シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
デザイナーのための心理学
科目名(英文)
/Course
Psychology for Designers
時間割コード
/Registration Code
30528301
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
デザイン工学科,造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
栗川 直子
オフィスアワー
/Office Hour
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/11
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
デザインを見ること,そこから何かを感じたり,考えたりすること,これらはすべて人間の心の働きです。授業の前半はヒトの視覚・認知のしくみや,何かを利用すること,創り出すことにかかわる心理学の基礎を学びます。後半は心理学の立場から見た広告やWebデザイン,芸術の研究例を紹介し,デザインの分野における心理学の応用可能性について,受講生の皆さんと一緒に考察を深めることを目的とします。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
心理学の初学者を想定して授業を進めますので,特に必要な知識や能力はありません。
キーワード:心理学,視覚,認知,感性
履修上の注意
/Notes
授業初日に錯視制作の時間を取る予定です。普段使っているハサミ,のり,ものさし,ポスカなどがあれば持ってきてください(この授業のためだけに購入する必要はありません)。
教科書
/Textbook(s)
指定しない
参考文献等
/References
「知覚と感性の心理学」三浦佳世 岩波書店 2007年,「心を動かすデザインの秘密:認知心理学から見る新しいデザイン学」 荷方邦夫 実務教育出版 2013年,「感性認知: アイステーシスの心理学」三浦佳世 北大路書房 2016年。その他参考書は授業中に適宜紹介します。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
この授業で扱う心理学の専門用語は,図書館等にある文献で調べることができます。授業中に関心を持ったトピックや分からない言葉が出てきたときは,参考文献を読んでみてください。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [心理学とは]
心理学の歴史,心理学とデザインのつながり
受講前にシラバスを読んでおく 参考文献リスト等を配布する
2 2 [知覚(1)]
視覚のしくみ
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 視覚に関する補足資料を配布する
3 3 [知覚(2)]
図と地,錯視,群化,補完
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 錯視に関する補足資料を配布する
4 4 [知覚(3)]
色と明るさの知覚
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 知覚に関する補足資料を配布する
5 5 [知覚(4)]
動き,奥行きの知覚,恒常性とは何か
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 知覚に関する補足資料を配布する
6 6 [認知(1)]
スキーマ,メンタルモデル
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
7 7 [認知(2)]
注意,ヒューマンエラー,認知スタイル
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
8 8 [認知(3)]
記憶のしくみ
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 実験記録用紙を配布する
9 9 [認知(4)]
文字の認知,語の認知
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
10 10 [アフォーダンス]
生体とデザインのかかわり
身近なアフォーダンスの例について考えてみる 必要に応じて補足資料を配布する
11 11 []
顔認知のしくみ,視線コミュニケーション
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
12 12 [動機づけ]
何が行動を起こし,持続させるのか
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
13 13 [広告と消費者心理]
モノの価値,イメージの測定
イメージ測定を実施するので,事前に調査のテーマを考えておくこと 調査のための用紙を配布する
14 14 [美的評価]
美的評価とは何か,美的評価の測定方法
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
15 15 [芸術と心理学]
典型性,流暢性,予期と感情
配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習する 必要に応じて補足資料を配布する
16 16 [試験]
論述式の最終試験を課す
試験前に,配布資料,ノート,参考文献を用いて授業内容を復習しておくこと
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 視覚にかかわる心理学(知覚心理学・認知心理学)の基礎を習得する
2 デザインと心理学のつながりを理解する
3 既存のデザイン・作品について心理学的視点からの考察ができるようになる
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
授業中の課題 授業への参加度
1 視覚にかかわる心理学(知覚心理学・認知心理学)の基礎を習得する
2 デザインと心理学のつながりを理解する
3 既存のデザイン・作品について心理学的視点からの考察ができるようになる
評価割合(%)
/Allocation of Marks
50 30 20

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