. COPDでは1秒率は(      )となる

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3 3 [呼吸器疾患Ⅲ]
気胸・肺結核の病態・検査・治療について
自然気胸・緊張性気胸・肺結核について次の()に入る用語について学習して下さい。
6. 自然気胸を起こした側の胸に聴診器を当てても(     )は小さいか聞こえない

7. 自然気胸を治療するために、胸腔に管(     )を入れて空気を抜くことにより(     )の圧を (    )の圧より低くして肺を膨らませる

8. (       )は、破れた肺からの空気が胸腔内に一方的に入ってくるばかりで、胸腔から肺に抜けないために起こる

9. 緊張性気胸では、胸腔内にたまった空気により(    )が圧迫され、血液が(    )にもどらないため、ショックになる

10. 緊張性気胸では胸の中に針を刺して(       )、胸腔内にたまった空気を急いで抜いて縮んだ肺を拡張させる

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4 4 [血液疾患Ⅰ]
貧血の病態・検査・治療について
貧血の成因について次の()に入る用語について学習して下さい。
6. 鉄欠乏性貧血では症状として(     )、(    )がみられる

7. 巨赤芽急性貧血は(      )・ 葉酸 の不足による(    )合成障害が原因で検査上(     )の所見がみられる

8. 赤血球の破壊が亢進し、赤血球の寿命が短縮して起こる貧血を(     )貧血といい、血中(      )濃度が上昇し、症状として(    )がみられる

9. 再生不良性貧血は、末梢血での(     )、(     )、(    )のすべての減少と(    )の低形成を特徴とする疾患である

10. 再生不良性貧血では赤血球のみならず (    )・ (      )も減少するため、細菌に(    )しやすくなったり、(    )が止まりにくくなる
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5 5 [血液疾患Ⅱ]
白血病の病態・検査・治療について
白血病の次の()に入る用語を学習して下さい。
6. 慢性骨髄性白血病では、白血病細胞が (    )や(    )に入り込んで腫れる。

7. 化学療法(抗がん剤投与)によって白血病細胞がほぼ消失して正常細胞が回復した状態を(      )と呼ぶ

8. 抗がん剤による化学療法では白血球減少に対しては(        )を投与して、正常白血球の増加を促す

9. (       )は他人あるいは自分自身の造血幹細胞を移植して造血機能の正常化を図る白血球の治療法である

10. 造血幹細胞移植では患者さんの免疫機能をいったんなくするので、無菌室(    )に入ることが必要である
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6 6 [血液疾患Ⅲ]
血友病・DICの病態・検査・治療について
血液凝固異常について次の()に入る用語を学習して下さい。
5. 血友病の最も代表的な症状は(        )と(        )である.
6. 血友病の薬物療法では,従来は(    )由来の凝固因子製剤であったが,最近は感染予防のために(          )製剤も用いられている
7. (            )は重症感染症、白血病、悪性腫瘍、熱傷、産科疾患などが引き金となり著しい出血傾向を示す症候群である
8. DICでは,皮下出血などの(       )のみならず肝障害・腎障害などの(       )がみられる。
9. DICは全身の血管に小さな血栓ができて(     )と(       )が多量に消費されるために出血傾向が現れる
10. DICの治療法は (       )と (        )である
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7 7 [内分泌系疾患Ⅰ]
甲状腺疾患の病態・検査・治療について
バセドウ病・橋本病について次の()に入る用語を学習して下さい。
6. 橋本病は甲状腺に対する(           )によって濾胞細胞が破壊されておこる(       )である。

7. 橋本病はある程度進行すると(          )をもたらす.

8. 橋本病の甲状腺では,(      )がみられる.

