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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2019/08/20 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
食糧を考える
科目名(英文)
/Course
Current Issues in Food
時間割コード
/Registration Code
00A25601
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
岸本 妙子
オフィスアワー
/Office Hour
岸本 妙子(水曜日5限)
開講年度
/Year of the Course
2017年度
開講期間
/Term
第4クォーター
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
1
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2017/03/30
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
人類は農耕を開始し、栽培植物と家畜を作りだし、新しい食資源を導入し、バイオテクノロジーを飛躍的に発展させ、遺伝子組み換え食品すら登場させた。コメを主食とする日本では、輸入食料に過度に依存したまま、コメの
輸入自由化が実施されている。日本の主食やタンパク質源について知り、世界の中の日本の位置付けを考えて宗教的な背景についても考察できるようになる。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
高校卒業時程度の世界史、家庭科に関する知識/自分の考えを簡潔にまとめる能力
履修上の注意
/Notes
講義を行っていく中で、1回のレポート提出があり、自分の考えをまとめる必要がある。
教科書
/Textbook(s)
授業中にレジュメ・資料を配布する。教科書は特に指定しない。参考書は、授業中に指示する。
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
食糧問題や南北問題、経済格差を扱ったニュースや記事に積極的に触れて、関心を持ち続けること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配布資料
/Handouts
1 1 [序論/人類の食生活と文明の発達]
農耕を開始したことで人類の食生活がどのように変わったか、また地域集団における社会的変化と文明の発達について考察する。
レジュメ①
2 2 [栽培植物と家畜]
八千年にわたる人類の農耕によって、野生動植物がどのような変化を遂げ、栽培植物と家畜になったかを考える・
前回小テストの答え合わせにより復習 レジュメ②・資料①
3 3 [地球上の食料資源]
地球上の食料資源について、主な文明圏毎にエネルギー源としての炭水化物、タンパク質、脂質についてみていく。さらに。ビタミン源、ミネラル源について学ぶ。
前回小テストの答え合わせにより復習 レジュメ③
4 4 [日本の食料自給率]
日本の食料自給率低下の要因について考え、コメの輸入自由化の完全実施がもたらすものや地産地消の役割について学ぶ。
前回小テストの答え合わせにより復習 レジュメ④・資料②
5 5 [日本のコメとダイズ]
第2次大戦後の日本の食料事情のうち、コメとダイズを取り上げる。
前回小テストの答え合わせにより復習 レジュメ⑤
6 6 [食肉消費と宗教的背景]
食肉消費の問題点について考え、宗教的背景による食生活事情、特に食肉について取り上げる。
前回小テストの答え合わせにより復習 レジュメ⑥・資料③
7 7 [地産地消と食文化]
地産地消の役割を考え、フードマイレージと食文化とのかかわりについて考察する・
前回小テストの答え合わせにより復習し、レポート課題に取り組む。 レジュメ⑦・レポート課題の提示
8 8 [期末試験]
7回の授業内容を試験範囲として、持ち込みなしの筆記試験を行う。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 野生植物から変化させた栽培植物と家畜の特徴について学ぶ。
2 食糧をエネルギーや栄養学的視点からだけでなく、社会及び環境との関わりからも考える力を養う。
3 世界の中の日本、日本に住む一員として、自分達の食生活における宗教的背景や農産物貿易での課題やあるべき食生活を考えることのできる能力を養う。
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
授業内での小テスト レポート
1 野生植物から変化させた栽培植物と家畜の特徴について学ぶ。
2 食糧をエネルギーや栄養学的視点からだけでなく、社会及び環境との関わりからも考える力を養う。
3 世界の中の日本、日本に住む一員として、自分達の食生活における宗教的背景や農産物貿易での課題やあるべき食生活を考えることのできる能力を養う。
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 20 20

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