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科目一覧へ戻る | 2019/01/02 現在 |
科目名(和文) /Course |
造形デザイン領域演習Ⅰ |
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科目名(英文) /Course |
Professional Practice in Aesthetic Design Ⅰ |
時間割コード /Registration Code |
33012801 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
造形デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○南川 茂樹 , 難波 久美子 , 作元 朋子 |
オフィスアワー /Office Hour |
南川 茂樹(月曜日3限/3304研究室 *その他の日時については応相談)
難波 久美子(第一Qと第二Qは、水曜5時限目。第三Qと第四Qは月曜4時限目となります。場所は、3203研究室です。事前にメールでkumikon@dgn.oka-pu.ac. までご連絡頂けるとベストです。) 作元 朋子(木曜3限(1Q、2Q、4Q) 月曜3限(3Q) 実施場所:3204作元研究室 ) |
開講年度 /Year of the Course |
2018年度 |
開講期間 /Term |
第1クォーター |
対象学生 /Eligible Students |
造形デザイン学科2年次生 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2018/03/13 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
複数教員担当 |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
造形デザイン論Ⅰの内容を、実践を通して体得する。 人の営みの基本となる衣食住に関わる「生活シーン」の一場面をテーマにとりあげ、そのシーンの中でモノが成立する要件を学ぶとともに、モノからみた歴史(伝統と変化)・現代デザインや「生活シーン」の中でのモノの外からみた視点発見のための調査を実施する。その調査資料をふまえた発想演習をへて企画制作、企画パネルと共に展示の上、モニター及び自己評価を行い、次への展望をまとめる。 |
履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
造形デザイン論Ⅰの内容をよく理解し、日頃からモノを観察する習慣をつける。 |
履修上の注意 /Notes |
実技を伴うため、適切な服装で臨むこと。 制作過程において、常に記録を取り、ノートにまとめること。 毎回の授業に遅刻欠席をしないこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
特に使用しない |
参考文献等 /References |
適宜、案内する。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
日頃からモノを観察する習慣をつけ、その素材や成り立ちを自身で調べること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
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備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
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1 | 1 | [本演習の概要説明] 本演習で学修する技法や授業展開・目標・ルール等について、授業概要を説明する |
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2 | 2 | [課題のためのリサーチ(南川) コンセプト構築、アイデア展開(作元) サンプルプロジェクト1/本制作1(難波)] ・課題テーマに関するリサーチを行う(南川) ・ターゲットや使用シーンを想定し、コンセプトからアイデアスケッチを行う(作元) ・機の準備、糸の準備、経糸の準備(整経)/文献資料調査(難波) |
・様々な手段で、参考になる資料を収集しておく(南川) ・経糸の準備を次回授業までに済ませておく(難波) |
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3 | 3 | [リサーチ結果の分析(南川) 図面作成(作元) サンプルプロジェクト2/本制作2(難波)] ・リサーチの結果を様々な方法で分析する(南川) ・具体的なかたちを決定し、図面を作成する(作元) ・経糸を機に掛ける (経糸巻き) /プロジェクト要素の抽出(難波) |
・アイテムに影響する要素についてを調査を通して考察しておく(難波) | |
4 | 4 | [コンセプト構築(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト3/本制作2(難波)] ・リサーチの結果からの分析を受けて、提案するモノのコンセプトを構築し、具体的なかたちへと繋げる(南川) ・石膏原型を制作する(作元) ・経糸を機に掛ける (綜こう通し) /調査発表(難波) |
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5 | 5 | [アイデア展開(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト4/本制作3(難波)] ・コンセプトから導きだされるターゲットやシーンを想定し、それに即したかたちをスケッチする(南川) ・石膏原型を制作する(作元) ・経糸を機に掛ける (筬通し) と織始め/本制作3: アイデア出し(難波) |
・アイデアスケッチを数多くする(南川) | |
6 | 6 | [企画立案・中間プレゼンテーション(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト5/本制作4(難波)] ・具体的なターゲット・シーンを想定し、その対象に合ったモノのデザインを決定する(南川) ・石膏原型を制作する(作元) ・平織サンプル作り1/コンセプト決定(難波) |
・発表のための資料づくりも併せて行う(南川) ・コンセプトのキーワードとスケッチを複数決定しておく(難波) |
