授業科目名(和文) [Course] |
人間支援システム学 |
授業科目名(英文) [Course] |
Human Support System Studies |
学部(研究科) [Faculty] |
情報系工学研究科 |
学科(専攻) [Department] |
システム工学専攻前期 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○五福 明夫 自室番号() |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
1・2年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
人間の活動を支援するシステムとして,特に,大規模プラントの運転や管理におけるヒューマンファクタについて,基本概念や最新の学術的知見を講義するとともに,人間支援システムに関する最新の研究を学生自らが調査して発表する. |
到達目標 [Learning Goal] |
1.大規模プラントの運転や管理におけるヒューマンファクタの観点からの問題点を理解する. 2.大規模プラントの運転や管理における問題点の解決策を考えることができる. 3.人間支援システムやヒューマンマシンインタフェースに関する最新の研究を理解する. |
履修上の注意 [Notes] |
前提条件とする科目はないが,ヒューマンファクタや人間支援システムに関する興味を持って,積極的な態度で受講すること. また,担当教員が非常勤であるために,基本的には隔週で2コマずつ講義を行う. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
第1回:講義の進め方,ヒューマンファクタについて 第2〜3回:原子力発電所の運転,管理(東京電力(株)福島第一発電所事故を例にして) 第4〜5回:ヒューマンファクタの原則(組織管理および集団作業) 第6〜7回:ヒューマンファクタの原則(教育の反映および教育訓練) 第8〜9回:ヒューマンファクタの原則(システム設計,タスク設計) 第10〜11回:ヒューマンファクタの原則(ヒューマンインタフェース設計) 第12〜13回:人間支援システムに関する最近の研究(1) 第14〜15回:人間支援システムに関する最近の研究(2) |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
1.講義回毎のレポート(合計6回):60% 2.人間支援システムにおける文献調査の発表および質疑応答:40% 3.授業欠席や遅刻,また,受講態度が悪い者に対しては,減点する. |
教科書 [Textbook] |
古田一雄 編著,ヒューマンファクター10の原則,日科技連,(2008),3,000円+税 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
大学院の講義であるから,受講生は「東京電力(株)福島第一発電所事故」の関連書籍や,「人間支援システム」,「ヒューマンインタフェース」,「ヒューマンファクタ」,「ヒューマンエラー」に関連した専門書を最低1冊は読破すること. |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 学会参加等で授業を欠席する場合には,タイトルを「人間支援システム学」として, gofuku-a@okayama-u.ac.jp まで事前に連絡すること. なお,欠席時の配布資料は友人にコピーさせてもらうこと. |