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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
フレッシュマン特別講義
科目名(英文)
/Course
Freshman Special Lecture
時間割コード
/Registration Code
00A20201
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
高橋 吉孝
オフィスアワー
/Office Hour
高橋 吉孝(火曜4限 6208研究室
(在室時はいつでも可))
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
保健福祉学部1年,保健福祉学部2年,保健福祉学部3年,保健福祉学部4年,情報工学部1年,情報工学部2年,情報工学部3年,情報工学部4年,デザイン学部1年,デザイン学部2年,デザイン学部3年,デザイン学部4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/12
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
大学でどう学ぶか
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
「大学で学ぶ」は全学部の新入生に対して、学長を初めとする本学内外の経験豊かな講師が「生きた素材」をもとに学問に出会い今日に至るまでの道のりや、大学で学習するうえで身につける必要のあるスキルの重要性などを、具体的に語る授業である。大学や地域社会で学ぶことや教養を身につけることの意義に始まり、学術情報の収集技法、情報リテラシー及び語学との関わり方など、新入生がこれから学びを通じてキャリアを築いていく上で必要な具体的テーマについて盛り込む。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
本学の教育理念の理解が必要
履修上の注意
/Notes
・全ての授業において出席確認を行うとともに、レポート提出が課せられるため注意のこと。
・講義中は静粛に努めるとともに、集中力・傾聴力を高めること。
・レポートが未提出の場合や授業内容の理解に基づいていない場合には、大幅な減点を予定するので、注意のこと。
教科書
/Textbook(s)
・各授業で随時、視聴覚教材等により提示する。
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
本授業では単に大学生としての心構えやスキルを学ぶだけでなく、人間として成長する上での心構えやその多様なあり方について幅広く学ぶ。日頃から書物や自然に親しみ、人とのリアルなコミュニケーションを積極的に行うことで、授業内容が真の理解に至ると考える。本学の教育理念である人間・自然・社会の関係性の追求を念頭に、他者理解と自己認識の営みを継続していただきたい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [賢く生きる雑草に学ぶ]
「知の拠点」である大学で学ぶことは、どのような意義があるのだろうか?単位取得のみの学修では面白くない。身近な植物でありながら、本当の姿が理解されていない雑草の研究を事例に「知好楽」の境地で学修する楽しさを論じる。(沖 陽子 学長)
2 2 [(1) 図書館の活用方法 (2) 新たな世界に飛び立とう!]
(1) 大学における附属図書館の意義や機能および活用方法について理解し、今後の学修に図書館をどう役立てるかについて考える。(難波 久美子 附属図書館長, 田中 智子 附属図書館司書)
(2) 本学が進める国際交流の取組、とりわけ学生海外研修について、その効果や実施状況、参加者の感想等について理解し、今年度の海外研修への参加等を検討する。(阿部 淳二 国際交流センター長)
3 3 [人間力]
実社会と向き合う原動力である人間力の育て方、姿勢のもち方について考える。(片岡 聡一 総社市長)
4 4 [(1) 社会に貢献するとは? (2) 健康で豊かな大学生活を送るために]
(1) 本学では、共通教育(教養教育)と学部教育(専門教育)からなる主専攻に加えて副専攻「岡山創生学」を開設し、岡山県を学びの対象として地域を知り、地域の課題を理解し、地域の人とともに解決を図る社会連携教育を実践することで、バランスのとれた人材の育成を目指している。本講義では「岡山創生学」について説明した上で、地域貢献や社会貢献の意義について学ぶ。(末岡 浩治 産学官連携担当副学長)
(2) 大学生が社会から求められている資質・能力と、それらを培うために設けられている本学の健康・スポーツ教育との関係性を理解すると共に、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために、今からできることを考える。また、本学のスポーツ施設の活用法について理解するとともに、時間外にキャンパス内を探索する課題を通して、本学のスポーツ関連施設についての理解を深める。(高戸 仁郎 健康・スポーツ教育推進室長)
