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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
社会学
科目名(英文)
/Course
Sociology
時間割コード
/Registration Code
00A39601
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
横山 陸
オフィスアワー
/Office Hour
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期集中
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/09/11
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
人文・社会科学
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
社会学の基本的な考え方を理解することを授業の目的とする。今回はとくにフランス・ドイツの社会学者(コント、デュルケーム、ウェーバー、ジンメル、ホルクハイマー、アドルノ、フロム、マンハイム、シェーラー、シュッツ)の理論を紹介しながら、「自殺」、「宗教」、「政治」、「都市」、「文化」、「芸術」、「自由」、「学問」などのテーマを取り上げながら、社会学の考え方の基本を説明していく。授業は講師による説明を聴講するという座学が中心となるが、集中講義でもあるので、ディスカッションやリアクション・ペーパーという形でのコミュニケーションの時間も設ける。もちろん授業中の質問も歓迎する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
履修にあたって専門知識は前提としない。初学者を前提として授業を行うが、社会に対する興味関心をもっていること、また少しばかり物事を抽象的に考えてみようという意欲が必要である。また、社会学とは社会問題の実践的な解決方法を提示する学問ではないので、履修にあったって、そうした期待は持たないようにして欲しい。
履修上の注意
/Notes
集中講義なので「出席」を重視する。また私語や遅刻は厳禁。
教科書
/Textbook(s)
特に指定しない。プリントを配布する。
参考文献等
/References
適宜、授業中に紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
小テスト・レポートを行うので、その準備としてある程度の授業外学習(自主学習)に時間を割く必要がある。自主学習としては、授業で配布したプリントとノートを各自で読み返し、授業内容を整理することを期待する。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [オリエンテーション]
授業の進め方、評価方法などに関するオリエンテーション。
2 2 [社会学のはじまり]
社会学の創始者と呼ばれるフランスの社会学者コントを紹介しながら、社会と学問との関係について考える。
3 3 [自殺と近代社会]
フランスの社会学者デュルケームの理論を紹介しながら、自殺や犯罪と社会との関係について考える。
4 4 [宗教と近代社会]
ドイツの社会学者ウェーバーの理論を紹介しながら、宗教と近代社会との関係について考える。
5 5 [行為の社会学]
引き続きウェーバーの理論を紹介しながら、人間の行為について社会学の観点から考える。
6 6 [政治の社会学]
引き続きウェーバーの理論を紹介しながら、人間の行為と政治との関係について考える。
7 7 [都市というライフ・スタイル]
ドイツの社会学者ジンメルの理論を紹介しながら、都会という近代社会に特有のライフ・スタイルについて社会学の観点から考える。
8 8 [社交性と孤独]
引き続きジンメルの理論を紹介しながら、社交性と孤独という両極にあるライフ・スタイルについて考える。
9 9 [貨幣の社会学]
引き続きジンメルの理論を紹介しながら、価値や貨幣について社会学の観点から考える。
10 10 [文化と産業]
ドイツの社会学者ホルクハイマーとアドルノの理論を紹介しながら、文化産業という近代の社会現象について考える。
11 11 [芸術とは何か]
引き続きアドルノの理論を紹介しながら、「芸術とは何か」について社会学の観点から考える。
12 12 [自由からの逃走]
ドイツの社会学者フロムの理論を紹介しながら、自由について社会学の観点から考える。
13 13 [学問と社会]
ドイツの社会学者シェーラーの理論を紹介しながら、知識・学問と社会との関係について考える。
14 14 [イデオロギー]
ドイツの社会学者マンハイムの理論を紹介しながら、イデオロギーの問題について考える。
15 15 [日常性とは何か]
ドイツの社会学者シュッツの理論を紹介しながら、私たちが何かを「日常」とか「自然」に感じる、ということついて社会学の観点から考える。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 社会学の基本的な考え方を理解する
2 社会学の基本的な理論の概要を説明できる。
3 社会学の基本的な理論の利点や欠点を指摘できる。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
小テスト・レポート 出席態度
1 社会学の基本的な考え方を理解する
2 社会学の基本的な理論の概要を説明できる。
3 社会学の基本的な理論の利点や欠点を指摘できる。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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