シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
権利擁護・成年後見制度
科目名(英文)
/Course
Human Rights Advocacy and Adult Guardianship
時間割コード
/Registration Code
13002901
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
桐野 匡史
オフィスアワー
/Office Hour
桐野 匡史(第1・2Q:月4限(6602)、第3・4Q:金5限(6602))
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第3クォーター
対象学生
/Eligible Students
3年,4年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/02/17
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
相談援助活動における憲法,行政法,民法等の各種法制度との関係,および成年後見制度,日常生活自立支援事業等の概要と実際を理解することを通じて,社会福祉士に求められる権利擁護のあり方を知り,これらの相談援助活動に必要な法律上の知識を習得することを目的とする。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
社会福祉法制度に対する幅広い理解が求められる。
履修上の注意
/Notes
基本的な知識を身につけるとともに,他の科目で習得する知識とも関連づけて理解を深めること。
教科書
/Textbook(s)
社会福祉士養成講座編集委員会『権利擁護と成年後見制度』,中央法規出版.
参考文献等
/References
適宜,必要があれば紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書・配布資料(スライド)等の教材を活用し,各回の授業の前後には必ず予習・復習を行うこと。また,権利擁護活動や成年後見等に関する新聞やニュース等を読み,理解を深めるための努力をすること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
社会福祉士国家試験受験資格科目のひとつである。
備考
/Notes
学生の理解度や法改正の動向などを考慮し,授業を展開するため,講義内容が前後したり,シラバスの内容が変更される場合がある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1回目) [オリエンテーション、相談援助活動と法]
履修上の注意事項,権利擁護の役割を担うために必要な社会福祉士の相談援助活動と法の関連を概観する。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
2 2(2回目) [日本国憲法]
日本国憲法の基本原理を知り,基本的人権に対する理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに,憲法上の権利と基本的人権,自由権と社会権についての理解を深めること。 スライド等を配布する。
3 3(3回目) [行政法(1)]
行政法の基本原理を知るとともに,行政事件訴訟法等について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに,行政により権利・利益が侵害された場合の救済の仕組みについて理解を深めること。 スライド等を配布する。
4 4(4回目) [行政法(2)]
行政不服審査法,国家賠償法等について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。とくに,行政により権利・利益が侵害された場合の救済の仕組みについて理解を深めること。 スライド等を配布する。
5 5(5回目) [民法(1)]
民法の基本的な仕組み,自己決定と代理,契約の類型や契約責任,消費者保護等についての理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
6 6(6回目) [民法(2)]
不法行為と損害賠償責任等に対する理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,福祉場面における不法行為責任や契約責任等の所在について理解を深めること。 スライド等を配布する。
7 7(7回目) [民法(3)]
親族法を中心に,親権や養子縁組の仕組み,相続等について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,親権や養子縁組,相続全般について概観し,復習すること。 スライド等を配布する。
8 8(8回目) [成年後見制度:法定後見制度(1)]
成年後見制度の概要を理解し、後見・保佐・補助等について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,後見・保佐・補助による成年後見人等の権限・制限について理解を深めること。 スライド等を配布する。
9 9(9回目) [成年後見制度:法定後見制度(2)]
法定後見の申立ての流れについて理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
10 10(10回目) [成年後見制度:任意後見制度]
任意後見制度(任意後見契約)の仕組みと申立ての流れについて理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,法定後見制度と対比しながら,任意後見制度の意義について理解を深めること。 スライド等を配布する。
11 11(11回目) [成年後見人等の義務と責任、成年後見制度の動向]
権利擁護活動の担い手である成年後見人等に求められる義務と責任を理解し,最近の成年後見制度の動向について把握する。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,社会福祉士等の専門職に求められる責務について再度復習すること。 スライド等を配布する。
12 12(12回目) [日常生活自立支援事業、成年後見制度利用支援事業]
日常生活自立支援事業や成年後見制度利用支援事業の内容について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,成年後見制度と対比しながら,日常生活自立支援事業の内容について理解を深めること。 スライド等を配布する。
13 13(13回目) [権利擁護にかかわる組織、団体、専門職の役割]
権利擁護活動に関わる家庭裁判所や法務局,社会福祉協議会や児童相談所等の役割について復習する。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,これまでに習得した科目の内容も踏まえて,それぞれの組織や団体,専門職の役割について復習すること。 スライド等を配布する。
14 14(14回目) [成年後見活動、権利擁護活動の実際]
成年後見活動や権利擁護活動の実際について,事例を通して理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,これまでに学習した内容と照らし合わせて理解を深めること。 スライド等を配布する。
15 15(15回目) [社会福祉士と権利擁護、総括]
社会福祉士に求められる権利擁護の視点,考え方などについて総括し,授業全体を振り返る。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
16 16(16回目) [試験]
試験を実施する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 相談援助活動に必要な法的知識(憲法,行政法,民法等)の獲得を図る
2 相談援助活動に必要な成年後見制度,日常生活自立支援事業等の理解を深める
3 権利擁護活動の実際と支援者に求められる資質について理解を深める
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート課題・小テスト等 学習態度
1 相談援助活動に必要な法的知識(憲法,行政法,民法等)の獲得を図る
2 相談援助活動に必要な成年後見制度,日常生活自立支援事業等の理解を深める
3 権利擁護活動の実際と支援者に求められる資質について理解を深める
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 20 10

科目一覧へ戻る