授業科目名(和文)
[Course]
助産学実習Ⅱ
授業科目名(英文)
[Course]
Midwifery Practice Ⅱ
学部(研究科)
[Faculty]
保健福祉学部
学科(専攻)
[Department]
看護学科
単位数
[Point(Credit)]
5単位
対象学生
[Eligible students]
看護学科 4年次生
授業概略と目標
[Course description and Objects]
分娩期にある女性、胎児・新生児やその家族に対し、基礎的な助産ケアを提供できる能力を養うことをねらいとしている。分娩介助を中心に助産師として必要なアセスメント能力や分娩介助技術、助産師としての態度を段階的に習得していく。
到達目標
[Learning Goal]
1. 分娩期の経過診断ができ、産婦と胎児の健康に必要な援助ができる。
2. 根拠に基づいた判断・予測のもと、分娩各期の助産計画を立案し実施できる。
3. 正常分娩10例程度の介助から、分娩介助の基本的動作を習得できる。
4. 分娩2時間後までの褥婦の経過診断ができ、必要な援助ができる。
5. 出生直後の新生児期の経過診断ができ、必要な援助ができる。
6. 産婦が満足できる分娩期の支援について考察を深めることができる。
7. 家族間の心理的絆を育み、家族が満足できる分娩期の支援について考察を深めることができる。
8. 分娩期における助産師の責務と役割について考察を深めることができる。
履修上の注意
[Notes]
助産師課程履修者が履修すること。
原則として、全学教育科目の必要単位を満たし、看護学科における学部教育必須科目ならびに助産課程必須科目の単位認定がされている者が履修できる。
1人あたり10例程度の分娩介助に到達できない場合は、実習期間を延長する。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
分娩介助実習を行う。
実習の前には、実習施設別の分娩介助演習や助産課程の演習を、教員・臨地実習指導員と共に行う。
詳細は実習実施要綱を参照。
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
評価は実習記録のみでなく実習全体を通しての意欲・関心・態度を含め総合的に判断する。
教科書
[Textbook]
教科書:特になし。助産必修科目で使用した教科書。
参考書:適宜紹介する。
資料:今までの授業等で作成した助産過程の資料等。

自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
実習開始前に、助産技術の自己学習(演習)を助産実習室(6315)で繰り返し行なうことが重要である。
実習で経験した事例を基に学習を発展させ深めていくこと。
学生間で情報交換を密にし、他者の事例から学習を広げること。
開講年度
[Year of the course]
27
備考 受持ち産婦の分娩経過に合わせた実習であるため、実習時間が不規則になる場合がある。