授業科目名(和文)
[Course]
生命倫理
授業科目名(英文)
[Course]
Bioethics
学部(研究科)
[Faculty]
共通教育/全学教育
学科(専攻)
[Department]
健康科学 <学部教育への準備>
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○沖本 克子  自室番号(6305)、電子メール(okimoto**fhw.oka-pu.ac.jp)
名越 恵美  自室番号(6402)、電子メール(nagoshi**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
前期 1単位
授業概略と目標
[Course description and Objects]
社会的に議論されている生殖医学や臓器移植、終末期医療などの生命倫理に関するテーマについて、オムニバス方式による講義形式で授業を行う。
到達目標
[Learning Goal]
1.生命倫理に関する問題の論点について考えることができる。
2.生命観、死生観について考えることができる。
3.倫理的感性を養うことができる。
履修上の注意
[Notes]
講義やグループワークに参加し、積極的に自分の意見を述べること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.生命と倫理について、インフォームド・コンセントについて
  生命になぜ倫理が必要とされるのかについて考える。
  患者の権利とインフォームド・コンセントについて考える。
2.出生前検査をめぐる倫理について
  出生前検査を受けるのか、検査結果をどう受け止めるのかという親の葛藤をとおして、出生前検査に伴う倫理について考える。
3.生殖医療に伴う倫理について
  生殖補助医療(代理出産など)に伴う倫理について学ぶ。
4.未成年者の医療に関する自己決定について
  治療中止等をとおして、未成年者の医療に関する自己決定について考える。
5.良心的な輸血拒否をめぐる倫理について
  宗教と自己決定をめぐる倫理について考える。
6.終末期期医療に伴う倫理
  尊厳ある人生のために、エンド・オブ・ライフ・ケアで直面する倫理的問題について考える。
7.臓器移植をめぐる倫理
  臓器移植が行われている場で働く移植コーディネーター、レシピエントコーディネーター、臓器提供をした方、移植を受けた方の実体験から様々な倫理的な事柄について学ぶ。
8.まとめ
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
レポート(90%)と授業参加(10%)により、総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:使用しない。
参考書:講義で適宜紹介する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
新聞や生命倫理に関するテーマを扱っている書籍などを読みましょう。
開講年度
[Year of the course]
28