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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
デザイン材料演習 3
科目名(英文)
/Course
Design Materials Ⅲ
時間割コード
/Registration Code
33010101
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
松永 彩
オフィスアワー
/Office Hour
松永 彩(第3Q月曜3−4限集中ですので休憩時間や授業前後に相談可
aya_matsunaga(アットマーク)ad.oka-pu.ac.jp
即返信は不可です。)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第3クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/09/14
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
授業概略:一般的な繊維素材や日常生活の中の素材について、それらの特性を観察し、多様な造形と表現の伝達を試みる。衣服造形の既成概念を取り払ったウェアラブル・アート(身につけるアート)を制作しプレゼンテーションする。

到達目標:
素材を観察し、思い浮かぶ情景や視覚的テーマを発見し発展する。
新たな魅力を持った身体を装飾する立体物を制作する。
制作物を見る人に伝わる方法でプレゼンテーションを行う。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
キーワード:
変化 偶然 無意識 改造と完成 連続性 イメージ 情景の視覚化 価値 オノマトペ(擬音) 自己の視点と他者の視点 フィルター ストーリー ビジュアル化 装飾の目的 テーマの発見 グラフィックレコード プレゼンテーション 
履修上の注意
/Notes
この授業はオンライン・オンデマンド形式で行います。
自宅での演習作業は安全に注意して行うこと。
準備物を授業内に指示しますが、作業や加工に使いたい道具類があれば準備してください。
最終成果物の材料は各自が決定し準備してもらいます。

授業で紹介した内容は自主的にリサーチしておくこと。

最終成果物のプレゼンテーション等にKeynoteまたはpower pointを使用しますが、各自のPCスキルによりプレゼンソフト/アプリを選択してください。
制作工程で無料携帯アプリ PATTANATORまたはイラストレーターを使用。
無料アプリは個人情報やセキュリティに注意してダウンロードしておく。

締め切りまでに最終作品が完成していない、プレゼンテーション作品の提出がない場合評価できません。
教科書
/Textbook(s)
授業内の中で参考にしてほしい図書、展覧会、アーティストなどを伝えます。


参考文献等
/References
課題の遂行の中で必要と思われる情報は図書館の書籍や雑誌、ネット、SNSなど幅広く利用し、ソフトやアプリを使い情報を収集してください。

日常で見かけた気になる素材も自身の制作や発見の参考になるため、自主的に収集してください。

その他、日頃から興味があるアート、デザイン、映画、文学、ファッション、音楽、サブカルチャーなどについて
記載されている書籍等を各自で見つけ参考資料として持参してください。

・擬音語・擬態語辞典 山口 仲美 編 
・フェルトメーキングーウールマジッック ジョリー・ジョンソン 著
・100年前の写真で見る 世界の民族衣装 ナショナル ジオグラフィー編集
・SURI COLLECTION  ヨシダ ナギ 著
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
世界の衣装や衣服、コンテンポラリージュエリー、造形的なファッションについて
各自常にリサーチしておくことが望ましい。

日常の素材を観察し、どのように作られているのか興味を持って見ておくこと。

資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
受講生準備物
●本授業用A4サイズの用紙が貼れるスケッチブック(A4サイズ以上)推奨
(デザインスケッチ、スワッチや制作工程の写真を貼る等に使用)
オンライン授業の際はデータ上で作成・管理する。
●裁縫道具 針、糸、はさみ
●文具 カッター、接着剤など。その他個人の制作方法において素材加工に適した道具類を用意
●デジカメまたはカメラ付き携帯
●音楽プレイヤーまたは音楽がダウンロードできる携帯とイヤホン
●5回目の授業までに、最終成果物用の材料を各自で用意
●プレゼンテーション用ソフト、またはアプリをダウンロードしておく
●PCと携帯を両方使用するのが理想ですが、携帯無料アプリなど使用の際はセキュリティに注意してください。

この授業はオンライン・オンデマンド形式です。
初回は材料配布をアトリエ棟で行う。
準備物、提出方法等は変更される場合もありますのではっとりん・学内メールで確認しておいてください。
また授業スケジュールは授業準備や履修者の制作進行状況で前後する場合があります。

