授業科目名(和文)
[Course]
基礎解析学 <解析学Ⅰ>
授業科目名(英文)
[Course]
Basic Analysis <AnalysisⅠ>
学部(研究科)
[Faculty]
共通教育/全学教育
学科(専攻)
[Department]
自然科学 <学部教育への準備>
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○三谷 健一  自室番号(2102)、電子メール(mitani**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
前期 2単位
対象学生
[Eligible students]
情報システム工学科1年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
情報工学の基礎として、1変数関数の微分積分法を講述する。計算技術の修得及び数学的思考力の強化を目指す。高等学校で学んだ1変数関数の微分積分法を復習する。極限の概念を正確に理解させ、定理の厳密な証明を与える。さらに、テイラーの定理、不定形の極限値、種々の関数の微分・積分、広義積分などを学習する。
到達目標
[Learning Goal]
1. 極限概念の正確な理解
2. 微分の理解及びその計算と応用
3. 積分の理解及びその計算と応用
履修上の注意
[Notes]
高等学校で学んだ微分積分法をよく理解しておくこと。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 極限と連続(1)
  ・実数の性質と数列の極限について学習する。
2. 極限と連続(2)
  ・関数の極限と連続関数について学習する。
3. 微分法(1)
  ・導関数について学習する。
4. 微分法(2)
  ・高次導関数について学習する。
5. 微分法(3)
  ・平均値の定理について学習する。
6. 微分法(4)
  ・テイラーの定理について学習する。
7. 微分法(5)
  ・微分法の応用について学習する。
8. 総合演習及び確認テスト(1)
  ・1.~7.までに関する演習及び確認テストを行う。
9. 積分法(1)
  ・不定積分について学習する。
10. 積分法(2)
  ・有理関数の積分について学習する。
11. 積分法(3)
  ・三角関数、無理関数の積分について学習する。
12. 積分法(4)
  ・定積分について学習する。
13. 積分法(5)
  ・広義積分について学習する。
14. 積分法(6)
  ・積分の応用について学習する。
15. 総合演習及び確認テスト(2)
  ・9.~14.までに関する演習及び確認テストを行う。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業科目の各到達目標がどれだけ達成されているかを確認テスト(60%)、レポート(40%)により評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:「微分積分概論[新訂版]」(高橋泰嗣・加藤幹雄 著、サイエンス社、2013年)
参考書:「基本演習 微分積分」(寺田・坂田 著、サイエンス社、1995年)
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
予習復習を欠かさないこと。具体的な内容は授業時に指示する。
キーワード:微分、積分
開講年度
[Year of the course]
28