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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
データ構造とアルゴリズム
科目名(英文)
/Course
Data Structures and Algorithms
時間割コード
/Registration Code
23181001
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
人間情報工学科/スポーツシステム工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
佐藤 洋一郎 , 山内 仁
オフィスアワー
/Office Hour
佐藤 洋一郎(毎週木曜日5限

上記以外でも,メール等で事前に連絡があれば,対応できます.また,部屋に居るときであれば,事前連絡がなくても,極力対応します.)
山内 仁(金曜日3限(12:40-14:10) 2103室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/13
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
計算機プログラムの骨格をなす2つの要素である,「処理の⽅法」である「アルゴリズム」と「データの保持⽅法」であるデータ構造」の基礎を習得する.本講義では,Cなど特定のプログラミング言語への依存を極力避けて,プログラムを作成する上で基本となる考え方について講述する.具体的な目標は次の通りである.
1)アルゴリズムとは何かを計算量の概念とともに理解する.
2)リスト中の特定の値を探索するアルゴリズムを理解する
3)リストの要素を整列するアルゴリズムを理解する.
4)文字列検索,経路探索の基本的な手法を理解する
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
C言語またはほかのプログラミング言語に関する基礎知識(簡単なプログラムが組めること).
初歩的な解析学の知識(極限,オーダー).

キーワード: アルゴリズム,データ構造,再帰
履修上の注意
/Notes
分からなければ図書館に色々な本があるので勉強してください.ウエブ検索しても良いが時々ウソの内容があるので注意すること.
教科書
/Textbook(s)
平田 富夫 アルゴリズムとデータ構造(第3版) 森北出版 978-4627726536

参考文献等
/References
近藤嘉雪,”定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造”,ソフトバンククリエイティブ,1998.
書名に「アルゴリズムとデータ構造」(あるいは「データ構造とアルゴリズム」)ということばを含むものなら何でもよい.
自分の好みに合ったものを見つけて学習して欲しい.
少し変わったものとして,
結城浩,”数学ガール(乱択アルゴリズム)”,ソ フトバンククリエイティブ,2011.
は対話調でアルゴリズムや計算量の考え方が丁寧に書かれている(やさしく書かれている).
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
実際にプログラムを書いて動かしてみると理解が進む.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
情報処理技術者(基本情報,応用情報レベル)の項目である.
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [アルゴリズムと計算量]
「アルゴリズム」の定義を知り,その評価指標としての「計算量」の概念を理解する.また,計算量を記述する⽅法を学び,実際のアルゴリズムに対して計算量を求める.
2 2 [再帰]
再帰の仕組みと様々な再帰プログラムの例について学ぶ.
3 3 [基本データ構造]
基本的なデータ構造であるリスト・スタック・キュー・ヒープについて学ぶ.
4 4 [ C⾔語による実装と動作確認]
基本的なデータ構造について,C⾔語を⽤いて実装し,その動作を確かめる.
5 5 [⼆分探索⽊]
格納するデータが順序構造を持つことを前提に,単純なリストよりも効率よくデータを探索することのできる⼆分探索⽊について理解する.
6 6~7 [ソートアルゴリズム]
データを⼀定の順序に⼊れ替えるソートアルゴリズムを分類し,⽐較に基づくソートアルゴリズムの理論的限界を学ぶ.
7 8 [C⾔語による実装と動作確認]
ソートアルゴリズムをC⾔語を⽤いて実装し,その動作を確かめる.
8 9 [ハッシュ]
離散的なデータをより効率的に探索するデータ構造であるハッシュについて理解する.
9 10~11 [グラフの探索]
グラフの概念とデータとしての表現⽅法,さらに探索⽅法について学ぶ.
10 12~13 [経路探索]
グラフ上の 2点間の最短経路を⾒つけるアルゴリズムを紹介する.
11 14 [⽂字列の探索]
⽇常的に使われる「⽂字列探索」に対して基本的なアルゴリズムから⼯夫した⼿法までを紹介する.
12 15 [まとめ]
講義全体のまとめを⾏う.
13 16 [定期試験]
期末定期試験を行う
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 アルゴリズムの表現⽅法を学ぶ.
2 アルゴリズムの解析について理解する.
3 データ構造とそれを操作するアルゴリズムの構造を理解する.
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
演習課題及びレポート 受講態度(発言)
1 アルゴリズムの表現⽅法を学ぶ.
2 アルゴリズムの解析について理解する.
3 データ構造とそれを操作するアルゴリズムの構造を理解する.
評価割合(%)
/Allocation of Marks
50 40 10

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