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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
老年科学
科目名(英文)
/Course
Gerontology
時間割コード
/Registration Code
13004201
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
中村 光 , 澤田 陽一
オフィスアワー
/Office Hour
中村 光(毎週火曜日5時限(6508室))
澤田 陽一(金曜日5限 保健福祉学部棟5階6515室)
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第3クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/09/07
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
オムニバス
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
 人は高齢期になると、視覚・聴覚などが減退し体力も低下するなどの変化が避けられないが、一方で人格的には成熟するなど、人はその生涯にわたって発達し続けるものである。
 本講義では、発達の観点から老化を理解し、高齢期における心理や身体機能の変化の特徴、高齢期における老化と発達・成熟に関する基礎的な知識と考え方を学修する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
・ 保健福祉学、人体の構造と機能、高齢者福祉の基礎
履修上の注意
/Notes
・授業は第1回~第3回を中村が、第4回以降を澤田が行う。
・令和2年度はオンライン授業で、中村はオンデマンド式、澤田はMicrosoft Teamsを用いたリアルタイム式で実施する。
・ 関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること。
教科書
/Textbook(s)
・ 使用しない
参考文献等
/References
・ 柴田博ほか(編):老年学要論.建帛社,2009.
・ 東京都老人総合研究所(編):サクセスフル・エイジング.ワールドプランニング,1998.
・ 谷口幸一ほか(編):エイジング心理学.北大路書房,2007.
・ 長嶋紀一(編):介護福祉士選書新版老人心理学.建帛社,2003.
・ 池田学:認知症.中公新書,2010.
・ 飯島裕一・佐古泰司:認知症の正体.PHPサイエンス・ワールド新書,2011.
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
・ 上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので、積極的に参照して下さい。


資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
・ 介護福祉士国家試験受験資格のための必修科目である。
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [成長・発達と加齢・老化]
・ 成長・発達、加齢・老化の用語や概念について学修する
・ 高齢者観とその変遷について学修する
授業ノートや配布資料等を参考に復習する オンデマンド式で授業資料をはっとりんにアップロードする
2 [高齢期の定義と高齢期における発達]
・ 高齢期の定義および高齢期の発達・成熟について、生涯発達の観点から学修する
授業ノートや配布資料等を参考に予習・復習する 同上
3 [老化と関連要因]
・ 生理学的老化と病的老化の区別、老化に影響を与える要因について学修する
・ レポート課題について説明する
レポートを作成する 同上
4 [老年科学の射程とその視点]
・ 高齢者の行動・心理を理解するための視点(脳から行動・心理を考える、科学的知見を重視する、発達過程・段階を追って理解する)を学修する。
授業ノートや配布資料等を参考に予習・復習する リアルタイム式で授業資料をTeamsで共有する
5 [高齢者の行動・心理を読み解く方法1]
・ 神経系の進化・発達および解体過程を説明する理論から、高齢者の行動・心理を読み解く方法を学修する
同上 同上
6 [高齢者の行動・心理を読み解く方法2]
・ 高齢期の具体的な事例をもとに、脳から行動を考える視点の重要性を学修する
同上 同上
7 [高齢者の支援・ケアのあり方]
・ 正しい知識とエビデンスに基づく高齢者の支援・ケアのあり方について学修する
・ レポート課題について説明する
レポートを作成する 同上
8 8  [感覚・知覚・認知のエイジング1:感覚機能]
・ 視覚機能を中心に、感覚機能における発達および加齢の影響について学修する
・ 以下、5回にわたり、介護実践(特にICFに基づくアセスメント)に役立つ心身機能に関する知識を学修する
同上 同上
9 [感覚・知覚・認知のエイジング2:意識・注意]
・ 意識と注意の関係性を理解した上で、発達および加齢の影響について学修する
同上 同上
10 10 [感覚・知覚・認知のエイジング3:記憶]
・ 記憶に関する基礎理論を把握した上で、発達および加齢の影響について学修する
同上 同上
11 11 [感覚・知覚・認知のエイジング4:情動・感情]
・ 情動と感情の違いを理解した上で、発達および加齢の影響について学修する
同上 同上
12 12 [感覚・知覚・認知のエイジング5:パーソナリティ]
・ パーソナリティの基礎理論を把握した上で、発達および加齢の影響について学修する
・ レポート課題について説明する
レポートを作成する 同上
13 13 [発達理論と発達課題1]
・ 生涯発達に関する理論を概説し、乳幼児期から高齢期に至るまでの発達課題を学修する
同上 同上
14 14 [発達理論と発達課題2]
・ 従来の高齢者観と近年、提唱されている高齢者観を対比的に取り上げ、高齢期の発達課題について学修する
同上 同上
15 15 [高齢期の社会問題と保健福祉政策]
・ 具体的な高齢期の社会問題を取り上げ、高齢者の健康を維持・促進する保健福祉政策や心理社会的ケアの方法について学修する
・ レポート課題について説明する
レポートを作成する 同上
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 高齢期を含めた人の成長と発達の概要について理解する
2 老化の考え方と高齢者におきる変化について理解する
3 発達・成熟の考え方と高齢者におきる変化について理解する
4 社会における高齢者の概要について理解する
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 授業態度
1 高齢期を含めた人の成長と発達の概要について理解する
2 老化の考え方と高齢者におきる変化について理解する
3 発達・成熟の考え方と高齢者におきる変化について理解する
4 社会における高齢者の概要について理解する
評価割合(%)
/Allocation of Marks
90 10

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