シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/02 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
幼児教育方法論
科目名(英文)
/Course
Teaching Methodology for Early Childhood Education
時間割コード
/Registration Code
13017901
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科子ども学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
柏 まり
オフィスアワー
/Office Hour
柏 まり(水曜日3限(14時20分から15時50分)6612研究室)
開講年度
/Year of the Course
2019年度
開講期間
/Term
第2クォーター
対象学生
/Eligible Students
4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2019/03/09
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
本講では、これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な、教育の方法、教育の技術、情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。具体的には、第一に、幼児期にふさわしい教育方法の基礎理論及び教育方法の在り方や幼児理解に基づいた評価の基礎について理解する。第二に、話法、保育教材・教具等、保育を行う上での基礎的な技術を身に付けると共に、幼児期教育に関する諸理論を踏まえて、ねらい・内容、保育環境、保育展開、保育形態、評価等の視点を含めた保育指導案を作成する。第三に、子どもたちの興味・関心を高めたり学習内容を振り振り返るために、幼児の体験との関連を考慮した情報機器を活用して効果的に教材等を作成する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
教師論・保育内容総論・保育内容指導法・環境構成・教材研究・授業研究
履修上の注意
/Notes
授業課題に応じて、グループ討議・グループワーク・発表を継続的に行うため、協同的な態度で授業にのぞむこと。
課題発表のために授業時間外に準備を要することがあるので、積極的に参画すること
教科書
/Textbook(s)
幼稚園教育要領解説(フレーベル館)
参考文献等
/References
保育所保育指針解説書(フレーベル館)
幼保連携型認定こども園教育・保育要領(フレーベル館)
小田豊・青井倫子著「幼児教育の方法」北大路書房
その他、適宜、授業中に紹介する
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
・各回の授業内容及び課題を復習し、学習内容の理解を深めること
・必要な教材研究に主体的に取り組み、保育士としての資質向上に努めること
・グループワーク・教材研究について主体的に取り組むこと
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
幼稚園教諭一種免許状に係る授業であることに留意すること

【教員の免許状取得のための(幼稚園教諭)】
必須科目

【教免法施行規則に定める科目名】
教職に関する科目(教育課程及び指導法に関する科目)

【各科目に含めることが必要な事項】
・教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 第1回 [オリエンテーション:「教育方法」とは何か]
本講義を受講するに当たって、本講義の意義、受講の心構え、準備及びスケジュール等を説明するとともに、幼児期にふさわしい教育の方法とは何か探求する
シラバス内容を熟読し、講義内容を復習する
2 第2回 [現代的課題から教育の方法を考える]
保育者の専門性と効力感、幼児教育の質保証の重要性について考える
課題レポート①の準備
3 第3回 [幼児教育の基本と方法①教育方法]
環境を通して行う教育、学習としての遊び、ねらいと内容について学びを深める
課題レポート①の準備
4 第4回 [幼児教育の基本と方法②子ども理解と評価]
子ども理解や一人ひとりに応じた保育について学ぶと共に、保育評価に関する理解を深める
課題レポート①の準備
5 第5回 [幼児教育の基本と方法③幼児の主体性]
保育者の役割、教育的意図と幼児の主体性、連携、評価について学びを深める
課題レポート①の作成
6 第6回 [近代以降の実践的な保育・教育の方法①フレーベル・モンテッソーリ]
フレーベル・モンテッソーリの教育方法についてアクティブラーニングを行う
課題レポート②の作成
7 第7回 [近代以降の実践的な保育・教育の方法②シュタイナー・デューイ]
シュタイナー・デューイの教育方法についてアクティブラーニングを行う
課題レポート②の作成
8 第8回 [保育実践に求められる保育技術①話法]
言葉がけ・発問・応答的対話的な保育実践について学び、モデル指導案を作成する
モデル指導案作成の準備
9 第9回 [保育実践に求められる保育技術②保育環境の構成]
保育環境の構成と保育環境構成者としての保育者の役割について学び、モデル指導案を作成する
モデル指導案作成の準備
10 第10回 [保育実践にもおめられる保育技術③教材・教具]
保育実践に活用できる教材・教具についての捉え方を学び、モデル指導案を作成する
モデル指導案作成の準備
11 第11回 [保育指導案の作成及び実践①育てたい子どもの姿、ねらい・内容]
モデル指導案を用いた模擬保育を行い、実践内容を検討する(ねらい・内容の観点から)
プレゼンテーションの準備
12 第12回 [保育指導案の作成及び実践②教材・教具を含んだ保育環境、保育の展開]
モデル指導案を用いた模擬保育を行い、実践内容を検討する(保育環境・保育の展開の観点から)
プレゼンテーションの準備
13 第13回 [保育指導案の作成及び実践③評価]
模擬保育について評価を行い、アクティブラーニングを行う
プレゼンテーションの準備
14 第14回 [保育・教育のための視聴覚補助具の活用事例]
情報機器等の必要性と活用事例について学び、ICTを活用したプレゼンテーションを行う
課題レポート③の準備
15 第15回 [保育・教育のための情報機器等の活用事例]
情報機器等の必要性と活用事例について学び、ICTを活用したプレゼンテーションを行う
課題レポート③の作成
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法を理解する。
2 子ども理解、幼児教育の目標、幼児教育の基本、保育のねらい・内容、指導方法論等、幼児を指導するにあたっての基本知識を包括的に習得する。
3 教育の目的に適した指導技術を理解し、身に付ける。
4 情報機器を活用した効果的な授業や適切な教材の作成・活用に関する基礎的な能力を身に付ける。
5 モデル指導案の作成・模擬保育・実践に関する評価の基礎を身に付ける。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 模擬保育 モデル指導案 プレゼンテーション 授業態度
1 これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法を理解する。
2 子ども理解、幼児教育の目標、幼児教育の基本、保育のねらい・内容、指導方法論等、幼児を指導するにあたっての基本知識を包括的に習得する。
3 教育の目的に適した指導技術を理解し、身に付ける。
4 情報機器を活用した効果的な授業や適切な教材の作成・活用に関する基礎的な能力を身に付ける。
5 モデル指導案の作成・模擬保育・実践に関する評価の基礎を身に付ける。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 20 20 20 10

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