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7 | 7 | [図面・設計案作成(南川) 原型制作(作元) サンプルプロジェクト6/本制作5(難波)] ・制作に必要な図面を作成し、技法によっては、部品ごとの図面を作成する(南川) ・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元) ・平織サンプル作り2/織の設計と糸の計算(難波) |
・図面の描き方等を独自で学習しておく(南川) ・授業時間内に仕上がらない場合は、引き続き制作しておく(作元) ・設計に関する説明をノートにとり復習し、決定した案に具体的情報を書き込んでておく(難波) |
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8 | 8 | [材料の選択、加工デモンストレーション(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト7/本制作6(難波)] ・用途やデザインに適した材料の選択をし、簡単に加工のデモンストレーションを行う(南川) ・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元) ・平織サンプル作り3と合評/経糸の準備 (精錬、染色(難波) |
・素材の特徴や加工方法の調査(南川) ・染色ワークショップノートを参照のこと(難波) |
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9 | 9 | [試作モデルの検証(南川) 使用型制作(作元) サンプルプロジェクト8/本制作7(難波)] ・スケッチや図面からでは分からなかったかたちの検証を行い、その結果を最終デザインに反映させる(南川) ・原型の型取りを行い、粘土を流し込む使用型を制作する(作元) ・綾織、オーバーショットのデモンストレーション/糸の準備 (整経)(難波) |
・3次元モデルの制作(南川) ・次回までに型をしっかり乾かしておくこと(作元) |
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10 | 10 | [カトラリー等の制作(南川) 鋳込み成形(作元) 本制作8(難波)] ・最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ・出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元) ・ 経糸を機に掛ける(経糸巻き)(難波) |
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11 | 11 | [カトラリー等の制作(南川) 鋳込み成形(作元) 本制作9(難波) ] ・最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ・出来上がった使用型に粘土を流し込み生地を制作する(作元) ・経糸を機に掛ける (綜こう通し)(難波) |
・複数制作しておくこと(作元) | |
12 | 12 | [カトラリー等の制作(南川) 仕上げ、素焼き焼成(作元) 本制作10(難波)] ・最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ・出来上がった生地の仕上げを行い、電気炉で素焼き焼成する(作元) ・経糸を機に掛ける (筬通し) と織始め(難波) |
・焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元) | |
13 | 13 | [カトラリー等の制作(南川) 釉がけ、窯詰め(作元) 本制作11(難波)] ・最終デザインをもとに本制作を行う(南川) ・素焼き後の作品に釉薬をかけ、窯に入れる(作元) ・織る1(難波) |
・制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川) | |
14 | 14 | [カトラリー等の制作(南川) 本焼き焼成(作元) 本制作12(難波)] ・カトラリー等に塗装し仕上げる(南川) ・本焼き成を行う(作元) ・最終仕上げとプレゼン準備(難波) |
・制作の進捗よっては、時間外を使って補う(南川) ・焼成は長時間になるので、時間外に窯の管理、温度の確認等行うこと(作元) |
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15 | 15 | [作品の仕上げ、プレゼンテーション準備(南川) 窯出し、プレゼンテーション準(作元) 作品の仕上げ、プレゼンテーション準備(難波)] ・制作物をシーンに合わせた撮影を行う(南川) ・作品を窯出しし、撮影、プレゼンテーション資料の作成を行う(作元) ・糸や織端の処理、画像撮影(難波) |
発表のための資料づくりも併せて行う | |
16 | 16 | [プレゼンテーションおよび講評] 本制作のプレゼンテーションを行う |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。 | ○ | ○ | |||||
2 | 様々な技法・素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。 | ○ | ○ | |||||
3 | 新たな価値を持つライフスタイルが企画・立案できるようになる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。 | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
最終成果物 | 学習態度 | |||
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1 | 「生活シーン」が成立する要件を導きだすことができる。 | ○ | |||||
2 | 様々な技法・素材からなるシーンの中でのアイテムを、実践を通してその制作手法を学ぶことができる。 | ○ | ○ | ||||
3 | 新たな価値を持つライフスタイルが企画・立案できるようになる。 | ○ | ○ | ||||
4 | 素材と技法の持つ特徴について具体的に考えられ、モノとして完成させることができる。 | ○ | |||||
5 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |