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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
エルゴノミクス
科目名(英文)
/Course
Ergonomics
時間割コード
/Registration Code
30526201
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
デザイン工学科、造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
塚本 カナエ
オフィスアワー
/Office Hour
塚本 カナエ(第1Q、第2Q :月、火の2~5限、第3Q、第4Q :木曜、金曜、 2~5時限)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/15
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
人の身体構造、知覚、思考などが持つ性質や特性は、人が機器、情報、環境(建築空間)などと関わりを持つ時、どのような反応や制約を生ずるのであろうか?本科目では、これらの反応や制約を理解し、それらについてのデータや知識が、身の回りの機器や情報、さらに環境(建築空間)におけるデザイン・設計方法にどのように役立つのか、かつ役立てるべきなのかを考える。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
少子高齢社会、ユニバーサルデザイン、人間中心設計、人間工学(エルゴノミクス)
履修上の注意
/Notes
1. 教科書およびパワーポイントを用いた講義方法であるので、授業資料は特に配布しない。
2. 学習効果の確認資料として、教科書のサブノート化を実施する。
教科書
/Textbook(s)
デザイン人間工学の基本(山岡俊樹/編 武蔵野美術大学出版局)
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
建築士受験資格指定科目
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1(1) [人間工学(エルゴノミクス)とは]
人間工学の定義、HMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)の5側面,人間-機械系の役割分担,ユーザ要求事項などについて理解する.
2 2(2) [デザイン人間工学とは]
デザイン人間工学のプロセス,デザイン人間工学を活用したデザイン例などについて理解する.
3 3(3) [人間の情報処理]
感覚・知覚,人間の情報処理(認知・注意・記憶)について理解する.
4 4(4) [人間の身体情報(人体寸法、行為と場面など)]
人の形態と運動機能,生理機能,高齢者・障がい者への配慮,疲労などについて理解する.
5 5(5) [環境(建築空間における気候、照明、騒音など)]
人間工学の対象とする物理的環境要素について理解する.
6 6(6) [ビデオ講義(感覚と知覚)]
人間の情報処理に関わる錯覚と錯視について理解する.
7 7(7) [ヒューマン・マシン・システムの入出力系]
表示器(視覚と聴覚)の特徴,操作具(手,足)のデザインに関わるタスク,コーディングなどを理解する.
8 8(8) [人間工学計測手法]
ユーザ要求事項にもとづく人間の機能面,行動面,心理面における測定方法について理解する.
9 9(9) [ヒューマン・マシン・インターフェース(ハード系)の設計]
VDT,自動車,キーボードなど事例をもとに,人間-機械系のデザインプロセスについて理解する.
10 10(10) [ヒューマン・マシン・インターフェース(ソフト系)のデザイン]
画面インタフェースのデザインに関わる評価方法,アイコン,UX(ユーザエクスペリエンス)デザインについて理解する.
11 11(11) [ユーザービリティの評価]
ユーザビリティ評価の方法,計画について理解する.
12 12(12) [バリアフリーデザインとユニバーサルデザイン]
ユニバーサルデザインの方法,アクセシビリティのチェックリストについて理解する.
13 13(13) [安全のデザイン]
ヒューマンエラーを防止するためのデザイン,安全化のためのデザインについて理解する.
14 14(14) [その他人間工学検討領域]
ロングライフデザイン,エコロジーデザインなど近年重視されているデザインについて理解する.
15 15(15) [サービスデザイン]
サービスデザインの定義,方法,プロセスなどのについて理解する.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 到達目標①人の知覚に関する理解を深める.
2 到達目標②環境(建築空間)と人の知覚との関係を理解する.
3 到達目標③データや知識の機器や情報、環境(建築空間)における応用を考える.
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
体系化ノート 学修態度 ミニッツノート
1 到達目標①人の知覚に関する理解を深める.
2 到達目標②環境(建築空間)と人の知覚との関係を理解する.
3 到達目標③データや知識の機器や情報、環境(建築空間)における応用を考える.
評価割合(%)
/Allocation of Marks
50 30 20

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