履修の連絡で学内メールを担当教員に送ってください。(携帯アドレス不可)
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1) [課題の説明 オリエンテーション]
使用する材料や道具の配布、課題について説明。
各、次回必要なものを連絡します。授業理解のために必要に応じて各自でリサーチを行い次の授業までに準備してください。 オンライン・オンデマンド形式授業のため材料等を配布
2 2(2ー3) [フェルト1 原毛の特性を知り、ウールの縮絨体験とサンプル制作]
羊毛の縮絨体験を行い、人が長い歴史の中で使用してきたウール素材の特性や加工の体験を行います。
授業で加工したウール素材を観察し、日常の中に同様な方法で製造されているものを探してみてください。 初日配布:布・簡易染料など
3 3(4−5) [素材実験1・身体装飾]
素材実験:素材を実際に触り、様々な加工の実験を行います。制作したユニットを画像加工アプリで加工します。身体装飾:例を見てその意味について考える。クリエーターについてリサーチ
興味を持った身体装飾についてリサーチを行う。
授業前に画像を画像加工アプリ、ソフトなど各自使いやすいものをダウンロードしておく。
初日に配布 
4 4(6−7) [素材実験2・アートの中のテキスタイル ]
素材実験:素材を実際に触り、立体に構成していく実験を行います。アートの中のテキスタイル:アーティストについてリサーチを行いレポートを作成。
加工実験のイメージソースとして音楽を使用しますので、各自自好きな音楽を携帯や音楽プレーヤーにダウンロードしておいてください。受講環境によりイヤフォンを用意。出来た立体物を撮影した画像を保存しておいてください。 初日に配布 
5 5(8−9) [素材による身体表現1 考察と試作 制作テーマを考える]
使用する素材の決定 身体の上で表現・装飾するものを制作します。テーマについて考えながら、情景をビジュアル化するための試作。
この授業前に最終成果物の制作の使用素材、道具類を準備しておいてください。制作の途中経過や試作品もプレゼンレーションと作品提出のために写真撮影し保存しておく。次週の授業で必要な物を準備しておくこと。
6 6(10−11) [素材による身体表現2 身体の上で制作 発展1]
引き続き素材を使って身体の上で表現・装飾するものを制作します。自身の身体の上で試作したパーツをどのように構成、構築するのか考え試作を行います。
制作の途中工程を撮影した画像をプレゼンテーションと作品提出用に保存しておく。制作や素材の加工に必要な材料や道具が新たにあれば準備しておく。
7 7(12−13) [素材による身体表現 発展  仕上げ プレゼンテーションパネルの制作]
身体の上で作品を仕上げます。
人体の動きを考慮し作品をブラッシュアップ。
8 8(14−15) [仕上げ・プレゼンテーション作成]
引き続き身体の上で制作した作品を着用または展示し、作品プレゼンテーションと制作工程をまとめてください。
完成した作品を撮影した写真をKeynoteを使いプレゼンテーションを作成してください。また授業全体を通して制作したスワッチなどを工程などがわかるようまとめてください。サンプル、作品共に撮影の際は背景などを工夫し撮影することを推奨。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 素材を観察・実験を行うことから、思い浮かぶ情景や視覚的テーマを発見する。(リサーチ、座学と課題遂行で実施)

2 素材を立体に構成していく中でオリジナリティのあるストーリーを作り、発展する(座学と課題遂行、プレゼンテーションで実施)
3 新たな魅力を持った身体を装飾する立体物を制作する(リサーチと課題遂行で実施)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
出席率やプレゼンテーション、レポートを含む授業態度 作品と提出物
1 素材を観察・実験を行うことから、思い浮かぶ情景や視覚的テーマを発見する。(リサーチ、座学と課題遂行で実施)

2 素材を立体に構成していく中でオリジナリティのあるストーリーを作り、発展する(座学と課題遂行、プレゼンテーションで実施)
3 新たな魅力を持った身体を装飾する立体物を制作する(リサーチと課題遂行で実施)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
40 60

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