シラバス参照

授業情報／Course information

科目一覧へ戻る 2020/10/22 現在

授業基本情報
科目名（和文）
／Course		 児童福祉論Ⅱ
科目名（英文）
／Course		 Child Welfare Policy and Practice Ⅱ
時間割コード
／Registration Code		 13B40801
学部（研究科）
／Faculty		 保健福祉学部
学科（専攻）
／Department		 保健福祉学科
担当教員（○：代表教員）
／Principle Instructor （○） and Instructors		 ○周防　美智子
オフィスアワー
／Office Hour		 周防　美智子(水曜日　16：00~17：30)
開講年度
／Year of the Course		 2020年度
開講期間
／Term		 第3クォーター
対象学生
／Eligible Students		 2年,3年,4年
単位数
／Credits		 2
授業概要情報
更新日
／Date of renewal		 2020/02/14
使用言語
／Language of Instruction		 日本語
オムニバス
／Omnibus		 該当なし
授業概略と目的
／Cource Description and Objectives		 児童・家庭の生活実態とこれを取り巻く社会情勢や福祉ニーズを理解する。児童福祉の基盤となる子どもの発達、子どもの権利、子どもと家庭、子どもと学校、子どもと地域の関係について理解したうえで、児童・家庭福祉制度の発展過程についての学びを深める。また、児童の権利保障や相談援助活動において必要となる児童・家庭福祉制度や関係法制度について理解し、子ども、家庭への支援活動と課題を考える。
履修に必要な知識・能力・キーワード
／Prerequisites and Keywords		 現在の子ども・家族の状況を理解し、子ども・子育てニーズを考えることが必要である。学んだ理論を、現状の児童福祉に照らし合わせ理解を深める積極的な考察力が必要である。授業は、講義とグループディスカッションで進めるため、自分の意見を伝える力、他者の話を聞く力が必要である。
履修上の注意
／Notes		 授業だけでなく、地域ボランティア活動などを通して実践理解を深めてほしい。
授業中は積極的に参加し、自らの理解を深めること。
教科書
／Textbook(s)		 新社会福祉士養成講座１５　『児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度　第６版』　中央法規
参考文献等
／References		 国民の福祉と介護の動向2019　厚生の指標　：　厚生労働統計協会
自主学習ガイド
／Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework		 マス・メディアを通して、子ども、家庭、学校、保育園、幼稚園、子育て支援をキーワードに関心を深めること。
資格等に関する事項
／Attention Relating to Professional License		 社会福祉士国家試験受験資格の必修科目である。保育士資格に関する知識を深めるために受講することが望ましい。
備考
／Notes		 特になし

本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元（授業回数）
／Unit (Lesson Number)		 単元タイトルと概要
／Unit Title and Unit Description		 時間外学習
／Preparation and Review		 配付資料
／Handouts
1 1 [オリエンテーション]
授業の概要・目的・進め方・評価について説明する。
子ども家庭福祉の視点について再確認を行う。		 子ども家庭福祉の理念を復習する。
2 2 [児童福祉の実施体制・財政]
児童福祉の実施体制の理解と実施のための財政について学ぶ。		 児童福祉実施体制を理解する。
3 3 [子ども・家庭を支援する専門職]
子ども・家庭支援を行う専門職の理解と連携について学ぶ。		 児童福祉に関する専門職を理解する。
4 4 [母子保健の現状と課題]
妊産婦から乳児・母子における保健の現状と課題について理解する。グループディスカッションにより、母子保健の課題、支援を考える。		 母子保健の現状を理解する。 母子保健の統計資料配布
5 5 [特別児童扶養手当等の支給に関する法律]
特別児童扶養手当等の支給に関する法律の目的、概要を学ぶ。障害児支援のあり方、課題について理解を深める。		 障害児支援について課題を考える。
6 6 [児童健全育成の目的]
我が国における児童健全育成の現状と課題について理解を深める。		 児童健全育成の課題を考える。 引きこもり対策事業の資料配布
7 7 [児童福祉から見る保育の現状と課題]
待機児童の課題、就学前教育のあり方について検討する。		 幼児期の育ちの課題と支援を理解する。
8 8 [児童手当法および児童手当制度の今後と課題]
児童手当法について理解する。また、児童手当制度の今後の動向について、グルーディスカッションを行う。		 子育て支援施策、児童手当法を理解する。
9 9 [児童扶養手当法]
児童扶養手当法を理解し、ひとり親家庭の現状と課題から家庭支援のあり方について考える。		 ひとり親家庭の課題を理解する。
10 10 [社会的養護の現状と課題]
社会的養護の現状と課題について理解を深めることから、子ども支援について検討する。		 社会的養護の課題を考える。 社会的養護の統計資料配布
11 11 [非行児童への支援]
非行児童の現状理解を深め、児童の自立について考える。自立についてグループディスカッションを行う。		 福祉の視点による非行児童の理解を深める。 非行児童の現状資料配布
12 12 [次世代育成支援対策推進法]
次世代育成支援施策の展開について、子育ての現状を捉え理解を深める。		 子育てニーズと次世代育成支援対策について理解を深める。
13 13 [児童相談所の役割と実際（１）]
児童相談所の役割、他機関連携を学ぶ。
 児童相談所の役割を理解する。
14 14 [児童相談所の役割と実際（２）]
児童虐待などの事例を通し、児童相談所における相談支援の実際を学ぶ。		 児童虐待児への支援を理解する。
15 15 [地域支援活動とネットワーク]
地域住民を巻き込んだ支援の展開について学ぶ。
グループディスカッションによって、地域支援を考える。		 地域ネットワークの構築を理解する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点／Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
／Learning Goal		 知識・理解
／Knowledge & Undestanding		 技能・表現
／Skills & Expressions		 思考・判断
／Thoughts & Decisions		 伝達・コミュニケーション
／Communication		 協働
／Cooperative Attitude
1 子どもと環境の関係から育ちを理解する。 ○ ○ ○ ○
2 児童福祉の理念と意義から支援を考察する。 ○ ○ ○ ○ ○
3 児童福祉に関する法体系や実施体系について習得する。 ○ ○
4 社会福祉の視点から、支援活動の課題を考察する。 ○ ○ ○ ○ ○
成績評価方法と基準／Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
／Learning Goal		 定期試験
／Exam.		 出席状況 小レポート グループディスカッション
1 子どもと環境の関係から育ちを理解する。 ○ ○ ○ ○
2 児童福祉の理念と意義から支援を考察する。 ○ ○ ○ ○
3 児童福祉に関する法体系や実施体系について習得する。 ○ ○ ○ ○
4 社会福祉の視点から、支援活動の課題を考察する。 ○ ○ ○ ○
評価割合（％）
／Allocation of Marks		 60 10 10 20

科目一覧へ戻る