シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
保育内容Ⅰ(健康)
科目名(英文)
/Course
Child Care Contents Ⅰ(Health Care)
時間割コード
/Registration Code
13B52301
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科子ども学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
未定 ---
オフィスアワー
/Office Hour
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
2年,3年,4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/04
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
オムニバス
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
幼稚園教育において育みたい資質・能力を理解し,「幼稚園教育要領」に示された「健康」領域のねらい及び内容について背景となる専門領域と関連させて理解を深めるとともに,幼児の発達に即して,主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定して保育を構想する方法を身に付ける.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
健康・乳幼児・保育者・遊び・安全・環境
履修上の注意
/Notes
1~10回は,非常勤講師の渡部昌史先生が担当する.11~15回は,新山順子が担当する.評価の割合は,渡部65%,新山35%として,2名の教員の合計点で評価を行う.授業中以外に渡部先生に質問がある場合はEメールを利用すること.watanabe@niimi-c.ac.jp
教科書
/Textbook(s)
「幼稚園教育要領解説」(文部科学省)
「小学校学習指導要領解説・体育編」(文部科学省)
参考文献等
/References
河邉貴子・柴崎正行・杉原隆編:保育内容「健康」,ミネルヴァ書房,2009.
保育所保育指針解説(厚生労働省),幼保連携型認定こども園教育・保育要領(内閣府)
その他,随時授業中に紹介する.
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
担当者より各回に必要な準備等は指示する.シラバスの時間外学習欄などを参考にして自主学習を行うこと.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
保育士資格・幼稚園教諭1種免許状取得に係る授業であることに留意する.

【教員の免許状取得のための(幼稚園教諭)】必須科目

【教免法施行規則に定める科目名】
教職に関する科目(教育課程及び指導法に関する科目)

【各科目に含めることが必要な事項】
・保育内容の指導法
備考
/Notes
積極的な発言,感想,討論などの表明を期待しています.

本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 第1回 [健康の定義及び子どもの健康観]
授業の流れについて説明する.その後,健康の定義,子どもの健康観について考える.また,幼児の健康状態の把握方法について概説する.
【予習】シラバスを確認してくる.【復習】健康の定義,子どもの健康観,健康状態の把握方法についてまとめる.
2 第2回 [領域「健康」におけるねらい・内容]
幼稚園教育要領,保育所保育指針の領域「健康」について,確認と特徴を把握する.
【予習】各指針の領域「健康」の箇所を熟読する.
【復習】各指針の領域「健康」について整理し,まとめる.
3 第3回 [子どもの発育・発達と援助の在り方]
身体の一般的傾向について概観し,健康な子どもへつながる援助のあり方を考える.
【予習】子どもに関する情報を新聞,インターネットなどで集める.【復習】発達過程の特徴を整理し,保育者としての援助についてまとめる.
4 第4回 [子どもの生活習慣の形成と保育者の援助]
子どもの生活習慣の形成について理解し,保育者としての役割・援助を考える.
【予習】子どもの生活習慣に関する情報を新聞,インターネットなどで集める.【復習】子どもの基本的生活習慣の形成における保育者の役割についてまとめる.
5 第5回 [子どもの運動遊びの現状と課題(幼保小接続含む)]
子どもの現状を確認し,この時期の子どもの運動遊びの重要性について考える.
【予習】子どもがどのような遊びを主にしているのか,戸外・室内での様子,新聞,インターネットなどで情報を集める.【復習】子どもの運動遊びの重要性と園でできる運動遊びの取り組みについてまとめる.
6 第6回 [子どもの遊びの重要性と保育者の役割]
子どもの遊びの重要性,保育者の役割・援助,環境づくりについて考える.
【予習】子どもは遊びから何を得るのか,保育者として遊びを深めるためにはどのようにしたらよいのかを考えてくる.【復習】保育者として,子どもの遊びをどのように観ていくかまとめる.
7 第7回 [「健康」領域に関連する環境と活動の展開]
心身の「健康」にとってどのような環境が必要かつ大切であるのか,幼児における活動とどのように関係していくのか考え理解する.
【予習】子どもの環境にはどのようなものがあるか考えてくる.【復習】心身の「健康」な育ちにはどのような環境が必要であるかまとめる.
8 第8回 [「健康」領域に関連する安全管理と安全教育]
幼児の事故の実態を把握して,保育現場での子どもの安全管理,安全教育について考える.
【予習】幼児の事故の実態について,新聞,インターネットなどで情報を集める.【復習】保育現場での子どもの安全管理,安全教育をどのように展開していくのかまとめる.
9 第9回 [「健康」領域と幼児理解]
幼児理解の重要性,難しさを理解するとともに,幼児理解の際に大切なことについて考える.
【予習】日常の子どもを観察して,その子どもの思い,実現しようとしていることなどを考えてみる.【復習】幼児理解の際に大切なことについてまとめる.
10 第10回 [「健康」領域の指導計画の考え方と作成方法(中間試験)]
指導計画の考え方,作成方法について理解する.今までの授業のまとめをする.
【予習】1~9回までの授業内容を確認する.【復習】保育者として指導・援助,環境構成についてまとめる.
11 第11回 [模擬保育の指導計画の作成]
これまでの学びを踏まえて,領域「健康」を主とする模擬保育を計画する.(グループ学習)
【予習】模擬保育のプランを幾つか考える.【復習】グループで決まったことを整理してまとめる.
12 第12回 [対象理解及びチームによる教材研究(DVDによる事例紹介含む)]
模擬保育の準備を行う.
【予習】模擬保育に必要なものを集めたり作ったりする.【復習】準備の段取りや役割を確認する.
13 第13回 [役割の確認と教材制作]
模擬保育の準備を行う.
【予習】準備物や役割などを確認しておく.【復習】実施に関して問題がないか最終チェックを行う.
14 第14回 [模擬保育の実施]
模擬保育を実施する.
【予習】計画や役割分担などを詳細に見直す.【復習】実践の反省や課題をまとめる.
15 第15回 [模擬保育の振り返りと相互評価]
自己評価・グループ評価など,様々な視点から実践を振り返り,今後の学びにつなげる.
【予習】課題や反省を発表できるように整理する.【復習】模擬保育を振り返り,レポートをまとめる.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 「幼稚園教育要領」に示された幼稚園教育の基本を踏まえ,「健康」領域のねらい及び内容を理解する.
2 「健康」領域を基盤とする遊びの展開や保育者の役割について理解する.
3 幼児の発達や学びの過程を理解し,具体的な指導場面を想定して保育を構想する力を身に付ける.
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
小テスト 中間試験 意欲・態度 模擬保育 レポート
1 「幼稚園教育要領」に示された幼稚園教育の基本を踏まえ,「健康」領域のねらい及び内容を理解する.
2 「健康」領域を基盤とする遊びの展開や保育者の役割について理解する.
3 幼児の発達や学びの過程を理解し,具体的な指導場面を想定して保育を構想する力を身に付ける.
評価割合(%)
/Allocation of Marks
35 25 10 20 10

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