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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
計算機工学入門
科目名(英文)
/Course
Introduction to Computer Engineering
時間割コード
/Registration Code
21145101
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報通信工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
岩橋 直人
オフィスアワー
/Office Hour
岩橋 直人(水曜日16時から17時)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/07
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
計算機科学/計算機工学の基礎知識を、計算機の歴史や社会的要件を踏まえて理解するとともに、学問として総合的に学習するための視点を取得することを目指す。そのために、計算機の歴史やさまざまな応用システムなどの社会的背景、計算機を科学/工学として成立させている数学、計算機アーキテクチャ、ソフトウェアの基本的考え方、情報倫理、などさまざまな基礎知識を学習する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
キーワード:計算機、コンピュータ、論理回路、組み合わせ回路、機械語、アセンブリ言語、高水準言語、情報倫理
履修上の注意
/Notes
アクティブラーニング形式で授業を行います。授業の前に各自予習をし、授業では、不明点についての質問への開設を行います。
教科書
/Textbook(s)
コンピュータのしくみを理解するための10章、馬場敬信、技術評論社、1980円(税抜)
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [導入・計算機とは何か]
・計算機の基礎的概念について学ぶ
2 2 [計算機の歴史]
・計算機の発達の歴史を学ぶことにより、計算機についての理解を深める。
3 3 [コンピュータの動く基本]
・電卓とコンピュータの違いを理解する。
・プログラム内蔵方式について学ぶ。
・コンピュータの基本構成を理解する。
4 4 [0と1から始まるコンピュータの世界]
・ビット表現について学ぶ。
・2進数による数の表現について学ぶ。
・デジタルとアナログの違いについて理解する。
5 5 [0と1を組み合わせて処理する(1)]
・ブール代数を使った0と1の処理法を学ぶ。
・論理式表現について学ぶ。
・論理関数で事象を表す方法を学ぶ。
6 6 [0と1を組み合わせて処理する(2)]
・論理関数を論理回路で実現する方法を学ぶ。
・組み合わせ回路を学ぶ。
7 7 [0と1を組み合わせて処理する(3)]
・順序回路を学ぶ。
・時間の概念を導入する方法を学ぶ。
8 8 [簡単なコンピュータを設計する]
・シンプルをコンピュータを実現する。
・命令サイクルを実現する。
・プログラムを実行してみる。
9 9 [0と1を並べて命令やデータを表現する]
・機械語プログラムについて学ぶ。
・機械命令の表現について学ぶ。
・10進数と2進数
・固定小数点形式、負の数の表現、浮動小数点形式について学ぶ。
10 10 [機械命令を実行する]
・固定小数点演算命令の実行をシミュレートしてみる。
・浮動小数点演算命令の実行をシミュレートしてみる。
・分岐命令を実行する。
11 11 [機械命令の実行を制御する]
・割り込みについて学ぶ。
・複数のプログラムを同時に走らせる方法について学ぶ。
・オペレーティングシステムの基礎を理解する。
12 12 [アセンブリ言語でプログラムを作成し実行する]
・なぜアセンブリ言語でプログラムを書くか理解する。
・アセンブリ言語から機械語へどうやって変換するか理解する。
・アセンブリ・コードから実行可能イメージの生成までの過程を理解する。
13 13 [高水準言語でプログラムを作成する]
・なぜ高水準言語でプログラムを書くのかを理解する。
・Cのプログラム例。
・コンパイラの仕事について理解する。
・高水準プログラムの作成から実行までを理解する。
・高水準言語レベルでプログラムをデバックする方法を学ぶ。
14 14 [アルゴリズムを考える]
・アルゴリズムとは何かを学ぶ。
・例として数字を大小順に並べる問題を取り上げる。
・効率のよりアルゴリズムとは何かを理解する。
15 15 [まとめ]
・全体のまとめ・整理・復習を行う。
16 16 [期末試験]
全体の内容に関して試験を行う.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 システムとしての計算機の役割と基本的枠組みを理解する。
2 計算機でのさまざまな情報表現を理解する。
3 計算機の各サブシステムの基本的機能を理解する。
4 積極的に授業に参加する・
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
受講態度
1 システムとしての計算機の役割と基本的枠組みを理解する。
2 計算機でのさまざまな情報表現を理解する。
3 計算機の各サブシステムの基本的機能を理解する。
4 積極的に授業に参加する・
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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