シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
高齢者福祉論Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Welfare for the aged Ⅰ
時間割コード
/Registration Code
13B40901
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
桐野 匡史
オフィスアワー
/Office Hour
桐野 匡史(第1・2Q:月4限(6602)、第3・4Q:金5限(6602))
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第3クォーター
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/02/17
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
高齢期は人生のターミナルステージであり,生き抜いていく中で誰もが当事者となるのが高齢者である。このことから,高齢者福祉における諸問題を自らの問題としてとらえ,学ぶことが求められる。本講義では,高齢者の特性のほか,高齢者福祉施策の歴史的展開や現在の高齢者や家族を取り巻く現状や課題を概観したうえで,高齢期をよりよく生きていくための高齢者福祉制度や福祉サービスについて理解を深めることを目的とする。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
履修にあたっての条件はないが,高齢者やその家族,社会福祉法制度に対する幅広い理解が求められる。
履修上の注意
/Notes
基本的な知識を身につけるとともに,他の科目で習得する知識とも関連づけて理解を深めること。
教科書
/Textbook(s)
社会福祉士養成講座編集委員会『高齢者に対する支援と介護保険制度』,中央法規出版
参考文献等
/References
適宜,必要があれば紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書・配布資料(スライド)等の教材を活用し,各回の授業の前後には必ず予習・復習を行うこと。また,高齢者福祉や介護保険制度等に関する新聞やニュース等を読み,理解を深めるための努力をすること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
社会福祉士国家試験受験資格科目のひとつである。
備考
/Notes
学生の理解度や法改正の動向などを考慮し,授業を展開するため,講義内容が前後したり,シラバスの内容が変更される場合がある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [オリエンテーション,高齢者理解(1)]
履修上の注意事項等についてオリエンテーションを行うとともに,高齢者を身体的・社会的に理解するために必要な知識を学ぶ。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
2 2 [高齢者理解(2)]
高齢者の精神機能や高齢期の発達課題など,総体としての高齢者への理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
3 3 [少子高齢社会と高齢者・家族を取り巻く諸問題]
日本の少子高齢社会の現状や課題,高齢者やその家族を取り巻く問題について理解する。
当該授業の復習を行うこと。とくに,高齢者やその家族がおかれている現状や課題について理解を深めること。 スライド等を配布する。
4 4 [高齢者保健福祉施策の発展過程(1)]
高齢者保健福祉の起源と生成および明治期から昭和20年代までの高齢者保健福祉施策の発展過程について理解を深める
当該授業の復習を行うこと。とくに,高齢者保健福祉の発展に影響を及ぼした歴史的な思想や制度について理解を深めること。 スライド等を配布する。
5 5 [高齢者保健福祉施策の発展過程(2)]
第二次世界大戦後から現在までの日本の高齢者保健福祉施策の展開について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,第二次世界大戦後以降に法定化された各種法制度やプラン等について理解を深めること。 スライド等を配布する。
6 6 [高齢者支援の関係法規(1)]
高齢社会対策基本法や老人福祉法による福祉の措置,高齢者医療制度等について概観し,その全体像を理解する。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
7 7 [高齢者支援の関係法規(2)]
高齢者虐待防止法,高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律,高齢者の居住の安定確保に関する法律など,高齢者支援に関連するその他の法制度について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,高齢者虐待防止法の枠組みや特徴、その他法制度への理解を深めること。 スライド等を配布する。
8 8 [介護保険制度の仕組み(1)]
介護保険制度の全体像と概要について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 介護保険制度の仕組みと概要,保険財政等について理解を深めること。 スライド等を配布する。
9 9 [介護保険制度の仕組み(2)]
介護保険制度における保険者・被保険者についての理解,最近の動向などを整理し,理解する。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
10 10 [介護保険制度の仕組み(3)]
要介護認定の仕組みやプロセスについて理解する。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,要介護認定の仕組みやプロセスを整理し,復習すること。 スライド等を配布する。
11 11 [介護保険制度の仕組み(4)]
地域支援事業や介護保険事業計画等について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,地域支援事業創設の背景や概要等について理解を深めること。 スライド等を配布する。
12 12 [介護保険制度におけるサービス体系(1)]
介護保険制度における居宅サービスと施設サービスについての理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,これまでに習得した科目の内容も踏まえて,各種専門職,サービス(事業)の内容について理解を深めること。 スライド等を配布する。
13 13 [介護保険制度におけるサービス体系(2)]
介護保険制度における介護予防サービスと地域密着型サービスについて理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,これまでに学習した内容と照らし合わせて,介護予防および地域密着型サービスの考え方やサービス内容について理解を深めること。 スライド等を配布する。
14 14 [高齢者を支援する組織と役割]
介護保険制度のみではなく,広く高齢者の生活を支援する組織・機関の存在と役割について理解を深める。
当該授業の復習を行うこと。 とくに,これまでに学習した内容と照らし合わせて理解を深めること。 スライド等を配布する。
15 15 [まとめ,総括]
高齢者保健福祉の歴史的展開から現在の介護保険制度に至るまで,授業全体を振り返る。
当該授業の復習を行うこと。 スライド等を配布する。
16 16 [期末試験]
試験を実施する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 高齢者に対する理解や高齢化がもたらす社会への影響、問題を知る
2 高齢者施策の歴史的展開を理解する
3 高齢者を取り巻く各制度の仕組みやサービスについて理解する
4 介護保険制度についての基本的知識を身につける
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート課題・小テスト等 学習態度
1 高齢者に対する理解や高齢化がもたらす社会への影響、問題を知る
2 高齢者施策の歴史的展開を理解する
3 高齢者を取り巻く各制度の仕組みやサービスについて理解する
4 介護保険制度についての基本的知識を身につける
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 20 10

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