授業科目名(和文) [Course] |
技術者と社会 |
授業科目名(英文) [Course] |
The Engineer and Society |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
情報システム工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○安部 利男 自室番号()、電子メール(wmcxn836**ybb.ne.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
後期 1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
情報化社会で工学技術者として活動する場合、やってはならない事や、やらなければならない事を自分自身で判断し、タイムリーに、かつ適確に行動する事が求められている。 このため、技術者倫理に関する講義と、身近な社会における技術的なトラブルの原因究明と再発防止に関するグループ討議により、判断力と行動力の養成を目標にする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 常に社会の出来事や動きに関心を持つ。 2. 自分の考えを簡潔に、かつ論理的にまとめられる。 3. 他者の考えを考察でき、自分の意見を述べることができる。 4. 失敗や事故については、真の原因がハッキリするまで考え、再発防止ができる。 |
履修上の注意 [Notes] |
「フレッシュマンセミナー」を履修していること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.授業の狙い、方法とスケジュール等の説明 2.技術者倫理の視点から事故事例の解説(ケース1) 3.技術者倫理の視点から事故事例の解説(ケース2) 4.講義(学協会の倫理規定)と演習グループの編成 5.講義(トラブルの再発防止)とグループ別演習テーマの選定 6.講義(フェイルセーフとフールプルーフ)と演習(事故原因、問題点の把握) 7.講義(説明責任)と演習(再発防止策の検討) 8.講義(WIN-WINの関係)と演習(考察、結論、教訓の検討) 9.講義(PL法、企業倫理)とグループ別 発表会準備 10.グループ別 発表会と講評 11.講義(環境問題)と個人別作成レポートのテーマ選定 12.講義(公益通報)と個人別作成レポートのテーマについてグループ討議 13.講義(技術者の判断規準)と個人別作成レポートのテーマについてグループ討議 14.講義(国際的倫理観)、個人別作成レポートの提出 15.講義(技術者倫理)のまとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
「出席状況と学習態度」と「発表成果」、および「個人別作成レポート」を総合して評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書:使用しない。 参考書: (1)「技術者倫理の世界」藤本 温 ほか著、森北出版 (2)「技術者倫理とリスクマネッジメント」中村昌充著、オーム社 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
身近な社会において発生している事故やトラブルに対して、技術・社会倫理に係わる問題(発生原因、対策、再発防止)に関心を持つ事。 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 特になし |
資格等に関する事項 | 特になし |