シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
ディジタル通信方式論
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
81A11301
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士後期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
榊原 勝己
オフィスアワー
/Office Hour
榊原 勝己(月曜日5時限.ただし,2405室に在室している場合はいつでも)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/02/22
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
次世代ディジタル移動体通信システムにおいて不可欠な要素技術である各種ディジタル変調方式,ガウス雑音通信路あるいはフェージング通信路における誤り率特性の解析手法、通信品質改善のためのダイバーシティ技術、自動波形等化技術等について講述する。本年度は特に、無線LAN規格IEEE 802.11のMAC層で採用されているDCFの解析手法に関して解説する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
携帯電話システム,無線LANシステムなどの無線通信システムに興味があることが望ましい.

[キーワード]  移動体通信,フェージング,OFDMA,MIMO,携帯電話システム,無線LAN
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
使用しない.
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
無線LAN関連は、様々な書籍が出版されているので参考にしてほしい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 第1回 [移動体通信の変遷]
・携帯電話システムを中心に,移動体通信の変遷を説明する.
シラバスを読み,講義全体の内容を把握しておくこと. 必要に応じ配付する.
2 第2回 [無線チャネルアクセス方式]
・有限で共通の通信資源である周波数を効率よく利用するためのアクセス方式の概要を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
3 第3回 [ディジタル変調方式]
・様々なディジタル変調方式とビット誤り率特性を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
4 第4回 [直接拡散符号分割多重化]
・3G携帯電話システムで利用されているDS-CDMA方式を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
5 第5回 [OFDM]
・4G携帯電話システムで利用されているOFDM方式を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
6 第6回 [マルチパスフェージング対策技術]
・移動体通信で利用されているマルチパスフェージングが発生する原因とその影響,対策の概要を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
7 第7回 [ダイバーシチ、インターリーブ,自動波形等化技術]
・フェージング対策として広く利用されているダイバーシチ技術,インターリーブ法,自動波形等化技術の概要を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
8 第8回 [MIMO]
・移動体通信の大容量化に向けたMIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)技術を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
9 第9回 [無線LANの標準化動向]
・1990年代以降に急速に普及した無線LANの標準化動向を説明する
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
10 第10回 [IEEE 802.11系無線LAN(物理レイヤ)]
・無線LAN規格として普及しているIEEE 802.11系プロトコルにおける物理層プロトコルを説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
11 第11回 [IEEE 802.11系無線LAN(MACレイヤ)]
・無線LAN規格として普及しているIEEE 802.11系プロトコルにおけるMAC層プロトコル(DCF)を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
12 第12回 [IEEE 802.11 DCFの性能解析]
・マルコフ連鎖を用いたIEEE 802.11 DCF解析手法を説明する.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
13 第13回 [アドホックネットワーク]
・アドホックネットワークの概要と,その将来展望を考える.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
14 第14回 [無線センサネットワーク]
・無線センサネットワークの概要と,その将来展望を考える.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
15 第15回 [マルチメディア、ユビキタスネットワークへの対応]
・マルチメディア,QoS,ユビキタスネットワーク,IoTなど,次世代の移動体通信を考える.
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. 必要に応じ配付する.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 ・ディジタル移動体通信システムにおける要素技術を理解する。
2 無線LAN規格IEEE 802.11の概要を理解する。
3 次世代ディジタル移動体通信システムに対する将来展望を持つ。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 態度
1 ・ディジタル移動体通信システムにおける要素技術を理解する。
2 無線LAN規格IEEE 802.11の概要を理解する。
3 次世代ディジタル移動体通信システムに対する将来展望を持つ。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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