授業科目名(和文) [Course] |
ユーザインタフェース |
授業科目名(英文) [Course] |
User Interface |
学部(研究科) [Faculty] |
情報系工学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
システム工学専攻前期 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○迫 明仁 自室番号(2112)、電子メール(sako**ss.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
前期 1・2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
情報や機械・器具,サービスシステム等の活用を円滑にし,人間の生活が快適かつ安全に営めるよう「使いやすさ/利用の質」を保証しようという考え方がユーザインタフェース/ユーザビリティである。それを実現するための手法が「ユーザ中心設計(UCD)」である。 国際規格,国内規格等も踏まえて,情報社会,ユニバーサル社会におけるユーザインタフェース/ユーザビリティの調査法や評価技法の基本と事例について考察し,併せて研究の動向について調査することを通じて,UCD研究の概要を理解することを課題目標とする。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. ユーザ中心設計と規格について理解する。 2.ユーザビリティ評価に関する調査法・研究法を理解する。 3.ユーザテストの諸技法を理解するとともに事例等を考察する。 4.サービス・インタフェース・システムについて理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
授業の進行に合わせて論文紹介と討議を逐次行うので,事前に文献検索等を行い,発表資料の準備をすること。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.ユーザインタフェース/ユーザビリティとは ユーザインタフェース/ユーザビリティの基本概念と展望を述べる 2.ユーザビリティ評価法1 各種の評価技法の概要を紹介する 3.ユーザビリティ評価法1 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 4.ユーザビリティ評価法2 インスペクションによる評価、その他を紹介する 5.ユーザビリティ評価法2 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 6.ユーザビリティ評価法3 パフォーマンス評価、その他を紹介する 7.ユーザビリティ評価法3 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 8.ユーザテスト1 ユーザテスト評価の概要を紹介する 9.ユーザテスト1 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 10.ユーザテスト2 ユーザテストのプロジェクト,実査・分析について紹介する 11.ユーザテスト2 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 12.福祉機器・サービスの開発と評価 福祉機器やICTを活用した福祉サービスの課題を述べる 13.福祉機器・サービスの開発と評価 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う 14.感動製品・サービスの開発と評価 感動を呼ぶ製品開発,サービス開発の課題を述べる 15.感動製品・サービスの開発と評価 関連論文の紹介と討議(ワークショップ形式)を行う |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
到達目標の達成度評価するために,学習態度20%,論文紹介60%,討論貢献度20%で総合的に評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書は使用しない。 関連文献等は適宜紹介するが,文献紹介は学術的・探求的な姿勢で真摯に行うこと。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
論文紹介については,明瞭に要約するほか,論評の視点も交えて報告すること。また,単一の論文だけではなく,関連研究にも目を向ける必要がある。 論文紹介と討議のためのプレゼンテーションもユーザビリティを考慮して行うことが求められる。 キーワード: ユーザ中心設計,ユーザインタフェース/ユーザビリティ,評価技法,サービス・インタフェース・システム |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 論文紹介は,日本語または英語によるものとする。 |