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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2019/08/20 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
神経システム学
科目名(英文)
/Course
Human nervous system
時間割コード
/Registration Code
63110201
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士前期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
柳原 衞
オフィスアワー
/Office Hour
柳原 衞(月曜5限)
開講年度
/Year of the Course
2017年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2017/03/13
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
生体は、外界からの情報を受容し、処理した後、効果器へ出力し、外部環境へ適応するとともに、他方で、生体の内部環境を監視し、その変化に適切に対応することにより、恒常性の維持を行っている。このような情報処理機能にはたらいているもののひとつに神経系があり、その基盤となるものは神経細胞であり、またそれらが相互に連絡しあう神経のネットワークシステムである。本講義では、脳機能発現の構造的基盤の理解をめざして、神経系の基本的構造およびその構成要素、さらには種々の情報を伝える神経路について説明するとともに、これらを探求するのに必要な形態学的解析技法についても説明する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
神経解剖学、神経科学
履修上の注意
/Notes
特になし
教科書
/Textbook(s)
使用しない
参考文献等
/References
授業時に随時紹介する
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
配布されたプリント(英文)の指示された部位は、あらかじめ読んでおくこと。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配布資料
/Handouts
1 1 [神経系の構成]
神経系に関する学術用語(英語)について説明する
2 2 [神経系の発生と形態形成]
中枢神経系の成り立ちについて解説する
3 3 [神経組織の構造と機能]
神経細胞の形態とその働きについて説明する
4 4 [中枢神経系の細胞構築と神経路I]
脊髄の構造について説明する
5 5 [中枢神経系の細胞構築と神経路II]
延髄、橋、および中脳の神経核と神経束について説明する
6 6 [中枢神経系の細胞構築と神経路III]
小脳の構造と神経路について説明する
7 7 [中枢神経系の細胞構築と神経路IV]
視床および視床下部の細胞核ついて説明する
8 8 [中枢神経系の細胞構築と神経路 V]
大脳新皮質および海馬について説明する
9 9 [神経機構各論I]
運動系の中枢神経伝導路について解説する
10 10 [神経機構各論II]
感覚系の神経伝導路について解説する
11 11 [神経機構各論III]
自律神経系について解説する
12 12 [脳の形態学的解析技法I]
組織固定法について解説する
13 13 [脳の形態学的解析技法II]
神経トレーサー法について解説する
14 14 [脳の形態学的解析技法III]
免疫組織化学について解説する
15 15 [総括]
脳構造の探求課題について考察する
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 脳機能発現の基盤となる脳構造が説明できる
2 神経性調節の機構を脳構造から理解する
3 形態学的解析技法を理解し、その適用を考える
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート(日本語または英語による) 授業態度
1 脳機能発現の基盤となる脳構造が説明できる
2 神経性調節の機構を脳構造から理解する
3 形態学的解析技法を理解し、その適用を考える
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 30

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