授業科目名(和文)
[Course]
情報技術の進展
授業科目名(英文)
[Course]
Progress of Information Technology
学部(研究科)
[Faculty]
共通教育/全学教育
学科(専攻)
[Department]
自然科学 <科学技術と環境>
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○但馬 康宏  自室番号(2604)、電子メール(tajima**cse.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
後期2単位
対象学生
[Eligible students]
保健福祉学部、デザイン学部
授業概略と目標
[Course description and Objects]
現代は情報化社会と呼ばれて久しいが、計算機やそれを利用した情報技術の仕組みの多くは一般に理解されていない。本授業では、計算機の生い立ちや仕組みを通してその意義、情報技術の目的について考える。あわせて、最新の研究動向の解説などを行う。
到達目標
[Learning Goal]
1. 計算機の生い立ちと仕組みを理解する
2. 計算可能性とは何かを理解する
3. 情報量の概念について理解する
4. 現在の情報技術の研究に関する最新事情を理解する
履修上の注意
[Notes]
とくになし
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 計算機と情報技術
計算機の利用のされ方と現在の社会とのかかわり
2. 計算機の生い立ち(1)
計算機の発明に至る歴史的背景
3. 計算機の生い立ち(2)
計算機の生まれる理論的な背景と技術的な背景
4. チューリングマシン(1)
チューリングマシンの構造を理解する
5. チューリングマシン(2)
チューリングマシンの動作のさせ方と組み立て方を理解する
6. 計算可能性と決定問題(1)
計算可能性とは何かを理解する
7. 計算可能性と決定問題(2)
計算可能性と計算の複雑さとは何かを理解する
8. 計算機における情報量と確率(1)
情報量の定義を理解する
9. 計算機における情報量と確率(2)
情報量の使われ方を理解する
10. マルチメディア処理(1)
SNSやウェブでの情報の扱われ方を理解する
11. マルチメディア処理(2)
音声、映像、動画の扱われ方を理解する
12. 最近の研究動向(1)
研究動向で保健福祉学部に関連するものの紹介
13. 最近の研究動向(2)
研究動向でデザイン学部に関連するものの紹介
14. 最近の研究動向(3)
社会一般で話題となっている研究動向の紹介
15. まとめ
今後の発展への心構えを各自で見つけ出す
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
出席状況、レポート(中間、期末)により評価する
教科書
[Textbook]
必要に応じ配布する
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
身の回りの情報機器の仕組みに疑問を持ち、その将来像をレポート課題と共に考えるとよい。
キーワード:情報化社会、ネットと社会、計算機の歴史
開講年度
[Year of the course]
28