授業科目名(和文)
[Course]
数理と社会 <数学の世界>
授業科目名(英文)
[Course]
Mathematics and Society <Mathematical World>
学部(研究科)
[Faculty]
共通教育/全学教育
学科(専攻)
[Department]
自然科学 <学部教育への準備>
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○三谷 健一  自室番号(2102)、電子メール(mitani**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
後期 2単位
対象学生
[Eligible students]
デザイン工学科1年次生、造形デザイン学科2年次生、看護学科1年次生、栄養学科1年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
今日のような情報化社会においては、文系の学生においても数理に強い知性が要求される。本講義では、数学が社会においていかに関わり、また活用されているかを種々の数理モデルを通じてわかりやすく解説する。さらに、教養数学として標準的な線形代数、微分積分を学び、数学のリテラシーの育成及び数学的思考力の強化を目指す。
到達目標
[Learning Goal]
1. 社会における数学への理解
2. ベクトルと行列の計算とその応用
3. 微積分の計算とその応用
履修上の注意
[Notes]
高等学校で学んだ数学をよく理解しておくこと。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. イントロダクション
 ・本講義の概要を述べる。
2.~3. 社会における数学
 ・身近にある数学を題材に、数学の社会への関わりを学習する。
4. 線形代数(1)
 ・ベクトルについて学習する。
5. 線形代数(2)
 ・行列について学習する。
6. 線形代数(3)
 ・行列を用いた連立一次方程式の解法について学習する。
7. 線形代数(4)
 ・線形代数学に関する社会への応用について学習する。
8. 総合演習(1)
 ・4.~7.までの内容に関する演習を行い、理解度テストを行う。
9. 微積分(1)
 ・微分の概念について学習する。
10. 微積分(2)
 ・具体的な関数の微分について学習する。
11. 微積分(3)
 ・積分の概念について学習する。
12.~13. 微積分(4)
 ・具体的な関数の積分について学習する。
14. 微積分(5)
 ・微分積分に関する社会への応用について学習する。
15. 総合演習(2)
 ・9.~14.までの内容に関する演習を行い、理解度テストを行う。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
授業科目の各到達目標がどれだけ達成されているかを理解度テスト、課題レポート(70%)及び授業への参加度(30%)により評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:「基礎数学ポプリー」(小寺平治著、裳華房)

自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
教科書の問題を解くことによって理解を深めること。
キーワード:微分積分、線形代数
開講年度
[Year of the course]
28
備考 なし