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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
介護総合演習Ⅲ
科目名(英文)
/Course
Care Work Exercise Ⅲ
時間割コード
/Registration Code
13007801
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻介護福祉コース
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
横田 純子 , 佐藤 ゆかり , 趙 敏廷 , 原野 かおり
オフィスアワー
/Office Hour
横田 純子(使用教室において、授業前後の時間に質問に応じます。)
佐藤 ゆかり(通年 火曜日 2限 6611研究室)
趙 敏廷(通年 金曜日1限 5105研究室)
原野 かおり(前期:火曜日5限、後期:水曜日5限)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
4年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/02
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
介護福祉実習Ⅲの導入及び総括を行う。
導入では、実習前に実習施設・機関についての理解を深める。また、これまでに各領域で学んだ知識と技術を統合し、介護実践につなげられるよう事前学習を進める。
総括では、実習を振り返り、介護福祉の知識や技術を実践と結び付け、統合・深化させる。担当ケースのケースレポート作成および、グループでモデルプランの立案・模擬カンファレンスを行うことで、質の高い介護実践やエビデンスの構築につながる、実践研究の意義とその方法を理解するとともに、介護福祉専門職に求められる能力を養う。
さらに、自己の課題を明確にし、専門職としての態度を養うとともに、介護福祉観を形成するために、介護福祉の課題と展望というテーマで論考する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
介護総合演習Ⅲは介護福祉実習Ⅲの事前指導と事後学習を行う。
介護福祉実習Ⅲは最終実習であり、これまでの知識・技術の総まとめを行う。
これまでに履修した講義・演習・実習で学んだ内容を統合し、臨床において介護福祉実践を行う基礎を固めていく過程であるため、既習知識・能力の全てが必要となる。

キーワード:高齢者、障がい者、家族、在宅、地域、障がい者支援施設、対象者特性、対象者との人間関係の成立・発展、日常生活の障害、生活像、介護福祉計画、生活支援技術、記録と評価、関連専門職との連携
履修上の注意
/Notes
・グループメンバー及び担当教員との連絡を密にする。
・ディスカッションには積極的に参加すること。
・実習Ⅲ-2では、地域で生活されている住民に個別に対応することから、礼儀作法や倫理性がより強く要請されることを自覚して演習に臨むこと。
教科書
/Textbook(s)
岡山県立大学介護福祉実習要綱
参考文献等
/References
介護福祉士養成講座テキスト
介護保険法・障害者総合支援法を含む福祉六法、ハンドブック等
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
既習科目の全ての知識と技術を統合し、活用する演習であるため、しっかり復習をしておくこと。
法律、制度、施策等の最新情報を収集しておくこと。
介護福祉士国家試験、社会福祉士国家試験の受験勉強内容も連動して実習・演習に役立つため、並行して進めるとよい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
介護福祉士国家試験受験資格を得るための必修科目
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [介護福祉実習Ⅲの意義]
介護福祉実習Ⅲの授業目標、到達課題、実習の実施方法について理解する
実習要綱を詳細に読み、理解する。ポートフォリオの作成に取り掛かる。
2 2 [実習施設の理解① グループ学習]
実習機関・施設、対象者、対象者の持つ特性について、グループ学習を進め、理解を深める。さらに、冊子にまとめ、実習教材とする。
実習施設、対象者、対象者の持つ特性の復習、知識の補完
3 3 [実習施設の理解② グループ発表]
グループ学習でまとめた冊子を資料に、グループごとにプレゼンテーションを行う。また、これまでに各領域で学んだ知識と技術を統合し、介護実践につなげる考え方を学習する。
他グループのプレゼンから学んだことを事後学習、プレゼン内で理解が不十分だった点を補習
4 4 [介護福祉実習Ⅲの概要①実習課題の検討]
介護福祉実習Ⅲの実習課題を確認するとともに、実習課題達成に向け必要な既習知識や技術の振り返りを行う。
既習知識や技術の復習
5 5 [介護福祉実習Ⅲの概要② 実習内容の確認]
介護福祉実習Ⅲの実習内容を確認し、各事業所での到達目標を理解する
各事業所の概要について調べる
6 6 [実習後学内反省会(総括)]
実習後に、主に施設単位で実習成果をまとめ、プレゼンテーションを行う。実習を振り返り、介護福祉の知識や技術を実践と結び付け、統合・進化させる
実習総括の作成と、施設ごとの実習成果シートの作成
7 7 [模擬カンファレンス(事例発表)の開催方法について]
学生が担当した利用者1名を選定し、グループメンバー全員で事例発表を行うとともに模擬カンファレンスを実施する。そのためのオリエンテーションを行う。
カンファレス開催技法の復習
8 8 [事例検討①グループワーク]
発表事例を全員で共有しする
事例検討ルールの確認
9 9 [事例検討②グループワーク]
発表事例のニーズ統合について、グループメンバーで検討し、担当教員の指導を受ける
ニーズ抽出に関連する知識の補完
10 10 [事例検討③グループワーク]
統合したニーズから、ケアプランと介護福祉計画を作成し、担当教員の指導を受ける
計画立案に関連する知識の補完
11 11 [事例検討④グループワーク]
模擬カンファレンスのシナリオを作成し、ロールプレイの準備を行う
シナリオ作成の技法の確認、ロールプレイ技法の確認
12 12 [模擬カンファレンス①]
シナリオに沿って模擬カンファレンスを実施する。ロールプレイにより、対象者の立場に立ってケースと援助展開を理解する。
ロールプレイで気づいた点について理解を深める
13 13 [模擬カンファレンス②]
シナリオに沿って模擬カンファレンスを実施する。ロールプレイにより、対象者ならびに家族や介護福祉士、他専門職の立場に立ってケースと援助展開を理解する。質の高い介護実践やエビデンスの構築につながる、実践研究の意義とその方法を理解するとともに、介護福祉専門職に求められる能力を養う。
家族や他専門職のロールプレイで気づいた点について理解を深める
14 14 [模擬カンファレンス③]
他グループの模擬カンファレンスに、フロア参加者として参加し、意見を述べるなど、カンファレンス内容をともに検討する
カンファレンス展開を実践し、気づいた点について理解を深める
15 15 [模擬カンファレンス④・実習総合総括]
フロア参加者および教員からの助言を受け、カンファレンスを通して気づいたこと、発表内容とは別の解釈からカンファレンスを展開した場合の予測などについて、振り返りの発表を行う
ケースの別の展開について考察し、必要な支援展開を検討する
16 16 [定期試験]
自己の課題を明確にし、専門職としての態度を養うとともに、介護福祉観を形成するために、介護福祉の課題と展望というテーマで論考する。授業目標の達成状況を自己評価する。
ポートフォリオの振り返り
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 1.在宅における介護福祉実習の意義と重要性について理解する。
2 2.介護福祉実習での学習内容を検討し再構築することで専門職としての意識を高める。
3 3.研究姿勢を養い、介護福祉観を深める。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
実習事前事後課題 学習態度
1 1.在宅における介護福祉実習の意義と重要性について理解する。
2 2.介護福祉実習での学習内容を検討し再構築することで専門職としての意識を高める。
3 3.研究姿勢を養い、介護福祉観を深める。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
20 60 20

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