授業科目名(和文)
[Course]
グラフィックデザイン実習Ⅱ
授業科目名(英文)
[Course]
Graphic Design Practice Ⅱ
学部(研究科)
[Faculty]
デザイン学部
学科(専攻)
[Department]
造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
[Principle Instructor(○)
and Instructors]
○野宮 謙吾  自室番号(3603)、電子メール(nomi**dgn.oka-pu.ac.jp)
西田 麻希子  自室番号(3604)、電子メール(macky**dgn.oka-pu.ac.jp)
※利用の際は,** を @に置き換えてください
単位数
[Point(Credit)]
3単位
対象学生
[Eligible students]
造形デザイン学科グラフィックデザインコース2年次生(平成24年度以前入学生)
授業概略と目標
[Course description and Objects]
前半は、公共空間での使用を想定したピクトグラムの制作を通して、視覚コミュニケーションにおけるグラフィックシンボルの造形性について学ぶ。(野宮)。
後半は、フライヤーの制作を通じて図・言語によるグラフィックの構成方法について学習し、メッセージを明確かつ魅力的に伝えることを目指す(西田)。
到達目標
[Learning Goal]
1. 技法とプロセスを理解し、計画的に制作することができる。
2. オリジナリティのあるアイデアを、造形や構成の手段により的確に視覚化することができる。
3. 作品発表を行うことで、プレゼンテーションの技能を高めることができる。
履修上の注意
[Notes]
・オムニバス形式とする。
・15コマ分については、別途集中授業等により補填する。
授業計画とスケジュール
[Course schedule]
1.オリエンテーション(野宮、西田)
 グラフィックシンボルの役割と機能:グラフィックシンボル概説(1) 機能、イメージ・ピクトグラムの役割
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」課題説明、資料収集
2.グラフィックシンボルの役割と機能:グラフィックシンボルの事例調査(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」現地取材による資料収集
3.グラフィックシンボルの役割と機能:グラフィックシンボル概説(2)歴史、成り立ち
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」企画、アイデア出し、アイデアチェック
4.グラフィックシンボルの役割と機能:ピクトグラムの造形性(1)形と意味の関係(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」制作(1)ピクトグラムのデザイン
5.グラフィックシンボルの役割と機能:ピクトグラムの造形性(2)視認性、規格(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」制作(2)ピクトグラムのデザイン、仮レイアウト・データ提出
6.グラフィックシンボルの役割と機能:シンボルマークとロゴタイプ(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」中間発表、制作(3)タイトルロゴのデザイン
7.グラフィックシンボルの役割と機能:サイン、VIへの展開(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」制作(4)レイアウト、出力
8.グラフィックシンボルの役割と機能:ダイヤグラムへの展開(野宮)
 課題1「公共空間におけるピクトグラム」プレゼンテーションと講評/課題2 フライヤー課題説明、資料収集
9.グラフィックデザイン基礎:ビジュアルの発想、ビジュアルと言葉の関係(西田)
 課題2 アイデア出し、チェック
10.グラフィックデザイン基礎:構図、アングル、フレーミング他(西田)
 課題2 アイデア決定、仕上げまでのプロセス確認
11.グラフィックデザイン基礎:レイアウト基礎(1)レイアウトと印象(西田)
 課題2 制作(1)掲載情報の整理、ビジュアルの制作
12.グラフィックデザイン基礎:レイアウト基礎(2)わかりやすさ(西田)
 課題2 制作(2)ビジュアルの制作
13.グラフィックデザイン基礎:レイアウト基礎(3)日本語組版の基礎(西田)
 課題2 制作(3)レイアウト
14.グラフィックデザイン基礎:DTP基礎(1)データ制作の基礎知識(西田)
 課題2 制作(4)修正、仕上げ、出力
15.グラフィックデザイン基礎:DTP基礎(2)印刷、加工の基礎知識(西田)
 課題2 発表と講評
成績評価方法と基準
[Grading policy (Evaluation)]
提出作品、作品発表及び出席状況を含む授業態度により総合的に評価する。
・提出作品,作品発表  80%
・授業態度(含む出席状況) 20%
なお評価対象は、出席率が前後半ともに2/3以上の者に限る。
教科書
[Textbook]
教科書:プリント等を使用する。
参考書:太田幸夫,「ピクトグラム[絵文字]デザイン」,柏書房,1993 他(野宮)

自主学習ガイド及び
キーワード
[Self learning]
日常より、課題に関する既存の作品に着目し、資料収集に努めること。
開講年度
[Year of the course]
27
備考 特になし。