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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
知識データ工学
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
81A10101
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士後期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
國島 丈生
オフィスアワー
/Office Hour
國島 丈生(前期:金曜4限、後期:金曜4限、いずれも2610室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/08
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
インターネットやWebの普及を背景に、科学分野や政府・公共団体から、誰でも自由に使えるデータ(Linked Open Data, LOD)が公開される動きが活発化している。本質的には、LODは互いにリンクで関連付けられたデータであり、LODから新たな価値を創造するには、従来のデータベースよりも高度なデータ処理技術が必要である。本講義では、LODの基盤となっている構造化文書・セマンティック・ウェブとそれらの処理技術を学び、実際に公開されているLODの活用を通して実践を行う。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
履修に必要な知識:データ工学に関する基礎知識。例えば、SQL、マークアップ言語(HTMLなど)、Linked Data(ハイパーテキストとしてのWebなど)など。その他、オープンデータの活用への関心があること、何らかのプログラミング言語を習得していることが望ましい。
履修に必要な能力:英語文献の読解
履修上の注意
/Notes
教員から何かを教わるのではなく、自ら調査し考えていく姿勢が強く望まれる。また、座学で知識を得るというよりも、何らかのシステムないしサービスのプロトタイプを構築することを目標として履修することが望まれる。
教科書
/Textbook(s)
参考文献等
/References
トム・ヒース、クリスチャン・バイツァー, 「Linked Data」, 近代科学社 (2013)
神崎正英, 「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」, 森北出版 (2005)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教員から何かを教わるのではなく、自ら調査し考えていく姿勢が強く望まれる。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 (1〜5) [XML]
代表的な構造化文書記述形式であるXMLについて、概要、およびソフトウェアによる処理手法を学ぶ。
単元内容の自主調査、プログラミング学習など
2 2 (6〜10) [セマンティック・ウェブ]
セマンティック・ウェブの概要について学ぶ。主に、Web上のリソースを記述するモデルRDF、その活用事例、RDFに対する問合せ言語SPARQLなどを取り上げる。
単元内容の自主調査、プログラミング学習など
3 3(11〜15) [LODの活用]
実際に公開されているLODの活用方法を考え、ここまでに学んだ技術を用いた検証を実際に行う。
LODの現状調査、活用方法の検討など
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 構造化文書処理やセマンティック・ウェブ処理技術について総合的な理解を深める
2 LODの現実の問題への応用力
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
期末レポート
1 構造化文書処理やセマンティック・ウェブ処理技術について総合的な理解を深める
2 LODの現実の問題への応用力
評価割合(%)
/Allocation of Marks
100

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