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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
情報通信工学演習Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Information and Communication Engineering Exercise I
時間割コード
/Registration Code
21270801
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
小椋 清孝 , 神﨑 訓枝 , 坂口 浩一郎 , 髙林 健人 , 荒井 剛
オフィスアワー
/Office Hour
小椋 清孝(木曜日5時限 2418室)
坂口 浩一郎(金曜5限(2316室))
髙林 健人(木曜5限(2413室))
荒井 剛(金曜5限 2518室(対面対応、即時対応の必要がない場合、電子メールでの相談を随時受け付けています。))
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/11
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当・オムニバス
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
PC-UNIX をベースとした計算機の基礎知識ならびに操作方法や,各種ソフトウェ
アやサービスの利用方法を体得する.特に,作図・文章作成ソフトウェアの利用
について,LaTeX による文章作成実習を行う.さらに、プログラミング言語とし
てC言語を取り上げ,その基礎について学ぶ.

本演習は,本学科での学修に必要となる計算機利用に関する知識や技術,講義や
実験の報告書作成に必要となる文章作成技術,課題解決に必要となるプログラ
ミング技術について,その基礎的な能力の獲得を目的とする.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
キーワード:「PC-UNIX」「LaTeX」「C言語」
同時期に開講している「プログラミング言語Ⅰ」を合わせて履修することを強く推奨する.
履修上の注意
/Notes
全回出席および全報告書の提出を要す.原則として,欠席・遅刻は認めない.
教科書
/Textbook(s)
「新しいLinuxの教科書」三宅 英明, 大角 祐介, ソフトバンククリエイティブ
「明快入門C」 林 晴比古,ソフトバンククリエイティブ
参考文献等
/References
「UNIXという考え方-その設計思想と哲学」 Mike Gancarz, 芳尾 桂, オーム社
「Linux標準教科書(Ver3.0.2)」特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
「改訂第7版 LaTeX2ε美文書作成入門」 奥村晴彦, 黒木裕介, 技術評論社
「C言語プログラミングレッスン 入門編 第3版」結城 浩, SBクリエイティブ
「新・解きながら学ぶC言語」柴田 望洋, 由梨 かおる, ソフトバンククリエイ
ティブ
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書およびテーマ毎に配布するテキストを使用して演習を行う.配布テキストの課題をこなすだけでなく,教科書・参考書等に掲載されている実行例・例題などについても実際に取り組み,利用経験を積極的に増やしていくことを強く勧める.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [UNIX入門(1)概要説明,マナー,計算機の基本操作]
計算機演習室の構成やその利用方法について概要を説明し,ログイン,ログアウトなどを始めとするPC-UNIXの基本操作の演習を行う.
予習:情報基盤活用推進センターから配布されたOPU-IDに関する資料をよく読み,演習時に持参すること. 教員作成資料(PC-UNIX編)
2 2 [UNIX入門(2)電子メール,World Wide Web(WWW)]
電子メールやWWWの仕組みについて概説し,PC-UNIX上での利用方法について演習を行う.
予習:教科書「新しいLinuxの教科書」Chapter 01,02 に目を通し,意味を知らない単語をピックアップしておくこと.
3 3 [UNIX入門(3)X Window System,エディタ]
GUIの基本となるウィンドウシステムについて概説し,エディタでの文章作成方法について演習を行う.
予習:図書館の使い方について確認しておくこと.
4 4 [UNIX入門(4)UNIX コマンドの基礎,ファイルシステム]
UNIXの機能であるCUIコマンドやファイルシステムについて概説し,演習を行う.
予習:教科書「新しいLinuxの教科書」Chapter 04, 05 に目を通しておくこと.
5 5 [UNIX入門(5)シェルとプロセス]
UNIX上でのプログラム実行の基本となるシェルの概念とプロセスについて概説し,演習を行う.
予習:教科書「新しいLinuxの教科書」Chapter 10,11 に目を通しておくこと.
6 6 [文章の作成(1)LaTeXによる文章組版処理の基礎]
理工系のレポートや論文,書籍などを執筆する際に広く用いられている組版処理ソフトウェアLaTeXを取り上げ,電子文章ファイルへの変換を含めた一連の文章情報処理について概説し,演習を行う.
予習:別途配布する G Suite for Education アカウントを利用できる状態にしておくこと. 教員作成資料(LaTeX編)
7 7 [文書の作成(2)数式,表組みを用いた文書作成]
理数系のレポートに多用される数式や表組みを含む文書をLaTeXで作成する方法について演習する.
高校で用いた数学や物理の教科書を選び,持参すること.
8 8 [文書の作成(3)作図・グラフ作成ツールの利用法]
各種ツールを利用した作図方法やグラフ作成方法について演習を行う.さらに,作成した図やグラフをLaTeXで取り込んで文書を作成する方法について演習を行う.
自分が興味のある分野について,統計や数値結果などが図表で表現されている書籍を探し,目を通しておくとよい.
9 9 [文書の作成(4)レポート作成実習]
理工系のレポートについて,その構成を概観し,これまでの演習で取り上げた技術を用いた作成実習を行う.
大学生向けのレポートの書き方に関する書籍を探し,目を通しておくとよい.
10 10 [C 言語入門(1)Cプログラミング概要,変数]
PC-UNIX上でのプログラミングの方法やCプログラムの基本構成についての概説と演習を行う.
予習:教科書「明快入門C」
pp.1-41, 112-122に目を通しておくこと.
教員作成資料(C言語入門編)
11 11 [C 言語入門(2)制御構文(1)]
if文等の条件分岐構文についてのプログラミング演習を行う.
予習:教科書「明快入門C」
pp.55-94に目を通しておくこと.
12 12 [C 言語入門(3)制御構文(2)]
for文等の繰り返し構文についてのプログラミング演習を行う.
同上
13 13 [C 言語入門(4)配列]
配列を用いたプログラムについて演習を行う.
予習:教科書「明快入門C」
pp.35-54に目を通しておくこと.
14 14 [C 言語入門(5)関数(1)]
基本的な関数の構成と使用方法について概説し,それを用いたプログラムについて演習を行う.
予習:教科書「明快入門C」
pp.123-142に目を通しておくこと.
15 15 [C 言語入門(6)関数(2)]
配列を引数に持つ関数などについて演習を行う.さらにここまで行ったC言語プログラミングについての総復習を行う.
同上
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 インターネットに接続された計算機の使用方法を習得する
2 報告書程度の文書の作成方法を習得する
3 C言語による簡単なプログラムが作成可能な能力を養う
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
報告書/Report 学習態度/Learnig attitude
1 インターネットに接続された計算機の使用方法を習得する
2 報告書程度の文書の作成方法を習得する
3 C言語による簡単なプログラムが作成可能な能力を養う
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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