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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
計算機アーキテクチャ
科目名(英文)
/Course
Computer Architecture
時間割コード
/Registration Code
22145701
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
横川 智教
オフィスアワー
/Office Hour
横川 智教(1〜2Q:火曜 4 限,3〜4Q:火曜 3 限,場所:2504
*授業に関する質問は随時受け付けます.
*急な会議・出張等のため不在にすることがあります.)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第2クォーター
対象学生
/Eligible Students
3年次生
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/10
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
コンピュータの利用形態は,ネットワークを介した複数のコンピュータの共同あるいは協調利用に変貌している.しかし,コンピュータを有効に利用するためには,その構造・動作原理・性能を理解しておく必要がある.コンピュータはソフトウェアとハードウェアにより構成されるが,その性能は,CPUのクロック周波数,メモリの容量だけでなく,CPUにどのような機能を持たせるのか,メモリをどのように使用するのかにより,大きく異なってくる.本講義では,後者に焦点を絞って,コンピュータのハードウェア構造とその有効利用法について学ぶ.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
履修に必要な知識・能力:「計算機工学入門」「データ構造とアルゴリズム」および「論理回路」で学習する,コンピュータの概念的な構造,論理回路の構造等に関する知識.
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
「コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方」(Noam Nisan, Shimon Schocken (著), 斎藤 康毅  (訳),オライリージャパン)
参考文献等
/References
「コンピュータアーキテクチャの基礎」(柴山 (著),近代科学社)
「計算機アーキテクチャ」(齋藤,大森 (著),オーム社)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
授業で配布した資料について,復習すること.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1〜2 [ブール論理]
ブール代数,論理ゲート,ハードウェア記述言語,シミュレーションについて学習する.
2 3〜5 [ブール算術]
加算器,ALU について学習する.
3 6〜8 [順序回路]
順序回路の基礎として,D-フリップフロップについて学び,D-フリップフロップで実現されるレジスタ,メモリ,カウンタの構造について学習する.フリップフロップの実装について学び,レジスタメモリとカウンタの実装方法について学習する.
4 9〜10 [機械語]
コンピュータの抽象的構造について学び,バイナリコードとニーモニックの関係について学習する.コンピュータを動かすためのコマンドについて学び,算術演算と論理演算,メモリアクセス,分岐命令について学習する.Hack 機械語の仕様について学び,アドレス命令と計算命令,シンボル,入出力操作について学習する.
5 11〜13 [コンピュータアーキテクチャの基礎]
プログラム内蔵方式とノイマン型アーキテクチャについて学習する.そして,コンピュータを構成するメモリ,CPU,レジスタ,入出力とその構造について学習する.
6 14〜15 [コンピュータの実装]
Hack ハードウェアの仕様について学び,CPU,命令メモリ,データメモリとそれらから実現されるコンピュータの構造とその実装について学習する.
7 16 [期末試験]
理解度の確認を行う.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 コンピュータの構造について理解する
2 コンピュータを構成する要素とその機能について理解する
3 コンピュータを動かす命令とその表現方式について理解する
4 コンピュータの実現方法について理解する
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
1 コンピュータの構造について理解する
2 コンピュータを構成する要素とその機能について理解する
3 コンピュータを動かす命令とその表現方式について理解する
4 コンピュータの実現方法について理解する
評価割合(%)
/Allocation of Marks
100

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