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| 科目一覧へ戻る | 2020/10/22 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
電子回路(システム1, システム2) |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
Electronic Circuits |
| 時間割コード /Registration Code |
20C00902 |
| 学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
| 学科(専攻) /Department |
情報システム工学科 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○大久保 賢祐 |
| オフィスアワー /Office Hour |
大久保 賢祐( 1-2Q:水曜5限@2410研究室 3-4Q:火曜4限@2410研究室) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2020年度 |
| 開講期間 /Term |
前期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
システム1,システム2 |
| 単位数 /Credits |
2 |
| 更新日 /Date of renewal |
2020/03/06 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
電子システムの基礎となる各種のトランジスタ回路の基礎を理解することを目的とする.はじめに,無線通信等に用いられる超高速回路や自然界との入出力部分として雑音やひずみの混入がなく信号を忠実に増幅する回路として用いられているアナログ回路の必要性を説明する.続いてダイオードおよびトランジスタの基本動作を理解し,簡単なアナログ電子回路の設計ができるようになるための基本回路を習得する.さらに,増幅回路,発振回路,変復調回路などアナログ電子回路の基本を述べる. |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
電気回路,半導体,ダイオード,トランジスタ,hパラメータ,増幅度,入出力インピーダンス,正帰還,負帰還 |
| 履修上の注意 /Notes |
2単位の講義なので1回の授業(2時間)につき4時間の予習・復習が必要である. |
| 教科書 /Textbook(s) |
「電子回路の基礎」竹村裕夫,コロナ社,ISBN:978-4-339-00737-4 |
| 参考文献等 /References |
|
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
予習によって講義内容の概要を把握し,疑問点を明らかにしておくこと.講義中強調した事項,演習問題等を復習すること.不明な点は遠慮無く質問してください.2単位の講義なので60時間の予習・復習を行うことが前提となっていることを忘れないこと. |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
| 備考 /Notes |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [電子回路の概要] ガイダンスおよび,電子回路の基礎:アナログとディジタル,キルヒホッフの法則,インピーダンスについて説明する. |
アナログとディジタル,キルヒホッフの法則,インピーダンスを理解する | |
| 2 | 2 | [半導体およびその物理特性] p型およびn型半導体について説明する. |
p型およびn型半導体について理解する. | |
| 3 | 3 | [ダイオード回路] pn接合,電圧-電流特性,整流回路について説明する. |
pn接合,電圧-電流特性,整流回路を理解する. | |
| 4 | 4 | [トランジスタ] トランジスタの構造と動作の基本,静特性について説明する. |
トランジスタの構造と動作の基本,静特性を理解する. | |
| 5 | 5 | [トランジスタ回路] 基本回路,バイアス回路について説明する. |
基本回路,バイアス回路を理解する. | |
| 6 | 6 | [増幅回路の基礎] 増幅度およびデシべル表示について説明する. |
増幅度およびデシべル表示を理解する. | |
| 7 | 7 | [hパラメータ] hパラメータ,等価回路,入出力インピーダンスについて説明する. |
hパラメータ,等価回路,入出力インピーダンスを理解する. | |
| 8 | 8 | [増幅器の周波数特性] 低周波および高周波での増幅度の低下,ひずみについて説明する. |
低周波および高周波での増幅度の低下,ひずみを理解する. | |
| 9 | 9 | [負帰還増幅回路] 負帰還,エミッタホロワについて説明する. |
負帰還,エミッタホロワを理解する. | |
| 10 | 10 | [2段増幅回路] 2段増幅回路について説明する. |
2段増幅回路を理解する. | |
| 11 | 11 | [差動増幅回路] 差動増幅器の構成および特徴について説明する. |
差動増幅器の構成および特徴を理解する. | |
| 12 | 12 | [演算増幅器] 演算増幅器による同相・逆相増幅回路,仮想接地について説明する. |
演算回路による同相・逆相増幅回路,仮想接地を理解する. | |
| 13 | 13 | [電力増幅回路] トランジスタのA級,B級,C級動作およびB級プッシュプル電力増幅回路について説明する. |
トランジスタのA級,B級,C級動作およびB級プッシュプル電力増幅回路を理解する. | |
| 14 | 14 | [発振回路と変復調回路] 正帰還,発振の原理,各種発振回路について説明する. |
正帰還,発振の原理,各種発振回路を理解する. | |
| 15 | 15 | [変復調回路] 振幅変調回路,周波数変調回路について説明する. |
振幅変調回路,周波数変調回路を理解する. | |
| 16 | 16 | [定期試験] 期試験を実施する. |
第1回から第15回までに学習した内容を良く理解しておくこと. |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 直流バイアスおよび動作点について理解すること. | ○ | ○ | |||||
| 2 | 交流(小信号)等価回路およびhパラメータについて理解すること. | ○ | ○ | |||||
| 3 | 基本増幅回路の設計を理解すること. | ○ | ○ | |||||
| 4 | 負帰還増幅回路およびその効果について理解すること. | ○ | ○ | |||||
| 5 | 複合増幅回路および発振回路の動作を理解すること. | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 直流バイアスおよび動作点について理解すること. | ○ | ○ | ||||
| 2 | 交流(小信号)等価回路およびhパラメータについて理解すること. | ○ | ○ | ||||
| 3 | 基本増幅回路の設計を理解すること. | ○ | ○ | ||||
| 4 | 負帰還増幅回路およびその効果について理解すること. | ○ | ○ | ||||
| 5 | 複合増幅回路および発振回路の動作を理解すること. | ○ | ○ | ||||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 | |||||