シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
適応システム工学
科目名(英文)
/Course
Advanced System Engineering
時間割コード
/Registration Code
81A16101
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士後期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
穂苅 真樹
オフィスアワー
/Office Hour
穂苅 真樹(月曜日4時限目2305室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/05
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
外界の変化や状況の変動に合わせて、自動的かつ適切に処理を行うシステムの設計・開発が求められている。さらに、人間の特性によく適合できる人間中心の設計思想に基づいた機器やシステムの設計・開発も求められている。これらを踏まえ、適応システムの知識が必要とされる。適応システムでは、計測・信号処理の分野で雑音除去,微弱信号の抽出、未来データの予測などに応用される適応フィルタとパターン分類、非線形信号処理などに応用されているニューラルネットワークについて講義する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
講義のキーワードに関連する専門書や論文等を読み、理解を深めること。
キーワード:信号処理、ノイズ、適応フィルタ、機械学習、人工知能
履修上の注意
/Notes
特になし。
教科書
/Textbook(s)
使用しません。
参考文献等
/References
特になし。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
特になし。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
特になし。
備考
/Notes
特になし。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 第1回 [講義の概要]
講義の目的、スケジュールなどシラバスを用いて説明する。
2 第2回 [信号のディジタル化と離散フーリエ変換]
アナログ-デジタル変換回路を使って信号をアナログからデジタルへの変換、離散的なデー タを計算機によるフーリエ変換について説明する。
3 第3回 [標本化定理]
アナログ信号をデジタル信号へと変換する際に、どの程度の間隔で標本化(サンプリング)すればよいかを定量的に示す定理について説明する。
4 第4回 [線形システム(概要)]
線形システムには入力と出力があり、それらの間には一定の関係が存在する。その概要について説明する。
5 第5回 [線形システム(周波数解析)]
線形システムを入力と出力の周波数解析から説明する。
6 第6回 [線形システム(数式表現とフィルタの設計)]
線形システムを数式とフィルタの設計から説明する。
7 第7回 [ディジタル信号処理]
ディジタル信号処理の特徴について説明する。
8 第8回 [スペクトル推定]
ARモデルのパラメータ推定法自己回帰モデルについて説明する。
9 第9回 [適応信号処理]
適応フィルタについて説明する。
10 第10回 [学習とは]
人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術・手法の概要について説明する。
11 第11回 [機械学習]
機械学習のアルゴリズムについて説明する。
12 第12回 [ニューラルネット(概要、多層パーセプトロン)]
多層パーセプトロンの適用事例について説明する。
13 第13回 [ニューラルネット(自己組織化マップ)]
自己組織化マップの適用事例について説明する。
14 第14回 [遺伝アルゴリズムの概要と最適化問題]
遺伝アルゴリズムについて説明する。
15 第15回 [遺伝アルゴリズム]
遺伝アルゴリズムの適用事例について説明する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 適応信号処理の原理について理解する。
2 計測データの解析や適応フィルタの設計へ適用できるようになる。
3 ニューラルネット、遺伝アルゴリズムの基礎について理解する。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
論文購読 レポート
1 適応信号処理の原理について理解する。
2 計測データの解析や適応フィルタの設計へ適用できるようになる。
3 ニューラルネット、遺伝アルゴリズムの基礎について理解する。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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