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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
造形デザイン領域演習Ⅰ
科目名(英文)
/Course
Aesthetic Design Ⅰ Practice
時間割コード
/Registration Code
33012801
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
南川 茂樹 , 難波 久美子 , 作元 朋子
オフィスアワー
/Office Hour
南川 茂樹(月曜日3限/3304研究室 *その他の日時については応相談)
難波 久美子(1,2Q:水曜5時限目、3,4Q:金曜3時限目、研究室3203. できれば事前にメールでアポどり下さい。)
作元 朋子(木曜3限(1Q、2Q、4Q)
月曜3限(3Q)
実施場所:3204作元研究室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
造形デザイン学科2年次生
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/04/02
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
造形デザイン論Ⅰの内容を、実践を通して体得する。
人の営みの基本となる衣食住に関わる「生活シーン」の一場面をテーマにとりあげ、そのシーンの中でモノが成立する要件を学ぶとともに、モノからみた歴史(伝統と変化)・現代デザインや「生活シーン」の中でのモノの外からみた視点発見のための調査を実施する。その調査資料をふまえた発想演習をへて企画制作、企画パネルと共に展示の上、モニター及び自己評価を行い、次への展望をまとめる。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
造形デザイン論Ⅰの内容をよく理解し、日頃からモノを観察する習慣をつける。
履修上の注意
/Notes
実技を伴うため、適切な服装で臨むこと。
制作過程において、常に記録を取り、ノートにまとめること。
毎回の授業に遅刻欠席をしないこと。
教科書
/Textbook(s)
特に使用しない
参考文献等
/References
適宜、案内する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
日頃からモノを観察する習慣をつけ、その素材や成り立ちを自身で調べること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [本演習の概要説明]
本演習で学修する技法や授業展開・目標・ルール等について、授業概要を説明する
2 2 [課題のためのリサーチ(南川) コンセプト構築、アイデア展開(作元) サンプルプロジェクト1/本制作1(難波)]
・課題テーマに関するリサーチを行う(南川)
・ターゲットや使用シーンを想定し、コンセプトからアイデアスケッチを行う(作元)
・機の準備、糸の準備、経糸の準備(整経)/文献資料調査(難波)
・様々な手段で、参考になる資料を収集しておく(南川)
・経糸の準備を次回授業までに済ませておく(難波)
3 3 [リサーチ結果の分析(南川) 図面作成(作元) サンプルプロジェクト2/本制作2(難波)]
・リサーチの結果を様々な方法で分析する(南川)
・具体的なかたちを決定し、図面を作成する(作元)
・経糸を機に掛ける (経糸巻き) /プロジェクト要素の抽出(難波)
・アイテムに影響する要素についてを調査を通して考察しておく(難波)
4 4 [コンセプト構築(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト3/本制作2(難波)]
・リサーチの結果からの分析を受けて、提案するモノのコンセプトを構築し、具体的なかたちへと繋げる(南川)
・石膏原型を制作する(作元)
・経糸を機に掛ける (綜こう通し)  /調査発表(難波)
5 5 [アイデア展開(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト4/本制作3(難波)]
・コンセプトから導きだされるターゲットやシーンを想定し、それに即したかたちをスケッチする(南川)
・石膏原型を制作する(作元)
・経糸を機に掛ける (筬通し) と織始め/本制作3: アイデア出し(難波)
・アイデアスケッチを数多くする(南川)   
6 6 [企画立案・中間プレゼンテーション(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト5/本制作4(難波)]
・具体的なターゲット・シーンを想定し、その対象に合ったモノのデザインを決定する(南川)
・石膏原型を制作する(作元)
・平織サンプル作り1/コンセプト決定(難波)
・発表のための資料づくりも併せて行う(南川) 
・コンセプトのキーワードとスケッチを複数決定しておく(難波)
7 7 [図面・設計案作成(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト6/本制作5(難波)]
・制作に必要な図面を作成し、技法によっては、部品ごとの図面を作成する(南川)
・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元)
・平織サンプル作り2/織の設計と糸の計算(難波)
・図面の描き方等を独自で学習しておく(南川)
・授業時間内に仕上がらない場合は、引き続き制作しておく(作元)
・設計に関する説明をノートにとり復習し、決定した案に具体的情報を書き込んでておく(難波)
8 8 [材料の選択、加工デモンストレーション(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト7/本制作6(難波)]
・用途やデザインに適した材料の選択をし、簡単に加工のデモンストレーションを行う(南川)
・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元)
・平織サンプル作り3と合評/経糸の準備 (精錬、染色(難波)
・素材の特徴や加工方法の調査(南川)
・染色ワークショップノートを参照のこと(難波)
9 9 [試作モデルの検証(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト8/本制作7(難波)]
・スケッチや図面からでは分からなかったかたちの検証を行い、その結果を最終デザインに反映させる(南川)
・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元)
・綾織、オーバーショットのデモンストレーション/糸の準備 (整経)(難波)
・3次元モデルの制作(南川)
・次回までに型をしっかり乾かしておくこと(作元)
10 10 [本制作(南川) 鋳込み成形(作元) 本制作8(難波)]
・最終デザインをもとに本制作を行う(南川)
・出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元)
・ 経糸を機に掛ける(経糸巻き)(難波)
11 11 [本制作(南川) 鋳込み成形(作元) 本制作9(難波) ]
・最終デザインをもとに本制作を行う(南川)
・出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元)
・経糸を機に掛ける (綜こう通し)(難波)
・複数制作しておくこと(作元)
12 12 [本制作(南川) 仕上げ、素焼き焼成(作元) 本制作10(難波)]
・最終デザインをもとに本制作を行う(南川)
・出来上がった生地の仕上げを行い、電気炉で素焼き焼成する(作元)
・経糸を機に掛ける (筬通し) と織始め(難波)
・焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元)
13 13 [本制作(南川) 釉がけ、窯詰め(作元) 本制作11(難波)]
・最終デザインをもとに本制作を行う(南川)
・素焼き後の作品に釉薬をかけ、窯に入れる(作元)
・織る1(難波)
・制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川)
14 14 [本制作(南川) 本焼き焼成(作元) 本制作12(難波)]
・制作物に塗装し仕上げる(南川)
・本焼き成を行う(作元)
・最終仕上げとプレゼン準備(難波)
・制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川)
・焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元)
15 15 [作品の仕上げ、プレゼンテーション準備(南川) 窯出し、プレゼンテーション準(作元) 作品の仕上げ、プレゼンテーション準備(難波)]
・制作物をシーンに合わせた撮影を行う(南川)
・作品を窯出しし、撮影、プレゼンテーション資料の作成を行う(作元)
・糸や織端の処理、画像撮影(難波)
発表のための資料づくりも併せて行う
16 16 [プレゼンテーションおよび講評]
本制作のプレゼンテーションを行う
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。
2 様々な技法・素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。
3 新たな価値を持つライフスタイルが企画・立案できるようになる。
4 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。
5 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
最終成果物 学習態度
1 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。
2 様々な技法・素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。
3 新たな価値を持つライフスタイルが企画・立案できるようになる。
4 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。
5 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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