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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2019/08/20 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
流体工学
科目名(英文)
/Course
Fluids Engineering
時間割コード
/Registration Code
22143201
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
情報システム工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
尾崎 公一
オフィスアワー
/Office Hour
尾崎 公一(金曜5限)
開講年度
/Year of the Course
2017年度
開講期間
/Term
第2クォーター
対象学生
/Eligible Students
3年次生(平成27年度以前入学生)
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2017/03/29
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
流体とは,空気のような気体および水や油のような液体の総称である.流体の性質や流体運動に関する知識を修得することは,工業生産活動への応用のみならず,コンピュータの冷却や大気循環のように流体が関与する様々な問題の理解と解決に役立つ.この授業では,主として粘性流体の性質とその運動に関する知識と問題解決法を修得する.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
数学および力学系授業科目の内容を良く理解していることが望ましい.
履修上の注意
/Notes
レポート等の課題は期日を厳守すること.
教科書
/Textbook(s)
「流体の力学」須藤浩三,朝倉書店.
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
教科書等を活用し,各回の授業の前後には必ず予習・復習すること.教科書・各章末の演習問題を自ら解くこと.流体の流れは身近に見られる現象であり,その運動を解析するための保存則(質量,運動量,エネルギ)を身に付けることが重要である.さらに,力学,材料力学等との関連をよく考えて学習すること.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配布資料
/Handouts
1 1 [序論]
流体力学全般について概説する.
授業内容の予習
2 2~3 [流体の静力学]
静止流体の圧力および静止流対中の壁面に働く力について学ぶ.次いで,浮力および相対的静止の状態にある液体の圧力について学ぶ.
授業内容の予習・復習
3 4~5 [流れの一次元的な取扱い]
一次元的な流れに関する連続の式および運動方程式について学ぶ.次いで,ベルヌーイの定理および運動方程式について学ぶ.
授業内容の予習・復習
4 6 [管路内の流れ]
主に円管内の流れについて学ぶ.
授業内容の予習・復習
5 7 [流れの相似則と次元解析]
相似則,次元解析および無次元数について学ぶ.
授業内容の予習・復習
6 8~10 [粘性流体の基礎式]
一般的な流れに関する連続の式および運動方程式について学ぶ.次いで,構成方程式とナビエ・ストークス方程式について学ぶ.さらに,単純な流れに対するナビエ・ストークス方程式の厳密解について学ぶ.
授業内容の予習・復習
7 11 [乱流]
乱流に関する基本的事項について学ぶ.
授業内容の予習・復習
8 12~13 [境界層とその特性]
境界層に関する基本的事項について学ぶ.次いで,平板上の境界層の解析法について学ぶ.
授業内容の予習・復習
9 14 [物体周りの流れと流体力]
物体周りの流れと流体力に関する基本的事項について学ぶ.
授業内容の予習・復習
10 15 [総括]
授業内容全般について総括する.
授業内容の復習
11 16 [期末試験]
記述式試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 流体の性質を知るとともに,流体の静力学の解析法を修得すること
2 定常流動系の各種保存則を活用して現象を解析できること
3 粘性流体の流れの基礎式を理解し,簡単な流れを解析できること
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート・小テスト 学習態度
1 流体の性質を知るとともに,流体の静力学の解析法を修得すること
2 定常流動系の各種保存則を活用して現象を解析できること
3 粘性流体の流れの基礎式を理解し,簡単な流れを解析できること
評価割合(%)
/Allocation of Marks
70 20 10

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