授業科目名(和文)
[Course]
福祉用具の活用技術と理論
授業科目名(英文)
[Course]
Application and Theory of Assistive Technologies
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
保健福祉学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○佐藤 ゆかり  自室番号(6611)、電子メール(satoyuka**fhw.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
2単位
対象学生
[Eligible students]
保健福祉学科 2年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
 高齢者や障害者の自立支援に、福祉用具の活用や生活環境の整備が不可欠な要素となっている。
 本科目では、①利用者特性を測る方法論について学ぶこと、②利用者特性やニーズに基づき既存の福祉用具や設備を評価する方法と方法論を学ぶこと、③ニーズに基づいた福祉用具の適用、④福祉用具や設備のデザイン(設計)と制作過程について学ぶことを通して、人間と福祉用具や環境の相互関係を考察する。
到達目標
[Learning Goal]
・高齢者や障害者の障害特性を知るための基礎知識を修得する。
・福祉用具・設備の利用者特性やニーズ、利用環境等から
 既存の福祉用具や設備を知ることと評価する力を養う。
・福祉用具を自らデザインすることで、生活支援と福祉用具の
 限界や可能性について考察する力を養う。
履修上の注意
[Notes]
・本科目は、講義であるが演習、実習的性格も有しているため、
 服装、履物等もそれに対応した軽快なものにする必要がある。
・解剖学、生理学、人間工学に関する基礎知識を必要とするので
 その学習を怠らないこと。
・福祉用具・機器等に関する文献、資料を調査する必要が
 あるので、その検索が実践できること。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.  導入
2.  福祉用具・設備概説Ⅰ
3. 福祉用具・設備概説Ⅱ
4.  福祉用具の対象者特性と評価Ⅰa(運動機能障害)
5. 福祉用具の対象者特性と評価Ⅰb(運動機能障害)
6.  福祉用具の対象者特性と評価Ⅱa(感覚機能障害)
7.  福祉用具の対象者特性と評価Ⅱb(感覚機能障害)
8.  福祉用具の対象者特性と評価Ⅲa(その他の障害)
9.  福祉用具の対象者特性と評価Ⅲb(その他の障害)
10.  福祉用具・設備の評価方法Ⅰ
11.  福祉用具・設備の評価方法Ⅱ
12. 福祉用具・設備評価の実践Ⅰ 
13.  福祉用具・設備評価の実践Ⅱ 
14.  福祉用具・設備デザインⅠ
15. 福祉用具・設備デザインⅡ・総括
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
試験成績(50%)、レポート(40%)、学習態度(10%)により総合的に評価する。
教科書
[Textbook]
教科書:各講義でプリントを配布する。英語教材も含まれるので辞書を用意すること。
参考書:
①「高齢者・障害者の福祉用具活用の実務」、福祉用具活用研究会 編著、第一法規
②「介護福祉士のための福祉用具活用論」、澤村誠志、中央法規
自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
・予習・復習テーマを指示するのでそれに沿って進めること。
・レポート作成においては必ず引用や参考資料を記入する必要がある。また、レポートは必要に応じて書き直しを指示する場合がある。
・関連図書を通読すること(指定する図書及び自主選択図書による)。
開講年度
[Year of the course]
27