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授業情報/Course information

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授業基本情報
科目名(和文)
/Course
食品学実験Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Food Science Experiment Ⅰ
時間割コード
/Registration Code
12142201
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
栄養学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
伊東 秀之 , 岩岡 裕二
オフィスアワー
/Office Hour
伊東 秀之(金曜5限(6204室))
岩岡 裕二(水曜日5時限(在室時は随時対応可))
開講年度
/Year of the Course
2020年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2020/03/11
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
食品学I、食品学IIならびに食品材料学において習得した知識をもとに、食品成分の分析を系統的に行い、理論とこれまでの知識の関連性を確認する。知識のみの危うさならびに実験の重要さを体得する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
食品学Ⅰおよび食品学Ⅱで修得した知識が必要である。基礎有機化学の履修が望ましい。
履修上の注意
/Notes
実験に関する方法、知識を実験前に十分学習しておくこと。実験に当たっては、よく観察し、こまめにメモをとること。理論的にデータを解釈できるようにすること。
教科書
/Textbook(s)
プリントした実習書を作成してこれを用いる。
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
実験を行う項目についてあらかじめ実習書で確認し、実験計画をまとめておくこと。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
管理栄養士国家試験受験資格
栄養士免許
栄養教諭一種免許
食品衛生管理者の任用資格
食品衛生監視員の任用資格
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1-2 [香料の化学合成]
はじめに研究倫理,実践現場の課題と研究のつながり,科学的探究における批判的思考の必要性について概説し,秤量の基本操作を修得し、バナナ香料の化学合成及びTLC分析の基本操作を理解する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 事前に資料を配布する。
2 3-4 [食品における灰分の測定]
試料の灰化後の重量から灰分の重量を測定する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 事前に資料を配布する。
3 5-7 [食品におけるリンの定量]
試料からミネラルを抽出後,吸光度法により試料中のリンを定量する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。 事前に資料を配布する。
4 8-10 [食品におけるタンパク質の定量]
改良ケルダール法により試料中のタンパク質の定量を行う。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。各段階での化学反応について調べる。 事前に資料を配布する。
5 11-13 [酵素的および非酵素的褐変反応]
リンゴの褐変反応およびアミノカルボニル反応について,観察を含めて反応機能を理解する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。酵素的および非酵素的褐変反応の機構を調べる。 事前に資料を配布する。
6 14-16 [茶剤の抗酸化活性の測定]
茶剤のDPPHラジカル消去作用による抗酸化活性を測定する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。ラジカル消去作用の機構についてまとめる。 事前に資料を配布する。
7 17-19 [緑茶に含まれるポリフェノール成分の定量]
酒石酸鉄吸光光度法により試料中のポリフェノールを定量する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。ポリフェノールの性質、そのたの定量方法について調べる。 事前に資料を配布する。
8 20-21 [緑茶に含まれるカフェインの単離とTLC,MSによる同定]
緑茶エキスからカフェインの結晶を取り出し、TLC分析およびESI-MS分析から、同定を行う。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。カフェインの性質、TLCおよびMS分析方法の特徴を調べる。 事前に資料を配布する。
9 22-23 [主要アミノ酸のTLCによる分析]
ニンヒドリン反応による呈色により各アミノ酸を確認する。
実験項目をあらかじめ実験書で確認し、実験プロトコールを作成しておく。ニンヒドリン反応の呈色機構を調べる。 事前に資料を配布する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 ミネラルにおいては取り上げたリンの理解
2 タンパク質について、精製法、高分子の性質、物理・化学的性質の理解
3 タンパク質の栄養学的な機能とその構成アミノ酸との関連性
4 食品成分間の変化および食品成分の化学構造の理解
5 ポリフェノールについて、精製法、物理・化学的性質、機能性の理解
6 カフェインについて、精製法、物理・化学的性質、機能性の理解
7 TLCや質量分析について、分析の原理、応用についての理解
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 出席 態度
1 ミネラルにおいては取り上げたリンの理解
2 タンパク質について、精製法、高分子の性質、物理・化学的性質の理解
3 タンパク質の栄養学的な機能とその構成アミノ酸との関連性
4 食品成分間の変化および食品成分の化学構造の理解
5 ポリフェノールについて、精製法、物理・化学的性質、機能性の理解
6 カフェインについて、精製法、物理・化学的性質、機能性の理解
7 TLCや質量分析について、分析の原理、応用についての理解
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 10 10

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