シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
障害科学Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Disability Science Ⅰ
時間割コード
/Registration Code
13014101
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
中村 光
オフィスアワー
/Office Hour
中村 光(毎週火曜日5時限(6508室))
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/02/26
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
 障害は、障害者個人に起こる生物学的問題であると同時に、社会が規定する社会学的問題でもある(障害の医学モデルと社会モデル)。障害を深く理解し、障害者を適切に支援するためには、健常の人体構造と機能を知り、障害を引き起こす疾患と障害の病態・症状について知り、そして障害者の心理および障害者をとりまく環境・社会について知る必要がある。
 本講義では、聴覚・言語障害、知的・発達障害、精神障害(高次脳機能障害を含む)について、それらの概要を学修する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
・ 保健福祉学の基礎
履修上の注意
/Notes
・ 教科書は「障害科学Ⅱ」と共通で用いる。
・ 関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること.
教科書
/Textbook(s)
・ 谷口敏代編:最新介護福祉全書11・障害の理解(第2版).メヂカルフレンド,2013
参考文献等
/References
・ ICF国際生活機能分類(障害者福祉研究会, 中央法規)
・ DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル(高橋三郎ら訳,医学書院)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
・ 教科書を熟読すること。また、上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので、積極的に参照して下さい。
・ 日頃から新聞記事などに目を通し、障害に対する問題意識をもつよう心がけて下さい。
・ 本講義で扱う障害は「外から見えない」障害であるので、想像力を働かせて理解するように努めて下さい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
・ 介護福祉士国家試験受験資格のための必修科目である(平成29年度入学生まで)。
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1) [イントロダクション:障害とは]
・ ICF(国際生活機能分類:WHO, 2001)に基づき、障害を理解する枠組み等について解説する(障害の基礎的理解)
授業ノート、配布資料等で復習する 単元1の資料(A4で10枚程度)を配布する
2 1(2) [聴覚機能と障害1]
・ 聴覚器官の構造と機能について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
授業ノート、配布資料等で予習・復習する
3 1(3) [聴覚機能と障害2]
・ 聴覚機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
4 1(4) [聴覚機能と障害3]
・ 聴覚障害の特性と評価について、事例も含めて解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
5 1(5) [聴覚機能と障害4]
・ 聴覚障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援)
次回の小テストに備えて単元の復習をする
6 2(6) [言語機能と障害1]
・ 第1回~第5回の内容について小テストを行う
・ 言語に関わる器官の構造と機能について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
授業ノート、配布資料等で予習・復習する 単元2の資料(A4で10枚程度)を配布する
7 2(7) [言語機能と障害2]
・ 言語機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
8 2(8) [言語機能と障害3]
・ 言語障害の特性と評価について、事例も含めて解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
9 2(9) [言語機能と障害4]
・ 言語障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援)
次回の小テストに備えて単元の復習をする
10 3(10) [知的発達と障害1]
・ 第6回~第9回の内容について小テストを行う
・ 人の発達と知的機能の概要について解説する(障害の医学的側面の基礎理解)
授業ノート、配布資料等で予習・復習する 単元3の資料(A4で8枚程度)を配布する
11 3(11) [知的発達と障害2]
・ 知的発達に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
12 3(12) [知的発達と障害3]
・ 知的・発達障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援)
次回の小テストに備えて単元の復習をする
13 4(13) [精神機能と障害1]
・ 第10回~第12回の内容について小テストを行う
・ 人の精神機能(高次脳機能を含む)の概要について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
授業ノート、配布資料等で予習・復習する 単元4の資料(A4で8枚程度)を配布する
14 4(14) [精神機能と障害2]
・ 精神機能に影響する疾病と障害について解説する(障害の医学的側面の基礎的理解)
同上
15 4(15) [精神機能と障害3]
・ 精神障害の評価と支援に関して、家族支援、多職種連携アプローチも含めて解説する(連携と協働、家族への支援)
定期試験に備えて全体的な復習をする
16 16 [定期試験]
・ 定期試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 障害を捉える枠組みについて理解する
2 聴覚言語、知的発達、精神の正常機能の概要について理解する
3 それらの疾病と障害の概要について理解し、障害をもつ人の状態について考察できる
4 それらの評価と支援の概要について理解し、今後の課題を考察できる
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
小テスト 授業態度
1 障害を捉える枠組みについて理解する
2 聴覚言語、知的発達、精神の正常機能の概要について理解する
3 それらの疾病と障害の概要について理解し、障害をもつ人の状態について考察できる
4 それらの評価と支援の概要について理解し、今後の課題を考察できる
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 15 5

科目一覧へ戻る