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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
景観デザイン論
科目名(英文)
/Course
Landscape Design
時間割コード
/Registration Code
34016701
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
デザイン工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
福濱 嘉宏 , 渡邊 俊雄 , 吉田 宗人
オフィスアワー
/Office Hour
福濱 嘉宏(水6限,月5限 3402研究室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
3年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/14
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
近年、景観という指標により、建築物などが評価することが増えている。しかし、景観という概念は、建築等を創り出す側ではなく、それを受容する側のものである。景観を学ぶことは、どのように建築物を設計するかではなく、それが社会にどのように受け入れられるかを学ぶことである。ここでは、そもそも景観という概念がどのように生まれてきたのかを知り、その上でその概念の元でよりよい建築等を創り出す可能性をデザイン論として学ぶ。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
景観、風景、場所性、生活景、景観工学、パタンランゲージ
履修上の注意
/Notes
近代文化史をよく理解しておくこと。
教科書
/Textbook(s)
なし
参考文献等
/References
「風景学ー風景と景観をめぐる歴史と現在」、中川理、共立出版。『日本の風景・西欧の景観」、オギュスタン・ベルク、講談社。「都市のイメージ」、ケビン・リンチ、岩波書店。「パタン・ランゲージ」、クリストファー・アレグザンダー、鹿島出版会
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
建築士受験指定科目
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [オリエンテーション]
景観という概念を学ぶことがなぜ必要なのかを学ぶ
2 2 [名所と風景]
景観よりさらに古い名所や風景の価値について学ぶ
3 3 [景観価値の発見]
景観(風景)が近代(ルネッサンス)に発見されたものであることを学ぶ
4 4 [規範としての景観]
景観(風景)が社会的規範として発動されてきたことを学ぶ
5 5 [歴史が作る景観(風景)]
歴史的な価値が風景(景観)の価値に結びついていることを学ぶ
6 6 [近代主義が作る景観]
近代主義(モダニズム)が作り出す景観の特殊性を学ぶ
7 7 [都市の景観デザイン]
モダニズムの波及とともに登場する都市デザインを学ぶ
8 8 [景観工学]
土木工学から生まれた景観工学の価値創造について学ぶ
9 9 [生活景]
集落的な世界に見いだされる生活景という概念を学ぶ
10 10 [没場所性]
景観の根拠となる場所性をそれを失う近代社会について学ぶ
11 11 [仮構される景観]
アミューズメント施設や商業施設に登場する仮設的な景観について学ぶ
12 12 [イメージ・マップ]
景観要素を都市のイメージとして調査・分析するイメージマップを学ぶ
13 13 [パタン・ランゲージ]
景観デザインの手法として登場したパタン・ランゲージについて学ぶ
14 14 [生態的景観]
近年注目されるエコロジカル(生態的)景観の理論を学ぶ
15 15 [景観デザインの実例]
これまで学んだ手法を用いた景観デザインの実例を学ぶ
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 景観価値がどのように生まれたかを理解する
2 景観が絶対的ではなく相対的なものであるこを学ぶ
3 景観の構成要素と相互の関係について学ぶ
4 景観と風景の違いと共通点について理解する
5 よりよい景観を構成できるデザイン手法を学ぶ
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 出席・授業態度
1 景観価値がどのように生まれたかを理解する
2 景観が絶対的ではなく相対的なものであるこを学ぶ
3 景観の構成要素と相互の関係について学ぶ
4 景観と風景の違いと共通点について理解する
5 よりよい景観を構成できるデザイン手法を学ぶ
評価割合(%)
/Allocation of Marks
50 30 20

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