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| 科目一覧へ戻る | 2019/08/20 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
ヒューマンエージェントインタラクション |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
Human-Agent Interaction |
| 時間割コード /Registration Code |
66000901 |
| 学部(研究科) /Faculty |
情報系工学研究科 博士前期課程 |
| 学科(専攻) /Department |
システム工学専攻 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○石井 裕 |
| オフィスアワー /Office Hour |
石井 裕(木曜5限) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2017年度 |
| 開講期間 /Term |
後期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
| 単位数 /Credits |
2.0 |
| 更新日 /Date of renewal |
2017/03/21 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
人間と擬人化エージェント,ロボット,さらに人間―人間のインタラクションを統一的に扱うことを目指し,インタラクション設計の原理,方法論を理解する.先端的知見を紹介するとともに,HAI分野に関する最新の研究を学生自らが調査して発表・議論する. |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
CUI, GUIなどの情報入出力機器など,本分野における関連の深いヒューマンインタフェース,人間-機械系の基本的な知識を有していること. |
| 履修上の注意 /Notes |
|
| 教科書 /Textbook(s) |
使用しない |
| 参考文献等 /References |
「人とロボットの<間>をデザインする」(山田誠二 監修・著;東京電機大学出版局) |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
HAI領域は人間を系に含むインタラクション設計であるため,人間の社会的諸活動を注意深く観察することも理解につながる.エージェントやロボットを適用する状況を想定し,応用可能性を検討することが必要となる. |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
| 備考 /Notes |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配布資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [Human-Agent Interaction (HAI) とは] HAIの概要について講述する |
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| 2 | 2 | [アバタ,会話エージェント] キャラクタやロボットによるアバタ,エージェントの機能について理解する |
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| 3 | 3 | [Computer Mediated Communication (CMC)] 遠隔でのコンピュータを介したコミュニケーションについて,その利点と弊害について講述する |
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| 4 | 4 | [エージェント介在型コミュニケーション] ユーザとエージェント,およびエージェントを介したユーザ同士のコミュニケーションについて講述する |
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| 5 | 5 | [擬人化] 人工物に対する擬人化とその応用事例について講述する |
||
| 6 | 6 | [メディアイクエーション] 「人間と人間の社会的関係」を「人間とメディアの関係」に置き換えた方法論について講述する |
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| 7 | 7 | [人間とエージェントのスタンス] Dennettによる意図スタンス,設計スタンスおよび物理スタンスについて講述する |
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| 8 | 8 | [エージェントのデザイン,心の理論,集団心理] Baron-Cohenによる心の理論など,人間心理を応用した設計について講述する |
||
| 9 | 9 | [アピアランス,表情,ジェスチャーの設計] 適応ギャップと呼ばれる外見と機能の感じ方などについて講述する |
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| 10 | 10 | [人らしさ,エージェンシー,アニマシーの知覚] 人工物に対する人間の理解,感じ方を生物性の観点から講述する |
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| 11 | 11 | [エージェント・ロボットの相互適応] ロボットとの協調作業について事例を紹介し,それぞれの方法論の長所短所について講述する |
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| 12 | 12 | [インタラクションのデザイン] カプトロジと呼ばれるテクノロジを用いた説得の技術など,インタラクションデザイン手法について講述する |
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| 13 | 13 | [身体的インタラクション] 身体を介したインタラクションとその評価法について講述する |
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| 14 | 14 | [HAIの先端的研究調査発表(1)] HAI分野における先端的研究を調査し発表する |
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| 15 | 15 | [HAIの先端的研究調査発表(2)] HAI分野における先端的研究を調査し発表する |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エージェント設計の方法論を理解する | ○ | ○ | ○ | ||||
| 2 | 人間とエージェント間でやり取りされる情報の設計技術を理解する | ○ | ○ | ○ | ||||
| 3 | 人間とエージェントの関係の設計を理解する | ○ | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
調査発表・レポート( | 学習態度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エージェント設計の方法論を理解する | ○ | ○ | ||||
| 2 | 人間とエージェント間でやり取りされる情報の設計技術を理解する | ○ | ○ | ||||
| 3 | 人間とエージェントの関係の設計を理解する | ○ | ○ | ||||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
70 | 30 | |||||