授業科目名(和文)
[Course]
大学で学ぶ <フレッシュマン特別講義>
授業科目名(英文)
[Course]
Studies at University <Freshman Special Lecture>
学部(研究科)
[Faculty]
共通教育/全学教育
学科(専攻)
[Department]
修学基礎 <大学でどう学ぶか>
オムニバス
[omnibus]
複数教員担当・オムニバス
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○吉原 直彦  自室番号(3606)、電子メール(yossie**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
前前期1単位
対象学生
[Eligible students]
1年次生(全学部)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
「大学で学ぶ」は全学部の新入生に対して、学長を初めとする本学内外の経験豊かな講師が「生きた素材」をもとに学問に出会い今日に至るまでの道のりや、大学で学習するうえで身につける必要のあるスキルの重要性などを、具体的に語る授業である。大学や地域社会で学ぶことや教養を身につけることの意義に始まり、学術情報の収集技法、情報リテラシー及び語学との関わり方など、新入生がこれから学びを通じてキャリアを築いていく上で必要な具体的テーマについて盛り込む。
到達目標
[Learning Goal]
・大学生として本学や地域社会で学ぶことの意義や将来展望の重要性について理解できる。
・学術情報の収集や情報リテラシー、語学など具体的なマナーやスキルを身につけるための心構えができる。
・学者や自治体首長などの、研究や仕事を通じた人生経験について、これを参考とすることができる。
・大学時代に身につけるべきジェネリックスキルの重要性について理解できる。
履修上の注意
[Notes]
・全ての授業において出席確認を行うとともに、レポート提出が課せられるため注意のこと。
・講義中は静粛に努めるとともに、集中力・傾聴力を高めること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1. 本学における教育目標について(辻 英明 学長)
  ・人間・自然・社会の関係性の追求により実学を創造する、本学の教育研究目標に沿って、「教養・グローバル・地域連携」に重点をおく、学長の考え方を理解し、これからの学修のあり方を考える。
2. 図書館の活用方法(山下広美教授 附属図書館長・田中智子 事務局図書班主事)
  ・大学における附属図書館の意義や機能および活用方法について理解し、今後の学修に図書館をどう役立てるかについて考える。
3. 全学講義「これからの企業・社会が求める人材像と大学への期待(仮)」(天羽 稔氏 (公社)経済同友会教育改革委員会 委員長、デュポン㈱ 名誉会長 *学外講師)
  ・これからのキャリア形成は在学中からいかに実社会と関わり、社会に通用する資質や適性を磨くかが問われる。企業・社会の現状や日本の大学生がおかれている立ち位置、課題を理解し、今後の自身のキャリア形成について考える。
4. ネットと上手にかかわる(但馬康宏准教授、國島丈生准教授)
  ・現実社会とネット社会の違いについて理解し、自らを守りかつその利便性を上手に扱う姿勢や方法について理解する。
5. 人間力(片岡聡一 氏 総社市長 *学外講師)
  ・実社会と向き合う原動力である人間力の育て方、姿勢のもち方について考える。
6. 今日からあなたの英語が変わる/健康で豊かな生活をおくるために(高橋幸子教授、南津佳広講師/髙戸仁郎教授、綾部誠也准教授)
  ・英語によるコミュニケーション力をつけるための要点について学び、本学の英語教育への臨み方について理解する。
  ・大学における健康・スポーツの意義について理解し、今後、健康的な生活を送るためのスポーツ施設の活用法について考える。
7. 教養と専門をつなぐ /ジェネリックスキルを培う(末岡浩治教授/吉原直彦教授)
  ・本学の教養科目のうち自然科学を中心に専門とのつなぎ方について理解する。
  ・キャリア形成に必要な社会人基礎力について学ぶとともに、最終週で実施するジェネリックスキル診断テストについてその意義を理解する。
8. ジェネリックスキル診断テスト PROG 実施(吉原直彦教授 *代表教員)
  ・社会人基礎力に関するテストを受験する。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
・出席状況および授業態度 30%(含む「図書館ガイダンス」への参加 *備考欄参照)
・提出レポートの状況・内容 70%
以上について総合評価するが、レポートが未提出の場合に大幅な減点を予定するので、注意のこと。
教科書
[Textbook]
・各授業で随時、視聴覚教材等により提示する。
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
本授業では単に大学生としての心構えやスキルを学ぶだけでなく、人間として成長する上での心構えやその多様なあり方について幅広く学ぶ。日頃から書物や自然に親しみ、人とのリアルなコミュニケーションを積極的に行うことで、授業内容が真の理解に至ると考える。本学の教育理念である人間・自然・社会の関係性の追求を念頭に、他者理解と自己認識の営みを継続していただきたい。
開講年度
[Year of the course]
28
備考 ・スケジュール2.の「図書館の活用方法」については、講義の復習として、別途日程が案内される「図書館ガイダンス」に参加することが求められています。成績に加味されるため注意のこと。
・最終週のジェネリックスキル診断テスト PROG の結果について、説明会(前期末に予定)が開催されるので、掲示等に注意し、必ず受講のこと。
・期間中(5/29)に開催される、学内教員による研究展示発表イベント「OPUフォーラム」への出席が成績に加味されるため注意のこと。