9. 甲状腺機能低下症では血中(       )の低下、(        )の上昇が認められる。

10. 甲状腺機能低下症の治療は(        )の内服である
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8 8 [内分泌系疾患Ⅱ]
副腎疾患の病態・検査・治療について

アジソン病。クッシング病・原発性アルドステロン症について次の()に入る用語を学習して下さい。

5. クッシング病は(              )産生下垂体腫瘍による(         )の過剰分泌によっておこる病気である

6. クッシング病の人には(       )、(           )、(      )などの症状がみられる

7. クッシング病では血中 (          )と 血中(        )の上昇がみられる  

8. 原発性アルドステロン症は副腎皮質腺腫から(           )が過剰に分泌・産生されておこる病気である

9. 原発性アルドステロン症では(        )と(        )がみられる

10. 原発性アルドステロン症では血中(        )値の上昇し血中(        )が低下する
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9 9 [代謝性疾患Ⅰ]
糖尿病の病態・検査・治療について
糖代謝とその異常について次の()に入る用語を学習して下さい。
6. 糖尿病を放置すると(     )・(     )・(      )が発症する
7. 糖尿病の治療法は(      )・(     )・(     )の3つからなる
8. 食事・運動療法で十分な血糖のコントロールができないときは(       )や(       )を用いる.
9. インスリン療法では,血糖自己測定(     )などによる血糖値のチェックが重要である.
10. 糖尿病の治療では(      )が大切である
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10 10 [代謝性疾患Ⅱ]
メタボリックシンドロームの病態・検査・治療について


メタボの定義とその予後について次の()に入る用語を学習して下さい。
6. メタボリックシンドロームでは内臓脂肪蓄積の解消のための(      )や(    )を含む生活改善が必要である.それにより(    ),(     ),(      )も同時に是正される.

7. 高血圧とは収縮期(上の)血圧が(    )mmHg以上、あるいは拡張期血圧( 下の )血圧が(    )mmHg以上の状態でどちらか一方でもこの基準値を超えれば高血圧とする

8. 血清脂質には、(       )、コレステロール などがあり、コレステロールは善玉の(       )と悪玉の(       )がある

9. メタボリックシンドロームの脂質異常では高(       )血症と、低(        )血症がみられる

10. 最近、脂肪組織は脂質以外の(        )という物質を作って、糖尿病や高血圧の原因となることがわかってきた
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11 11 [代謝性疾患Ⅲ]
痛風の病態・検査・治療について
高尿酸血症について次の()に入る用語を学習して下さい。
6. 痛風患者の 95 %以上が(      )である。

7. 痛風の急性症状は,過飲などの誘引により突然(    )の関節などに腫脹が生じ,しばしば(      )となる.

8. 痛風発作中はできるだけ患部を(    )し,安静に保つ.

9. 痛風発作の治療では,血清尿酸値の変動を防ぐために禁酒し,(        ) を用いる.

10. 痛風は(      )としてとらえ、(      )、(        )、(       )などの生活指導を行う。
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12 12 [自己免疫疾患Ⅰ]
膠原病Ⅰ:関節リウマチの病態・検査・治療について
膠原病について次の()に入る用語を学習してください。
1. 膠原病は自分を攻撃する抗体(         )ができて、関節をはじめ全身の(      )に炎症が起こる病気の総称である

2. 関節リウマチは(      )歳代の女性に多く、免疫の異常によって(      )に炎症が起こり、関節が破壊される(        )である

3. 関節リウマチは,(    )の関節の組織が破壊されることによる(      )と(     )から始まることが多い.

4. 関節リウマチでは、関節以外にも肺の(      )や心臓の(     )などの合併症がみられることがある

5. 関節リウマチの診断には(        )、(     )、(      )、(    )などの血液検査結果を用いる

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13 13 [自己免疫疾患Ⅱ]
膠原病Ⅱ:SLEの病態・検査・治療について
SLEについて次の()に入る用語を学習して下さい。
8. 全身性エリトマトーデス( SLE )は20~40歳代の(   )に多い(    )である

9. SLEの全身症状として(    )、(       )、皮膚症状として顔に(       )みられる

10. SLEの3大死因は(     )、(        )、(       )である
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14 14 [感染症Ⅰ]
麻疹・風疹・水痘・帯状疱疹の病態・検査・治療について
ウイルス性感染症について病態に基づいた看護について学習して下さい。 スライドレジメ
15 15 [感染症Ⅱ]
ノロウイルス・インフルエンザの病態・検査・治療について
季節性感染症について病態に基づいた看護について学習して下さい。 スライドレジメ
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 各種疾患の病態生理・予後・治療を理解できる(C-2)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
授業態度
1 各種疾患の病態生理・予後・治療を理解できる(C-2)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 40

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