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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2019/08/20 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
言語工学
科目名(英文)
/Course
Natural Language Engineering
時間割コード
/Registration Code
62410701
学部(研究科)
/Faculty
情報系工学研究科 博士前期課程
学科(専攻)
/Department
システム工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
菊井 玄一郎
オフィスアワー
/Office Hour
菊井 玄一郎(火曜5時限)
開講年度
/Year of the Course
2017年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2017/03/29
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
「ことば」(自然言語)は人間にとって最も基本的なコミュニケーション手段である. また現代社会において不可欠のインフラであるウエブはテキスト(書き言葉)が情報 伝達の主要手段になっている(表や図にも言葉が入っている!).
本講義では計算機で「ことば」を扱うための基本的な手法について学ぶ.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
情報系学部において開講されている「計算機工学入門(概論)」、および、「データ構造とアルゴリズム」に関する知識を持っておりうこと。プログラミングの経験があること。
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
黒橋 禎夫 , 柴田 知秀 (著)、自然言語処理概論 (ライブラリ情報学コア・テキスト)、サイエンス社、 2016年
参考文献等
/References
奥村学著,自然言語処理の基礎,コロナ社,
高村大也著,言語処理のための機械学習入門,コロナ社,など.
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
紹介したアルゴリズムをスクリプト言語などで実装すると理解が深まる。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配布資料
/Handouts
1 1 [自然言語処理の概要]
自然言語処理の目的と中心となる課題、最近の代表的なアプローチについて学ぶ.
2 2-3 [系列の解析]
形態素解析を中心とした系列解析の手法について学ぶ.
3 4-5 [構文の解析]
構文の表現法,構文解析の基本的な手法について学ぶ.
4 6-7 [意味の解析]
語および文の意味とは何かについて考え,これらを自動的に解析する方法を学ぶ.
5 8 [文脈の解析]
結束性をはじめ,文脈解析で必要となる概念を説明したのち,文脈解析について述べる.
6 9-10 [ニューラルネットの利用]
最近注目を集めているニューラルネットによる手法について学ぶ.
7 11 [情報抽出と知識獲得]
情報抽出の基本的な考え方と課題について学ぶ.
8 12 [トピックモデル]
統計的な手法であるトピックモデルについて学ぶ.
9 13 [機械翻訳]
機械翻訳の基本的な考え方について学ぶ.
10 14 [対話システム]
対話システムの歴史を振り返り,質問応答を中心とした対話システムの基礎技術を学ぶ.
11 15 [まとめ]
講義の振り返り,まとめを行う.
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 日本語形態素解析の課題と手法を理解する
2 構文解析の課題と手法を理解する
3 文脈解析の課題と手法を理解する
4 自然言語処理の代表的な応用の課題と手法を理解する
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
中間レポート
1 日本語形態素解析の課題と手法を理解する
2 構文解析の課題と手法を理解する
3 文脈解析の課題と手法を理解する
4 自然言語処理の代表的な応用の課題と手法を理解する
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 30

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