授業科目名(和文) [Course] |
ヒューマンケアリング論 |
授業科目名(英文) [Course] |
Human Caring |
学部(研究科) [Faculty] |
保健福祉学部 |
学科(専攻) [Department] |
看護学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○二宮 一枝 自室番号(6304)、電子メール(ninomiya**fhw.oka-pu.ac.jp) 實金 栄 自室番号(6408)、電子メール(mikane**fhw.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
1 単位(30時間) |
対象学生 [Eligible students] |
看護学科 3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人間性の尊厳と多様性を尊重し、深い人間理解を基盤とした看護実践のための基礎的能力を養うことを狙いとし、ワトソンのケアリングの10のカリタス・プロセスおよびベナーの7つの看護実践領域のうち援助役割と教育・コーチングの2つの機能に着目し、これらに必要な知識と技術を学ぶ. |
到達目標 [Learning Goal] |
1.ケアリング理論について概観し、自分自身の考えを述べることかができる. 2.他者および他者理解と、他者と自己に生じている関係性を理解する. 3.相談援助技術の知識と技術を学ぶ. |
履修上の注意 [Notes] |
・積極的に演習・グループワークに参加すること. ・傾聴のみでなく、伝えること 及びプレゼンテーション能力の向上をも目指す. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.4月12日 ケア・ケアリングの概念(二宮) 2.4月19日 他者理解(實金) 3. 4月26日 自己理解(實金) 4.5月10日 関係性の理解(交流分析理論他)(實金) 5.5月17日 リフレクション(二宮) 6.5月17日 2限 対象者のもつ強み(ストレングス理論他)(二宮) 7.5月24日 コミュンケーション技法①-1コーチングの理論(二宮) 8.5月24日 コミュンケーション技法①-2コーチングの理論(二宮) 9 5月31日 コミュニケーション技法①-2コーチングの理論(二宮) 10.6月7日 援助者の態度(バイスティックの7原則他)(實金) 11. 6月7日 コミュニケーション技法②-1患者理解のためのコミュニケーション(實金) 12. 6月14日 コミュニケーション技法②-2患者理解のためのコミュニケーション(實金) 13.14.7月19日26日 ケアリングとは(1人2分間スピーチ)(二宮・實金) 15. 8月2日 1限 定期試験 |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
学習態度・グループワーク参加度(40%)、期末試験(30%)、課題レポート(30%)により総合的に評価する. 期末試験は出席2/3以上を条件とする. |
教科書 [Textbook] |
スライド、資料を適宜配布する. |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
看護理論や対人関係援助、カウンセリング等に関する図書を読んでおくこと. ・ミルトン・メイヤロフ/田村真・向野宣之訳:ケアの本質 生きることの意味.ゆみる出版 ・ジーンワトソン/稲岡文昭・稲岡光子訳:ワトソン看護論 人間科学とニューマンケア.医学書院 ・パトリシアベナー/井部俊子監訳:ベナー看護論 初心者から達人へ.医学書院 ・トラベルビー/長谷川浩・藤枝知子訳:トラベルビー人間対人間の看護.医学書院 ・マンデリン.M.レイニンガー/稲岡文昭監訳:レイニンガー看護論 文化ケアの多様性と普遍性.医学書院 ・キャロル.レッパネン.モンゴメリー/神郡博・濱畑章子訳:ケアリングの理論と実践 コミュニケーションによる癒し.医学書院 ・太湯好子:患者の心に寄り添う聞き方・話し方 ケアに生かすコミュニケーション.メヂカルフレンド社 ・本間正人・松瀬理保:コーチング入門 第2版 (日経文庫) 新書 2015 ・本間正人・松瀬理保:セルフ・コーチング入門<第2版> (日経文庫) 新書 2016 ・本間正人:グループ・コーチング入門 (日経文庫) 新書 2007 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 日程等、若干の変更もある. |