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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
生物と環境
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
00A25301
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
中島 伸佳
オフィスアワー
/Office Hour
中島 伸佳(金曜4時限(6210))
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/02/25
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
自然科学
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
地球環境の特性と生物の多様性の意義を考え、さらに、動物である人間と、植物や微生物などの他の生物との関わりについて、食とエネルギーや環境問題などを題材に、自然科学的な観点から理解することを目指す。
地球という惑星上で、エネルギーと化学物質から成り立っている生物生態系の構造と機能を、気象環境などを含めて理解する。更にヒトという生物(動物)の特性を歴史的に考えながら、「食と環境問題」を自然科学的な側面から将来を考察する
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
この科目を受講する学生は、「現在の地球環境と人間の生活に関する危機感」、並びに「自然科学に対する基礎知識や認識」を持って講義に臨んでくれるように。

生物、化学、環境、気象
履修上の注意
/Notes
講義には積極的に出席し、その能動的な受講態度を期待する。予習・復習をすること。遅刻厳禁!
教科書
/Textbook(s)
教科書:「栄養科学シリーズNEXT: 基礎化学」、辻、他、編、講談社。
参考文献等
/References
必要に応じてプリントや資料を配布する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
この科目を受講する学生は、「現在の地球環境と人間の生活に関する危機感」、並びに「自然科学に対する基礎知識や認識」を持って講義に臨んでくれるように。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
成績認定は、出席中の受講態度(出席点)、レポート、小テスト、並びに、定期試験結果などにより、総合的に評価する。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [地球の環境特性]
太陽系の惑星のひとつである地球の環境特性を、歴史的かつ物質科学的に理解する。
予習・復習をすること。第2回目以降も同様である。
2 2 [地球上の生命体の生態系]
地球上の生命体の生態系の仕組みや構造と機能を環境科学的に考える。
3 3 [地球環境とエネルギー]
食物エネルギーの循環の仕組みを、特に「地球環境と食物」を通して理解する。
4 4 [微生物、植物、動物]
生物の多様性(微生物、植物、動物)を理解し、「生産者」としての植物、「分解者」としての「微生物」、さらに「消費者」としての動物(人間)の生態学的位置づけを認識する。
5 5 [「世界の自然環境」や「日本の環境特性」]
「世界の自然環境」や「日本の環境特性」を環境科学的側面から考察する。
6 6 [資源循環型社会の構築方法]
水や大気や土壌を取り巻く環境問題やエネルギー問題を「資源循環型社会の構築方法」を目指して理解を深める。
7 7 [「発酵醸造食品」や「遺伝子組換え植物」]
エネルギー源としての「食物」の中で、微生物などの機能を利用して製造される「発酵醸造食品」や「遺伝子組換え植物」などについて解説する。
8 8 [微生物や動植物の働きの応用]
今後の微生物や動植物の働きの応用(脱炭素依存社会からの脱却のためのバイオテクノロジー)について紹介する。
9 9 [従属栄養生物の栄養素]
動物などの従属栄養生物の栄養素について、エネルギーの獲得の側面から説明する。
10 10 [生物体を構成する化学物質]
生物体を構成する化学物質について、生物科学や物質科学的領域から理解する。
11 11 [酵素化学反応(エネルギー代謝)]
生物体内で起こりうる化学反応(エネルギー代謝)の概要を、化学物質の構造と機能から学ぶ。
12 12 [生体内代謝]
生物(動物)としてのヒトの体内での化学反応を、酵素化学や生物化学的な観点から考察する。
13 13 [未来の食物]
近代日本における「ヒトのくらし」を「食」を中心に歴史的に振り返り、「未来の食物」に触れる。
14 14 [有限の地球環境]
有限の地球環境において「人間という生命体」が健康を維持し社会活動を行うことについて考える。
15 15 [自然災害や薬物被害]
現代社会における、様々な病気や薬害、あるいは自然災害などについて認識を深める。
16 16 [定期試験]
定期試験を実施する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 地球という惑星上で、エネルギーと化学物質から成り立っている生物生態系の構造と機能を、気象環境などを含めて理解する。
ヒトという生物(動物)の特性を歴史的に考えながら、「食と環境問題」を自然科学的な側面から将来を考察する
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 出席点 小テスト 受講態度
1 地球という惑星上で、エネルギーと化学物質から成り立っている生物生態系の構造と機能を、気象環境などを含めて理解する。
ヒトという生物(動物)の特性を歴史的に考えながら、「食と環境問題」を自然科学的な側面から将来を考察する
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 30 20 10 10

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