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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
ヒューマンエージェントインタラクション
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
66000901
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士前期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
石井 裕
オフィスアワー
/Office Hour
石井 裕(木曜5限 2404室)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/04
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
人間と擬人化エージェント,ロボット,さらに人間―人間のインタラクションを統一的に扱うことを目指し,インタラクション設計の原理,方法論を理解する.先端的知見を紹介するとともに,HAI分野に関する最新の研究を学生自らが調査して発表・議論する.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
CUI, GUIなどの情報入出力機器など,本分野における関連の深いヒューマンインタフェース,人間-機械系の基本的な知識を有していること.
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
使用しない
参考文献等
/References
「人とロボットの<間>をデザインする」(山田誠二 監修・著;東京電機大学出版局)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
HAI領域は人間を系に含むインタラクション設計であるため,人間の社会的諸活動を注意深く観察することも理解につながる.エージェントやロボットを適用する状況を想定し,応用可能性を検討することが必要となる.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [Human-Agent Interaction (HAI) とは]
HAIの概要について講述する
2 2 [アバタ,会話エージェント]
キャラクタやロボットによるアバタ,エージェントの機能について理解する
3 3 [Computer Mediated Communication (CMC)]
遠隔でのコンピュータを介したコミュニケーションについて,その利点と弊害について講述する
4 4 [エージェント介在型コミュニケーション]
ユーザとエージェント,およびエージェントを介したユーザ同士のコミュニケーションについて講述する
5 5 [擬人化]
人工物に対する擬人化とその応用事例について講述する
6 6 [メディアイクエーション]
「人間と人間の社会的関係」を「人間とメディアの関係」に置き換えた方法論について講述する
7 7 [人間とエージェントのスタンス]
Dennettによる意図スタンス,設計スタンスおよび物理スタンスについて講述する
8 8 [エージェントのデザイン,心の理論,集団心理]
Baron-Cohenによる心の理論など,人間心理を応用した設計について講述する
9 9 [アピアランス,表情,ジェスチャーの設計]
適応ギャップと呼ばれる外見と機能の感じ方などについて講述する
10 10 [人らしさ,エージェンシー,アニマシーの知覚]
人工物に対する人間の理解,感じ方を生物性の観点から講述する
11 11 [エージェント・ロボットの相互適応]
ロボットとの協調作業について事例を紹介し,それぞれの方法論の長所短所について講述する
12 12 [インタラクションのデザイン]
カプトロジと呼ばれるテクノロジを用いた説得の技術など,インタラクションデザイン手法について講述する
13 13 [身体的インタラクション]
身体を介したインタラクションとその評価法について講述する
14 14 [HAIの先端的研究調査発表(1)]
HAI分野における先端的研究を調査し発表する
15 15 [HAIの先端的研究調査発表(2)]
HAI分野における先端的研究を調査し発表する
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 エージェント設計の方法論を理解する
2 人間とエージェント間でやり取りされる情報の設計技術を理解する
3 人間とエージェントの関係の設計を理解する
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
調査発表・レポート( 学習態度
1 エージェント設計の方法論を理解する
2 人間とエージェント間でやり取りされる情報の設計技術を理解する
3 人間とエージェントの関係の設計を理解する
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 30

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