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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
生活支援技術Ⅳ
科目名(英文)
/Course
Human Life Care Technique Ⅳ
時間割コード
/Registration Code
13006501
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
守屋 真季 , 趙 敏廷
オフィスアワー
/Office Hour
趙 敏廷(通年 金曜日1限 5105研究室)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第3クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/02/28
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
尊厳保持の観点から、どのような状態であっても、その人の自立・自律を尊重し、潜在能力を引き出し、見守ることも含めた適切な介護技術を用いて、安全に援助できる技術や知識について習得する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
これまでに学習した講義や演習での内容を整理し、食事の支援に必要な関連科目との繋がりを理解しておくことが必要である。また、食事は文化、風習等によって様々な地域の特性等がみられる生活行為でもあるため、それらに興味を持ち、食事に関わる生活機能全体を考究することが求められる。

キーワード:生活支援技術、生活機能分類、食事、脱水、誤嚥、こころとからだのしくみ、生活、地域文化や風習、高齢者、障がい者、他職種協働・連携、介護福祉士の役割
履修上の注意
/Notes
原則、全出席が必須である。また、レポート課題等についても原則、期限内に提出することが求められる。
介護演習実習室を使用する際には、演習に適した服装を着用すること。
教科書
/Textbook(s)
1.介護福祉士養成講座6 生活支援技術Ⅰ 介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規. 
2.介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ 介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規.
3.介護福祉士養成講座8 生活支援技術Ⅲ 介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規.
4.介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ 介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規.
5.介護福祉士養成講座14 障害の理解 介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規.
6.ICF 国際生活機能分類 障害福祉研究会編 中央法規.
参考文献等
/References
介護福祉士養成講座テキスト
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
既習科目の復習をしておくこと。
各単元後の時間外学習を参考に復習、予習をおこなうこと。
行事食や郷土食など食文化についても興味を持って情報を収集すること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
介護福祉士国家試験受験資格取得のための必須科目
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1) [自立に向けた食事の介護・ICFの視点]
食事の意義と目的、栄養の基礎知識を学ぶとともに、食事に必要な生活機能として何があるのかを学ぶ。
国際生活機能分類(ICF)を用いて、食事に必要な生活機能についてまとめる。 適宜、必要に応じて配布
2 2(2) [食事を楽しむための環境づくり]
食事に関するアセスメントと目標設定の考え方を学び、食事を楽しむための環境づくりの実際について学ぶ。
講義で使用した教科書等を活用し、生活機能分類の環境因子について復習する。 適宜、必要に応じて配布
3 3(3) [食事のための身体の構造とアセスメントの視点]
摂食に必要な心身機能について学び、食事支援の基本について学ぶ。
実際の摂食動作について理解し、こころとからだのしくみと生活支援技術との関連について教科書等を用いて復習する。 適宜、必要に応じて配布
4 4(4) [誤嚥・窒息予防・脱水予防]
摂食に必要な心身機能の復習と合わせて、誤嚥と窒息のしくみと予防について学ぶ。また、脱水の予防と脱水に気づくポイントについて学ぶ。
自立に向けた食事の介護を実践する上での安全・リスクマネジメントについて教科書等を用いて復習する。 適宜、必要に応じて配布
5 5(5) [自立度の高い利用者の食事支援]
自立度の高い利用者のケース(事例)を読み込み、情報収集からアセスメントを行って必要な支援について考え、個別援助計画を立てる。
事例の読み込みを行い、計画立案までを行う。 適宜、必要に応じて配布
6 6(6) [自立度の高い利用者の食事支援2]
自身が立てた個別援助計画についてグループで検討し、一部修正を加えて実際に実践する。実践に対する評価・考察までを行う。
計画実践に対する考察の記入、自身の課題と事例に関連する各設問についてまとめを行う。 適宜、必要に応じて配布
7 7(7) [一部介助を要する利用者の食事支援]
一部介助を要する利用者のケース(事例)を読み込み、情報収集からアセスメントを行って必要な支援について考え、個別援助計画を立てる。
事例の読み込みを行い、計画立案までを行う。 適宜、必要に応じて配布
8 8(8) [一部介助を要する利用者の食事支援2]
自身が立てた個別援助計画についてグループで検討し、一部修正を加えて実際に実践する。実践に対する評価・考察までを行う。
計画実践に対する考察の記入、自身の課題と事例に関連する各設問についてまとめを行う。 適宜、必要に応じて配布
9 9(9) [認知・知覚機能が低下している利用者への支援]
認知・知覚機能が低下している利用者(ケース)について、どのような支援上の工夫があるのかについて学び、体験する。
認知・知覚機能が低下している方への支援で必要な視点や配慮について振り返りをおこなう。 適宜、必要に応じて配布
10 10(10) [食品の安全管理・食中毒]
食中毒の発生状況とその原因、予防法について学び、実際の支援の中でどのようなことに気をつけるべきかを学ぶ。
食中毒の発生原因、発生状況や予防法について教科書等を用い、復習する。 適宜、必要に応じて配布
11 11(11) [自立度の低い利用者の食事支援]
自立度の低い利用者のケース(事例)を読み込み、情報収集からアセスメントを行って必要な支援について考え、個別援助計画を立てる。
事例の読み込みを行い、計画立案までを行う。 適宜、必要に応じて配布
12 12(12) [自立度の低い利用者の食事支援2]
自身が立てた個別援助計画についてグループで検討し、一部修正を加えて実際に実践する。実践に対する評価・考察までを行う。
計画実践に対する考察の記入、自身の課題と事例に関連する各設問についてまとめを行う。 適宜、必要に応じて配布
13 13(13) [疾患別食事療法と介護福祉士の役割・他職種との協働]
食事に配慮が必要な疾患について知るとともに、どのような支援が必要になるのかを学ぶ。
食事に配慮が必要な疾患と具体的支援方法とを教科書等を用いて復習する。 適宜、必要に応じて配布
14 14(14) [食事支援における他職種との連携]
食事に支援が必要な利用者に対する他職種での連携、協働について学ぶ。
各専門職の役割の理解、その中での介護福祉士の役割の明確化ができ、他職種と協働することの意味を復習する。 適宜、必要に応じて配布
15 15(15) [自立に向けた食事の介護のまとめ]
自立に向けた食事の介護の知識、技術について復習を行う。
自立に向けた食事の介護の知識、技術について1~15回の復習を行う。
16 16(16) [自立に向けた食事の介護(筆記テスト)]
自立に向けた食事の介護における筆記試験を行う。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 自立に向けた食事介護について知識を習得することができる
2 自立に向けた食事介護について技術を習得することができる
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート課題/assignment 授業態度/attitude
1 自立に向けた食事介護について知識を習得することができる
2 自立に向けた食事介護について技術を習得することができる
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 20 20

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