5 5 [(1) 教養とは何か (2) 専門教育と研究 ~論理的思考力の醸成~]
(1) 教養とは精神を耕すことである。それは個人が社会の中で経験を積み、体系的な知識や生きる知恵を獲得する過程で身に付ける、ものの見方、考え方、価値観の総体であると言える。本講義では、本学の教養教育を主として担う共通教育科目が「教養とは何か」をもっとも自覚的に問い、いかに伝統的なリベラル・アーツの教育思想に則っているか、そして学生の知的実践的自律性を培うことを目標としているのかを理解する。さらに専門教育もまた広く教養教育の中に組み込まれた学びであり、教養教育が大学卒業後も社会人として生涯をかけて実りあるものにする目的までをももつことも学ぶ。(樋笠 勝士 共通教育部長)
(2) まず論理的思考とはどのようなことであるのかについて身近な例から理解した後、論理的思考力の醸成に対する専門知識の重要性や必要性について学ぶ。続いて、研究とは何か、個人的な興味と社会からの要請の二つに分けて理解した上で、専門教育への動機づけとして、専門教育の知識が具体的にどのように応用・展開されるのかについて学ぶ。最後に、その具体的な体験の場として、OPUフォーラムでの教員による研究紹介の場を紹介する。(佐藤 洋一郎 地域共同研究機構長)
6 6 [全学講義「阪神・淡路大震災からの教訓と市民力」]
1995年に起こった阪神・淡路大震災は、それまで経験したことのない大都市直下型災害で、壊滅的被害をもたらした。当時、被災者を支援する方策が確立されていない中で、自然発生的にボランティアが立ち上がり、被災者に寄り添い、新たな社会の仕組みを生み出していった。これらは行政による「公助」とは別に、「自助」「共助」として認識されていく。その究極の目標は市民力を醸成することにあり、その後の災害への教訓として継承されている。(青田 良介 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授) 
7 7 [(1) キャリアについて考える (2) 社会を意識した大学時代を ~期待される社会人基礎力~]
(1) 日々の選択の積み重ねが自身の様々な能力向上や進路につながるというイメージを持ち、大学での授業や課外活動を通じて知識や経験を獲得していくことの重要性や必要性について学ぶ。目標設定と振り返りのための具体的なツールとして「キャリアカルテ」の活用について説明する。(齋藤 美絵子 キャリア形成支援部門長)
(2) 4年後または6年後、社会人として自立することになる入学生諸君が、いかに大学生活を「意識して送るべきか?」、すでに社会で働く先輩たちが期待する卒業時の若者像を考える。そのためには実質3年間をいかに過ごすし、何を身に付ければよいのか?を真剣に考えることを求める。(景山 哲臣 就職支援部門長)
8 8 [情報倫理とセキュリティ]
高度情報社会である現代は「情報」を検索・利用・発信する場面に溢れている。この「情報」はその利用の仕方・され方によって益にも害にもなり得、気づかないうちに加害者にもなり得る。本講義では、利用に際して考慮すべきことや気を付けるべきことについて学ぶとともに、スマートフォンやパソコンなどの情報機器やそれらを介して利用するネットワークを活用するうえで必要となるセキュリティについて学ぶ。(三木 浩之 岡山県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課 巡査部長)
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 大学生として本学や地域社会で学ぶことの意義や将来展望の重要性について理解できる。
2 学術情報の収集や情報リテラシー、語学など具体的なマナーやスキルを身につけるための心構えができる。
3 学者や自治体首長などの、研究や仕事を通じた人生経験について、これを参考とすることができる。
4 大学時代に身につけるべきジェネリックスキルの重要性について理解できる。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
提出レポート 出席状況および学習態度
1 大学生として本学や地域社会で学ぶことの意義や将来展望の重要性について理解できる。
2 学術情報の収集や情報リテラシー、語学など具体的なマナーやスキルを身につけるための心構えができる。
3 学者や自治体首長などの、研究や仕事を通じた人生経験について、これを参考とすることができる。
4 大学時代に身につけるべきジェネリックスキルの重要性について理解できる。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 30

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