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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
伝熱工学
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
22143401
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
野津 滋
オフィスアワー
/Office Hour
野津 滋(nozu[at]ss.oka-pu.ac.jpへメールで連絡のこと.)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第2クォーター
対象学生
/Eligible Students
3年次生
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/05
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
伝熱学は物体間に温度差を生じた結果引き起こされる熱の移動を扱う.そして,伝熱学に関する工学的な知識は機器・装置の設計のみならず,食品生産,宇宙,建築,生体における伝熱現象の解明などで幅広く利用されている.この講義では熱の移動現象に関する基礎的な知識を身につける.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
熱伝導は「微分方程式」,対流熱伝達は「基礎流体工学」に関する知識が必要になります.さらに「熱力学」で学んだことも重要.
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
JSMEテキストシリーズ「伝熱工学」,日本機械学会
参考文献等
/References
粘性流体の流れに関すること
「流体の力学」須藤・長谷川・白樫(コロナ社) [基礎流体工学の教科書]
「粘性流体の力学」生井・井上著(理工学社) など

伝熱学を深めたい
「伝熱学」西川・藤田著(理工学社)
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
授業時間内に演習を計6回行います.その前後で予習・復習を怠らないこと.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [序論]
伝熱工学の概要について説明する.
2 2(2~5) [熱伝導]
熱伝導の基礎方程式と境界条件について解説する.ついで,1次元熱伝導,2次元熱伝導および非定常熱伝導について説明する.
演習問題を解いて理解を深めること.
3 3(6~9) [対流熱伝達の基礎]
対流熱伝達を理解する基礎として,はじめに粘性流体の速度場を解析する方法を説明する.ついで,温度場の解析法を述べ,ひきつづき速度場と温度場の関係について説明する.
境界層方程式の理解を深めること.
4 4(10~12) [強制対流と自由対流]
流体を強制的に流動させる強制対流と,流体の密度差に起因する自由対流の熱伝達について概要を説明する.
演習問題を解いて理解を深めること.
5 5(13~15) [ふく射伝熱]
ふく射伝熱は熱が電磁波の形で空間を透過して直接移動する現象であり,固体面間について,ステファン・ボルツマン法則をはじめとする諸法則を説明し,計算方法を含む基礎的事項を説明する.
伝熱の形式が熱伝導,対流熱伝達と大きくことなるため,演習問題を解いて理解を深めること.
6 6(16) [成績評価]
学期末試験を行う
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 熱伝導問題を対象に,方程式と境界条件を定め,それを解いて,現象を説明することができる.
2 対流熱伝達の基本特性を理解し説明できる.
3 ふく射熱伝達の基本特性を理解し応用できる.
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
課題演習
1 熱伝導問題を対象に,方程式と境界条件を定め,それを解いて,現象を説明することができる.
2 対流熱伝達の基本特性を理解し説明できる.
3 ふく射熱伝達の基本特性を理解し応用できる.
評価割合(%)
/Allocation of Marks
85 15

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