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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
保健統計学
科目名(英文)
/Course
Statistics for Health Sciences
時間割コード
/Registration Code
11000401
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
看護学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
石岡 文生
オフィスアワー
/Office Hour
石岡 文生(メールのみ受け付ける)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/03/03
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
自然環境、社会環境を問わず、世の中の現象は大なり小なり偶然変動を含んでいる。統計学はそのような偶然変動を含むデータから有用な情報を抽出する方法を提供する。講義では、平均、分散、相関、ヒストグラムなどデータのまとめ方を理解するとともに、推測統計学の考え方について講述する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
高等学校1年次の数学で学習した統計に関する知識を前提とする。
履修上の注意
/Notes
講義の中で適宜演習を行うので、ルート(√)の計算に対応した電卓を持参すること。
教科書
/Textbook(s)
必要に応じて、資料他を配布する。
参考文献等
/References
系統看護学講座 基礎分野「統計学」(医学書院)
小寺平治 著 「はじめての統計15講」(講談社)
永田靖 著「入門統計解析法」(日本科学技術連盟 )
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
できるだけやさしく解説するので、数学が苦手の人も理解できるはずです。確率の基本知識,推定および検定については、理解するまで時間がかかることが多いですが、予習と復習を行いながら、疑問点を意識して授業に参加すると理解しやすくなると思います。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [統計とは]
統計とは何か,なぜ必要かを説明する.また,扱うデータの種類による扱いの違いについて解説する.
必ず復習をして下さい.
2 2 [データの整理と代表値]
調査や実験で得られたデータは、そのままでは、傾向をつかむことができない。ここでは,データの分布を視覚化したり、代表して表す平均値や中央値について解説する.
3 3 [散布度]
データの散らばり具合を示す分散,標準偏差,四分位偏差,範囲を説明する.
4 4 [相関]
2つの変数間の関係を調べる相関について解説し,相関とは何か,相関係数を解釈する際の留意点を述べる.
5 5 [記述統計学のまとめ・復習]
ここまで学習してきた記述統計学について復習問題を行う.
6 6 [母集団と標本]
母集団と標本の概念について解説し、母平均と母分散について理解する.
7 7 [確率変数の確率分布]
確率変数と確率分布の概念について解説するとともに、離散型・連続型の概念について理解する.
8 8 [期待値と分散]
確率変数の期待値(平均)とその散らばり具合について説明する.
9 9 [正規分布]
正規分布の役割と,その確率の求め方について解説する.
10 10 [中心極限定理]
中心極限定理について説明する.
11 11 [母平均の区間推定]
母平均の推定方法について説明する.
12 12 [統計的仮説検定]
検定とは何か,なぜ必要かについて解説すると共に、母分散が既知の場合における母平均についての仮説検定について説明する.
13 13 [t検定]
母分散が未知の場合における母平均についての仮説検定について説明する.
14 14 [2標本の検定]
2つの標本の平均値の差についての仮説検定について説明する.
15 15 [対応のある2標本の検定]
対応のある2つの標本の平均値の差についての仮説検定について説明する.
16 16 [試験]
最終試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 記述統計の基本(データの整理・代表値・散布度)を理解できる(C-1)
2 正規分布の概念とその確率の求め方を理解できる(C-1)
3 各種検定・推定方法を理解できる(C-1)
4 相関の概念とその計算方法を理解できる(C-1)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 授業態度
1 記述統計の基本(データの整理・代表値・散布度)を理解できる(C-1)
2 正規分布の概念とその確率の求め方を理解できる(C-1)
3 各種検定・推定方法を理解できる(C-1)
4 相関の概念とその計算方法を理解できる(C-1)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 10 10

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